くまぇり
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
~ くまぇり について、オスカー・ワイルド
くまぇりは、「日本放火師列伝」にも記載される現代日本を代表する放火師の一人。江戸時代の八百屋お七、昭和時代に金閣寺を燃やした林承賢とならぶ日本三大放火師の一人。
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[編集] くまぇりの素顔
そもそも「くまぇり」とは、タレント熊田曜子に容姿が似ていると思い込んだ、長野県在住の平田恵里香(現在公判中の容疑者につき仮名)のハンドル・ネームである。熊田曜子の「くま」に自分の名前の「えり」を合成したものであるが、「え」が何故「ぇ」の表記なのかは定かではない。長野方言では「え」の音が弱アクセントだと言う指摘もあるが、信憑性は薄い。 時東ぁみと同じく、字の大きさを正しく認識できない脳の病気との説もある
アイドルに憧れながら、東京の芸能プロダクションに縁もコネもなかったくまぇりは、先にネット・アイドルになるのが早道であると考え、熱心に自分のブログにあることないこと書き込んでいた。さして文才があるわけではなかったが、それでも欠かさずに更新する彼女のブログはやがて一部の熱心なファンをひきつけるようになったのである。「くまぇり、ハァ、ハァ…」とか「くまぇりたん、萌えぇ~」といったコメントは、どう見てもオタクのブログ・ウォッチャーの書き込みにしか見えないが、それでも芸能界をはるかに夢見るくまぇりには些細なことに過ぎなかったのである。そしてこの「萌え」が「燃え」になるまでそう時間は掛からなかった模様である。
[編集] 炎上するブログ
くまぇりはその功を焦るあまり、しだいにブログでもどうかなと思われる行為を2006年頃からブログで公開し始めた。例えば、自分の裸身、特に胸の辺りの写真を晒すとか、タトゥーを入れた肌を見せるとかがその行為である。しかしこれ位ならどこのブログでもあり得ることである。まだまだアイドルの道は遠い。
くまぇりはその方向性を変えた。自分が住んでいた諏訪市近辺の、火事現場の詳細なルポを書き込むようになったのである。日本全国どこへ行っても野次馬は尽きない。家屋が赤々と炎に包まれ煌々と燃えるリアルな写真は、一躍ネット界の話題となり、「火事場のルポならくまぇり」との高評価を得たのである。
しかし、よく考えるとなぜ諏訪市の火事現場にちょうどタイミングよくくまぇりがいるのか、しばらくは誰もそのことを指摘しなかった。しかし一件や二件にとどまらず、連続して起きた火事現場を背景に、にっこりと微笑んでピースして映っているくまぇりの写真はどう考えても不自然である。
やがて調子に乗ったくまぇりが、「火事大好き」とか、「くまぇりは「燃え」です」とか、「あなたのハートに火をつけたい」とかロクでもないことをコメントとして寄せるようになり、あわせて自宅の庭でキャンプファイヤーして「燃えろよ、燃えろ、炎よ燃えろ」と歌ったり、ファイヤーダンスやったり、火吹きのパフォーマンス、護摩焚きや火渡りの行、火の輪くぐりしたりする写真を掲載したものだから、多くのブログ・ウォッチャーも引きまくり、「あいつが火事起こしてんじゃないの」という疑惑が持ち上がるや、くまぇりのブログはすわっという間に炎上してしまったのである。
[編集] 逮捕されたくまぇり
結局のところ、この一連のブログの不自然な動きを警察が知ることとなり、2006年7月10日にくまぇりは逮捕された。彼女の望むのとは違う形でありながら、ここでくまぇりの名は全国に知れ渡ったのである。彼女がライバル心をむき出しにしたタレントの熊田曜子さんは、7月16日放送のTBS系列「アッコにおまかせ!」で「めっちゃ迷惑ですよ!」とコメントした。のみならず、「さっさと火あぶり、さっさと火あぶり、さっさと死刑にしてやってください」と続けようとしたところ、テレビ局の意向でCMが突如入れられたのも、よく知られたエピソードである。
かくして偽アイドル・くまぇりが、関わった放火は9件に及び、彼女の通った中学校などが標的とされた。特に学校のに関しては、彼女がいじめをうけた復讐として火をつけたとの情報もあり、これが流布されるに及んで、いじめが一向に減らない日本の抑圧教育の犠牲者・殉教者として、くまぇりを聖女の如く持ち上げるカルト的な一派もネット上に生み出され、くまぇりは別の意味でネット・アイドルに返り咲いたのである。しかし「くまぇりは潔白だ、火なんかつけてない!」というマニアの声はやはり少数のようだ。
2007年4月9日に長野地裁松本支部は懲役10年を言い渡した。被告側は控訴しなかったためそのまま確定した。
放火はどんな放火であれ微罪では済まされない。この件についてくまぇりは、雑誌『創』に宛てた書簡の中で、「一番楽しみたい20代を刑務所で…人生終わった、本当に人生\(^o^)/オワタ」と、あまり反省したようには見えないコメントを寄せている。