ゆめにっき (テレビアニメ)
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
ゆめにっきは、ききやま氏制作の同名のフリーゲーム『ゆめにっき』を原作としたテレビアニメ作品。2009年3月から8月までMBS・TBS系で放送された。
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[編集] 作品概要
本作は2009年3月から8月にかけて「日曜午後五」枠にて放送された。
放送開始直前までも「奇妙なアニメ」としてある程度は取り上げられたものの、放送枠の関係で「BLOOD+」と同ジャンルのような扱いをされることが多く、それほどに突飛した存在ではなかった。
しかし放送開始後、その存在は一気に注目の的となった。
アニメとしてのクオリティは勿論、その内容と構成は深夜枠ですら危険だったであろうものでニュースにすらなった(元々の原作ゲームファンも「OVAならまだしも・・・」と困惑を覚えていたという)
放送開始前によく関連付けられていた「BLOOD+」とは、もはや完全に「分野もジャンルも別次元」と言われ、皮肉を込めて「BLOOD-(ブラッドマイナス)」「精神的BLOODbath」とも言われた。
放送開始後は話題と脚光を浴びたが、放送中盤には放送3時間前から放送中止を求める抗議の電話がかかってきたこともあったという。しかし製作資金の7割以上を提供していた「奈良グループ」「NASU」は本作の放送続行を強く支持し、強力にバックアップした。また残り3割を提供していた企業の一つ「TOMOYUKIエンタープライス」も「“ブロンド(エフェクトのひとつ)”の一定以上のアニメ内使用」を条件に、資金提供の継続を発表した。
その反面、社のイメージダウンを恐れ、「パッションフーズ」を始め、多くの企業が提供を打ち切った。
そのため5話と6話での提供表示の変貌ぶりは、アニメ界での逸話となっている(10社ほどあった提供が3社だけとなったため)
[編集] 作品的特徴
- 精神的にも写生的にも様々な意味で「精神的ブラクラ」だったとネット上で騒がれるほど、様々な演出、効果に至るまで“特殊な工夫”がされている。
- 声優の名前がエンドロールを始め一切公開されておらず、全キャラクタの声が、素人のものなのか声優の声のものなのか分かっていない。
- ほとんどの設定や物語の背景が謎、もしくは不確定であり、ラストまで見てもほとんどの謎は謎のままか、不確定なままという作品になっている。
- 実は「蟲師」のようにほとんどCGを使われていない。しかし完成度の高さや演出によって、どこがCGでどこがCG不使用なのかは、専門家でも意見が分かれるシーンが多々存在する。例によって公式説明は一切ない。
- OP及びEDが放送地域ごとに異なり、また各話ごとにそれがシャッフルされて放送されるという前代未聞の形式をとった。分かりやすく説明すると、毎週のOP・EDが前回の放送とはまったく別のOP・EDが流れることもあれば、OP、もしくはEDのみが変わっていたり、あるいはどちらも前回と変わらなかったりといった様子であった。しかもそれは、例えば先週に大阪で放送されたOPが次の週に東京での放送のOPとして使われるといった地域別の使いまわしであることもあれば、一部地域だけで一度使われただけのOP・EDもあるなど、まさにランダムで法則性が非常につかみずらいものであった。そのため最初何のアニメか分からずOPを見続け、本編が始まってからようやく「ゆめにっき」であることに気づく視聴者が続出、ニュースとして新聞にすら取り上げられた。
ちなみにそのあまりにランダムなOP・EDの放送形式から、一体いくつのバージョンが存在するのか、正確にはほとんど分かっていない。しかも放送地域区分が不明あるため、どこかの地域で一度だけ放送されたもの等がいくつか存在しても、それを発見すること非常に困難である。 現在でも、希に新しいバージョンが見つかったと、ネット上の動画サイトで騒がれることがある(本物かどうかは不明)
[編集] 放送背景
