アトランチスの謎

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アトランチスの謎(-なぞ)はサン電子が発売したゲームソフトである。悠久の時空を越えて様々なエピソードの連なるサン電子サーガのエピソード7であり、エピソード6であるいっきの続編に当たる近未来を舞台にしたストーリーである。原作はH・P・ラブクラフト、正式名称は『よみがえる帝国(-ていこく) アトランチスの謎(-なぞ)』。

ストーリー[編集]

戦争によって地球が荒廃した近未来、それでも人類は再び立ち上がりかつての栄光を取り戻すべく文明を育んでいた。主人公であるウィン考古学部の研究員として偉大な考古学者にして兵器学・物理学などの権威でもある親愛なる師匠ゴン・ヴェイ教授)と日々フィールドワークと文献の研究にいそしんでいた。彼らの研究は失われた文明、すなわち核戦争以前の時代の文明と文明崩壊の謎を解き明かす事である。

彼らが研究対象にしていたものは旧時代のとある遺跡である。世界を崩壊させた戦争を起こしたその島は伝説アトランティス大陸になぞらえられ、学者達にアトランチスと呼ばれていた。そしてその眠る遺跡を調査に向かった師匠が突如消息を絶ったのである。

学会や大学政府の要請を受け、その島に関する研究の全てを取りやめる通告を行い、島は軍により厳重に封鎖される事となった。若き考古学者ウィンはその事に不満を持ちながらも師匠のに私物の整理に向かう。そこには師匠の残したウィン宛の一通の手紙と大きな箱が残されていた。「自分はこの時代の人間ではなく、過去の時代から来た人間である事」「この島には核戦争を引き起こした原因となる人工知能と地球を再度焼き尽くせる量の核兵器が眠る事」「自分はどうしてもこの島に行かなければならない。帰ってこれないかもしれないが後の事は任せるという事」の三点が書かれていた。また脇に置かれた箱には物理学者でもある師匠がひそかに開発した超小型の爆弾であるエテルナル・ダイナマイト「ボン(BOM、BlastOrganizerMaterial、爆破形成体物質の略称)」が残されていた。

数日後、島を監視する軍の隙をついてひとつの気球が島に向かった事を知るものはいない…ウィンは尊敬する師匠を救い出すために島に向かった。しかし雲ひとつない上空で突如気球がトラブルが起こす。アトランチスの地表へ投げ出されたウィンを尻目に空へ飛び去っていく……まるでウィンと師匠の逃れられない運命を示唆するように……もう後戻りする事は出来ない……こうして呪われた島での孤独で絶望的な冒険が始まるのである。

概要[編集]

上陸したウィンを操作し、全部で100(以上)のエリアに分かれる島のあちこちを探検し、アトランチスの謎を解き明かして師匠を救出する事が目的である。主人公ウィンは考古学者でありながらインターカレッジで優勝するほどの身体能力の持ち主であるので危険なアトランチスを探索するのに十分な脚力を持っているが、所詮人間であり島に潜む狂気の果てに生まれた異形の生物やいまだ侵入者を排除すべく働く防衛システムに攻撃されたらひとたまりもない。ウィンには二つの切り札があり、それを活用しなければ島を探索する事はままならない。

一つは師匠の遺した超小型爆弾のボンである。これは重力と慣性に働きかける強烈な衝撃波を生み出す新型の爆弾であるが、爆風の範囲が極めて小さいという特徴を持つ。ウィンはこの爆弾を用いて島の深部へと続く扉を破壊したり、異形の魔物を撃退する。爆風はきわめて小さいが直接この爆風を喰らうとウィンは即死してしまうため、取り扱いには気をつけねばならない。

もうひとつはアトランチスに遺された旧時代のパワープレートである。これはアトランチス文明がかつて作り上げた超兵士を育成するための補助装置であり、八種類存在する。これらは所持するだけでその効力が所有者に与えられ、冒険の中で様々な面で役に立つ。

アトランチスは地形が地殻変動により自由な移動に困難となっているため、ウィンはエリア間の移動に旧世紀のワープ装置を用いなくてはならない。このワープ装置にはプロテクトがかけられている場合が多く、この場合はボンで爆破しその扉を開けなくてはいけない。

登場人物[編集]

