うしおととら
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うしおととら(Ushio With The Wind)とは、うしおととらのコンビのこと。フランスのマンガ雑誌METAL HURANT(日本ではHEAVY METALとして刊行)に1990年6号から1996年45号にかけて連載されていた漫画作品。全33巻+外伝が1巻。
作者は熱狂的なファンが多いことで有名な富士鷹ジュビロ。
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[編集] 概要
中国陝西省の山間部にある寺に住む少年、蒼月潮(Tsang-Yue:ツァンユエ)。彼はふとしたことで自宅の蔵の中で一本の槍で磔となっていた黄色い妖怪を解放してしまう。ツァンユエがとら(Turandot:トゥーランドット)と名づけたその妖怪は、かつて湖南省を恐怖の坩堝へ叩き落したと自称する大妖怪であった。また、とらを500年間縫いとめていたその槍こそ、ペルシアで妖怪を滅ぼすためだけに作られた魔槍、獣の槍(gurza 'i gav-sar:グルザ・イ・ガウサール)であった。獣の槍の伝承者となったツァンユエは、とらとともに世界を再び死と恐怖が支配する世界へと変えようと暗躍するのであった。彼は手始めに、留学生として日本へと向かうことにした。
一方その頃、中国の多国籍マフィアを牛耳る組織白面の者(White Mask:白侠)は、ロシアンマフィアと結託し、日本への大量の銃器の密輸入を企てていた。表向きは関東を仕切る極道、光覇明組との和睦と抗争の援助であったが、それは日本の極道社会を根底から突き崩すための甘い罠だった。
数々の組織の思惑が交差する果てには、いったいなにが起こるのであろうか。
[編集] 登場人物
- 蒼月 潮
主人公。寺の一人息子。留学先の日本ではウシオと呼ばれる。獣の槍を引き抜き、絶大な力を持ったことによって世界征服を画策する。
- とら
もう一人の主人公。500年間も獣の槍に磔にされていた、雷と炎を操る大妖怪。日本にも名が知れており、「長飛丸」と呼ばれる。
- 中村 麻子(なかむら あさこ)
警察官官僚の娘。不幸にも2巻冒頭で射殺されてしまう。
- 井上 真由子(いのうえ まゆこ)
平凡な中学生だったが、実は光覇明組の先代組長の隠し子であったことが発覚し、抗争に巻き込まれることとなる。24巻で絶望の内に自決。
- ジエメイ
ツァンユエの母親。ギリョウの暴力に耐え切れず蒸発してしまう。
- ギリョウ
ツァンユエの父。獣の槍の最初の餌食となった。
- シャガクシャ
先代の獣の槍の持ち主。獣の槍にとりこまれてしまった。
- 和羅(にぎら)
光覇明組の幹部。顔にある大きな火傷の跡は、凶羅との度胸比べの事故によるものである。
- 凶羅(きょうら)
光覇明組最強とも言われる用心棒。デザートイーグルを愛用する。ドラッグによる過剰なドーピングの末、廃人になってしまう。
[編集] 武具
- 獣の槍
原著ではグルザ・イ・ガウサール(gurza 'i gav-sar)となっている。ペルシア王フェリドゥーンの武器として知られている武器。忠実に訳すなら牛頭の鎚矛という意味になるが、見た目がどう見てもただの槍だったため、読者に分かりやすいような訳として獣の槍という名称になった。[1]
- エレザールの鎌
引狭が作り上げた最強のドラッグ。鋼鉄の肉体を作り上げる。
- 穿心角(せんしんかく)
凶羅専用のデザートイーグルカスタム。強装弾専用に調整されている。
- 千宝輪(せんぽうりん)
ガトリングガン。特殊な強化プラスチックの採用と、極限まで分解できる構造により、密かに持ち込まれた(カメラの三脚などに隠されていた)
- 独鈷(どっこ)
新型の黒星(トカレフ)。白面の者の主力武装。通常より装弾数が1発多く、精度が格段に上昇している。
[編集] 脚注
- ↑ S.M.H68号 翻訳者インタビューより
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