もと子ちゃんのワンダーキッチン

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もと子ちゃんのワンダーキッチン (- こ -) とは、味の素マヨネーズの懸賞で当たるスーパーファミコンのワンダーなゲームソフト。発売日は1999年11月1日、某サイトでのジャンルはアクション[1]とされているが、アドベンチャーなので間違えないように。

概要[編集]

タイトル画面、主人公のようだが…

このゲームの発売日である1999年11月01日というのは、スーパーファミコン末期にして最終タイトル「メタルスレイダーグローリー[2]が発売される約1年前である。1999年に発売された著名なソフトは無いに等しく、辛うじて同年扱いできそうなファイアーエムブレム トラキア776も実はROMの発売自体は2000年の出来事であって1999年はローソンでの書き換え(いわゆるニンテンドウパワー)での販売だった。そんな中流星の如く現れた新作ソフトは任天堂でもナムコでもない、味の素が懸賞品として開発したのがこの「もと子ちゃんのワンダーキッチン」である。

中身はバリバリの宣伝だらけのため、ゲームそのものが味の素の広告と言っても過言では無い。ゲーム内容は主人公であるもと子ちゃんの料理メモと食材を発見するというものなのだが、ことごとくマヨネーズが関わってくるためマヨネーズが嫌いな人間は遊ばない方が無難である。明らかにマヨネーズが不要そうな料理でもマヨネーズを使用、それも「味の素のマヨネーズ」を押してくるためキューピッドの方では代用できない。

味の素からの刺客[編集]

味の素にこんなキャラがいただろうか…?

プレイステーション2Xboxなどが主流となった世代以降では基本的に「ゲームとはゲーム会社が作るもの」という認識が一般的であるが、スーパーファミコンファミリーコンピュータが席巻していた時代の事情は異なる。当時でも任天堂やカプコンなど現代でも超大手の企業が手がけるゲームは数多く存在したが、悪名高いバグゲー「神聖紀オデッセリア」や「ゴルゴ13 第一章神々の黄昏」を発売したビッグ東海(現:株式会社TOKAIコミュニケーションズ)は通信系の企業であったし、ホビー類で有名なツクダオリジナルエポックなどもゲームを出していた時代である。そんな中でも通信系の会社ですらない食品企業がゲームを出すということはさすがに異例に近い出来事であり、事情通の度肝をそれなりに抜いた。[3]まぁそもそも事情通でもなければこんなゲームを知る事は無いし、どういうわけか懸賞に応募した両親か、何か誤って遊んでしまった子どもくらいしか基本的に知る事の無いゲームソフトである。いや、知らなくて良いのだが。ちなみに流通の少ないゲームとしては非常に珍しく、中古ショップで3000円も出せば購入できる。それだけ世間に望まれていないという事なのだろう。

懸賞[編集]

この懸賞が行われた時期は丁度芸人のなすびが「電波少年的懸賞生活」で活躍してから約半年ほどのちの話であり、懸賞ブームとは若干ずれが生じている。その中でも味の素の懸賞に、それも怪しいゲームソフトを狙って大量の懸賞を応募する人がいるはずもなく、流通数はそれほど多くない。だが、何故かそれなりの数が中古ショップで出回っていたりする。これがどういう意味かは察して欲しいところであるが、要するに物好き以外は皆売っぱらったという事であり、非売品のくせにプレミアが付いていないのだから売る方が賢かったのは確かである。

キャラクター[編集]

これが正式なイメージキャラクター「アジパンダ」

味の素にも他の企業と同じくイメージキャラクターが存在し、その名をもと子…ではなくアジパンダという。じゃあもと子って誰なんだよ!佐藤製薬のサトちゃんと同じくらいには有名なアジパンダであるが、一方もと子はというとそもそも「もと子ちゃんのワンダーキッチン」にしか登場しないキャラクターである。何故アジパンダにやらせなかったのか。仮にこのゲームがニンテンドーDSで発売されようものならば、もと子ちゃんは萌えキャラ的キャラクターデザインになったかもしれないが、スーパーファミコン時代は幸か不幸かお堅い時代であった。

もちろんキャラクターはもと子の他にも存在する。祖父と思われるもとじろー、何故かロケットのように飛び去るマヨネーズ、食材を盗むドワーフもどき、オセロを強要する寝たきり魔女…実にメルヘンチックにしてファンタスティック、実際にプレイすれば分かるが恐らくこいつらは全て何か邪悪な力によって生まれたに違いない。パッと見では夢の国だが中身は気の狂いそうな狂気の世界である。しいたけは海を泳ぎウィンナー妖精になる、とてもファンタジー…いや違う、これは絶対に常人が知っているファンタジーとは違う。これは狂気の沙汰と呼ばれるものである。

しかしこれだけファンシーな路線でありながら、せっかく主人公が幼女的な何かであるのにロリコンどもですらも食指が動かないというのは少々驚きであり、一時期はその界隈を席巻したクッキンアイドル アイ!マイ!まいん!よりも先に放映されていたひとりでできるもん!という下地がありながらどうしてこうなってしまったのかスタッフに小一時間問い詰めたいところである。上手くすればキャラクター次第では一定層を巻き込むことができただろうに、味の素は勿体無いことをした。これでデザインがCLAMPあたりであれば希少価値が生まれたのだろうが、全ては後の祭りである。

ゲームの目的[編集]

このゲームの目的はゲーム内を探検し、もと子ちゃんのメモと料理に使う食材を集める事、またそれを調理する事である。ゲームは画面内のカーソルによって進める形式であり、MEGA-CDで発売されたSWITCHやプレイステーションなどで発売しているReturn to Zorkなど一部のゾークシリーズで使用されているものに近い。一見ただの知育ゲームような風貌をしたゲームなのだが、いざ遊んでみるとそこいらのゲームとは格が違う事に気づくだろう、悪い意味で。とち狂った人間が考えたとしか思えないようなギミックの数々、あらゆる料理にマヨネーズをぶち込むマヨネーズ至上主義、特に盛り上がる事の無い料理パート。

実はこのゲーム、一番面白い部分が魔女と対戦できるオセロであるというのが正直なところである。しかし、オセロをやるなら同じスーパーファミコンでもっと面白いオセロワールドが発売されているし、食材と戯れたいのであればファミリーコンピュータのサラダの国のトマト姫をやった方が圧倒的に建設的である、親子で遊べて精神的にも害が無い。

このように不可思議な雰囲気の中、食すことができるかも分からない食材をマヨネーズまみれにすることがこのゲームの目的なのである、あぁなんと脅威にして驚愕のキッチンであろうか!ワンダーなら何でも許されると思うなよ。

脚注[編集]

  1. ^ PLAY-ASIA.COMによるレビューページ そんなジャンルなはずが無いだろう!
  2. ^ ディレクターズカット版
  3. ^ 当時はかなり混沌としており、味の素のゲームというだけでは驚愕に値したかと言われるとそうでもなかった。が、珍しいのは確かである。

関連項目[編集]


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本項は第29回執筆コンテストに出品されました。