ウィン
アングロサクソン系の血を引く主人公。2245年生まれで裕福な家庭に育った責任感と正義感の強い青年。アーカムシティ出身で、ミスカトニック大学に通っていた学生であった。師匠であるゴン・ヴェイとは大学で知り合い、師匠のどこか謎めいた経歴に引かれ、師匠の考古学部に研究員として入る事になる。
ゴン・ヴェイ教授(師匠)
ミスカトニック大学考古学部の教授で東洋系の人物である。学会に様々な斬新で画期的な論文を発表していた優秀な学者である。その経歴は謎に満ちているが、その正体は時間移動を行い未来に転移してきたごんべ(サン電子サーガエピソード6「いっき」の主人公)であり、かつて圧政をしいた悪代官に対していっきを行った江戸時代の伝説的な人物である。いっきは成功し悪代官を殺害して農民達の英雄になったものの、幕府から首謀者として追っ手をかけられ山中を彷徨い、そして偶然発見した時空の狭間に迷い込み未来にやってきた。その後、数奇な運命と本人の必死の努力によって大学の教授まで上り詰めた。好物はおにぎりで、竹槍と鎌の扱いにかけては達人級であり、フル装備の軍人と戦っても負けない。
アトランチスに向かった本当の理由はアトランチスがかつての自分の故郷であり、その故郷が再度世界を破滅させる危機をはらんでいた事を見逃せなかったためである。島の最深部、ザヴィーラの安置してある中央管制室跡にまでたどり着くもコンピュータを停止させるには至らず、防衛システムの手によって石化させられている。
バタバット
コウモリ。上空から危険物(グアノが肥料として珍重される)を投下する。
ヴォンチャー
タニシの一種でサングラスをかけている。爆弾の気配を感じると殻に閉じこもる
ギラン
プクプクみたいなもの。
ガイボーン
アトランチスのある南方で玉砕した旧日本軍のなれの果て。崖っぷちで「天皇陛下バンザーイ」と叫んで飛び降りる。
ダギーラ
エジプトの王族か太平洋戦争の傷痍軍人かは不明。包帯ぐるぐる巻きで襲ってくる。生への執念が強いせいか耐久力は高い。
宝箱
「なんと たからばこは ミミックだった!!!」
アトランチス
悪魔超人の一人。上野不忍池に棲んでおり、ロビンマスクと対戦して勝利。ザヴィーラの僕(しもべ)「ザバーン」として君臨。キン肉マンの代わりに魚を吐き出す。
ザヴィーラ
「ブラックホールへ落ちるのはお前の方だ」。正体はド○カン。
気球
エンディングの1st Zoneで手に入る。しかし飛ばす手段は一切無い。飛ばすには服を燃料にするしかない(但し無事に日本に戻れるにはしずかちゃん同伴)。

設定[編集]

アトランチス帝国[編集]

かつて日本と呼ばれた島に存在した軍事国家(説明書には大西洋と書いてあるがもちろん太平洋の誤植である)であり、世界が破滅する原因を作ったである。軍事用超コンピュータゼム・ズロ・ザヴィーラ」により支配され、住民の間では邪神崇拝が蔓延していた。ザヴィーラは突如世界の破滅を起こす命令を下し、世界に対して全面戦争を起こす。戦局は終始アトランチス帝国が有利に動き世界は核兵器により破滅一歩手前に陥ったが、あるとき忽然とアトランチスの人間は姿を消してそのすべてのシステムが停止したと伝えられる。

島には数々の超文明が遺されている。ザヴィーラも活発な情報処理を止めただけでそのエネルギー源であるダイヤモンド輝くトラヘゾペドロン)と呼ばれるエネルギー結晶体も残され、島の防衛システムもいまだ稼動している。アトランチスは島全体に特殊なシステムが張り巡らされているため、中に耐性を持たない生命体が侵入すると一定時間でそれを殺す石化光線放射装置(通称、時間切れ。師匠を石化した正体もこれ。)が動く。島の内部はアトランチス滅亡時に起こった地殻変動で地形は複雑に入り組んでいる。そして生物実験の結果生まれた異形の生物達(邪教崇拝の結果生まれた化け物とも)もうろついており、極めて危険なため世界崩壊後は正式な調査が行われなかった(正確には幾度か調査隊が派遣されているが、その殆どが行方不明や惨殺された死体で発見されるという結末を迎えている。わずかに生還したものは全て精神を破壊されていた。)。

なおザヴィーラは師匠が失踪する数日前に反応があり、再びこの島全体が動き出したのではないかという報告がある。

パワープレート[編集]

アトランチス各地に残された謎のプレートだが、その正体は超人兵士を作り上げるための装置でそれぞれにコードネームがつけられており、全部で八種類ある。それぞれにアトランチスの超文明が秘められており、所有者のその力を与える。