実は本来、この枠には前番組である「ガンダム00」の引継ぎ的な形として「ガンダム00+」というアニメが制作されていたのだが、制作を行っていたメインスタッフ(監督も含めて)が全員が失踪してしまい、コンテはおろか脚本すら無い状態で制作は完全にストップ、急遽別のアニメを制作しなければならなくなってしまった。
そのため制作を行っていた狂都アニメーションは大混乱となった(「ガンダム00+」の制作は「サンライズ」ではなく「狂都アニメーション」が行っていた)その時持ち出されたのが「ゆめにっき」の企画だったという。
元々ボツ企画として資料室で眠っていた企画であったが、その完成度と、なによりその進行段階から候補に挙げられたという。
なんとボツ企画であったにも関わらず、脚本、絵コンテは9割以上完成しており、原画や動画も6割、更に色が塗られているものもあったため、アニメ企画の状態としてはまさに神の救いのような企画だった。
しかしその内容は、むしろなぜここまで制作が進行できたのかと思えるくらい異端であり危険なものだった。
スタッフは他にもいくつか候補を探したが、結局放送までの期間と完成度、そしてクオリティも一定水準より高いことから、「ゆめにっき」の正式な制作を決定した。
この時、放送までわずか3週間を切っており、業界では「悪魔の選択」とさえ囁かれた。
[編集] 制作スタッフについて
企画段階での「ゆめにっき」は、監督を始めとしたメインスタッフが一切不明であった。
ほぼ完成された脚本や絵コンテ、原画や設定資料以外には一切の資料も無く、制作された期間すらはっきりしてはいない。
その理由は、「狂都アニメーション」の前身であった「ウボァニメフィルムス」時代に作られた企画であったことと、会社が現在の「株式会社狂都アニメーション」になった際、大規模な人事異動が行われ、またその時多くのアニメーターが退社、独立したことで、ボツ企画の制作スタッフの判明はほぼ不可能であったことが挙げられる。
しかし実際、制作に関わった人間が完全に忘れているとは思えず、あえて内密にしているのではという説もある。
[編集] 放送終了後の「ゆめにっき」
放送終了後は、最終回の衝撃もあいまって、更に話題となった。
しかしテレビ局側は「再放送の永久禁止」を狂都アニメーション側に言い渡し、狂都アニメーション自体も、今後の「ゆめにっき」関連の商品・及び企画の制作を一切しないと発表した。
DVD・ビデオは生産・発売が禁止され、また再放送も一切されておらず、マスターテープは「狂都アニメーション」が保管、社外持ち出し禁止としている。
そのため、現在「ゆめにっき」を視聴するには、個人の録画したものか、あるいはインターネット上の動画サイト等を観るといった方法でしか、視聴できない。
[編集] あらすじ
基本的には原作ゲームである「ゆめにっき」をベースにしているものの、原作自体がストーリー自体謎であり、それを更にアニメ版では複雑にし難解にしているため、全話を通してもこれと呼べるストーリーは説明できない。
主人公である少女窓付き(本名であるかは不明)が、マンションの一室で生活しつつ、夢の世界をさまようというのが大まかな内容であるが、窓付きがはたしてさまよっているのか、それとも夢の世界を最初から全て把握しているのかすらわからない。
またリアルタイムで見た人間以外ほとんど観ることができないアニメであるため、意見も全く別れた形となっている。
[編集] 登場人物
- 窓付き
- 本作の主人公。本名であるかは不明。現実世界と夢の世界を行き来する。コスプレ好き。
- 夢の世界の住人達
- アニメ版では名前が決まっていないため、ゲーム版での名前や愛称で呼ばれることが多い(詳しくはゲーム版「ゆめにっき」を参照)
[編集] スタッフ
- 監督:黒根和樹
- シリーズ構成:黒根和樹
- 美術監督:田村せいき
- 色彩設計:石田奈央美
- 撮影監督:田中淑子
- 音響監督:鶴岡陽太
- 音楽:菅野よう子
- アニメーション制作:狂都アニメーション
- 製作:ゆめにっき製作委員会(奈良エンタテインメント、NASU、TOMOYUKIエンタープライス)
[編集] サブタイトル
- ぷろろーぐ
- 1にちめ
- 2にちめ
- 3にちめ
- 4にちめ
- 5にちめ
- 6にちめ
- 7にちめ
- 8にちめ
- 9にちめ
- 10にちめ
- 11にちめ
- 12にちめ
- 13にちめ
- 14にちめ