電球

高性能のノクトスコープだが出力が不足しており、ボン爆破の衝撃で一瞬稼動する。松下電工製。

重力干渉装置。島の中に浮いている特殊な(科学物質によって作られた鳩サブレ状の物体)に乗る事が可能。

時計

時空間干渉装置。いつも3時。前述の石化光線放射装置の発動を遅らせる。

所有者を不死身にする装置。元は不死身の兵士を作り上げるために非人道的な人体実験の結果作り出されたもので、ザヴィーラの攻撃すら無効化するという重要なアイテム。ただし落下時やボンの衝撃、時間切れの石化光線放射装置には効かない。マ○オのように点滅しない。

マイク

音波発射装置。叫ぶ事で特殊な音波を発射し、島の中のモノの動きを遅くする。

S

新型エテルナル。ボンの衝撃波で周囲の敵すべてを攻撃できる。

兵士育成装置。矢印の上マークだが、これは天を表す。ある行動をする事で学習装置から経験を得られる。

2

同じく新兵学習装置。新兵が得られる経験を二倍にする。にばいにばーい(by 高見山)。

島の概要[編集]

島は様々な脅威と危険、そして狂気に満ちている。代表的なものは42th ZONE、通称ブラックホールである。これは帝国がかつて作った小型ブラックホール発生装置の実験所跡地だが、実験は失敗しブラックホールは暴走。結果、エリア一つを飲み込み、そこに足を踏み入れたものは重力にとらわれ二度と外に脱出する事は出来ない。

20th ZONEはかつての名古屋である。荒涼とした荒野にモアイ像とピラミッドが立ち並ぶ場所で現在の名古屋とは全く異なるが、このモアイ像はかつての対空防衛装置であり、核戦争の結果死滅したかつての大都市の唯一の名残はNAGOYAと書かれたプレートのみである。

このゲームは狂気に晒されて崩壊した日本をファミコンのハードとしての制限内で描写するためにポケモンショックが使われている。57th ZONEはかつての工場地帯であったが、光化学スモッグとヘドロと植物性プランクトンの大量発生により緑色に激しく明滅している。またラストステージ間近の94th ZONEは赤く明滅しているが、これはかつての富士山であり、忌まわしき儀式とザヴィーラの誤作動により噴火を引き起こし、現在でも赤々と灼熱した真赤な溶岩を排出している活火山の描写である。

55th ZONE、59th ZONE、84th ZONEは通常のプレイでは行く事の出来ないエリアであるが、これは時空のひずみの発生と転送装置の故障により閉鎖された空間が存在している。この中に住んでいた人間が生存しているか、死滅しているのか、死んだほうがマシな状態になっているのかはプレイヤーは知る事ができない。

100th ZONEはかつての首都・東京の中枢部にある中央管制室であり、ザヴィーラの装置とそのエネルギー源であるダイヤモンドが置かれており、また石化した師匠がいるエリアである。このダイヤモンドを外す事で師匠を救い出し、ザヴィーラを停止させる事ができる。

また島には様々な妨害者たちが待ち受ける。かつて帝国が作り上げた不死身の兵士の成れの果てである骸骨(ガイボーン)やミイラ(ダギーラ)、放射能により巨大化・凶暴化した肉食のヤドカリ(ヴォンチャー)、邪教の崇拝者達の生き残りやその崇拝した化け物である半漁人(ザバーン、深きものどもインスマスの住人とも呼ばれる)達が暴れまわっている。

エンディング[編集]

ダイヤモンドを回収したウィンはザヴィーラを停止し、師匠の石化を解く事に成功する。だが、そこにはかつての師匠はおらず、宇宙的恐怖を目の当たりにしSAN値を完全に0にして白痴状態となり、ただひたすら笑う事しか出来なくなったゴンベがそこに居たのである。そしてすべての希望をなくしたウィンも再びこのアトランチスを脱出する手段を失ってしまっていた……

そう、アトランチスの謎とは人類が決して触れてはならないものだったのである。

音楽[編集]

全てサン電子作曲である。JASRACには登録されていない。

  • アトランチスの謎オープニング兼エンディングテーマ
  • もう戻れない懐かしき日常(ステージ開始時BGM)
  • 罪深き山河(ステージ1など、地上のテーマ)
  • 田螺蠢く地獄めいた帝国(ステージ2など、遺跡のテーマ)
  • 名状し難き存在(ステージ4など、洞窟・モアイ像のテーマ)
  • 逃れられぬ犠牲者(ミス時BGM・ブラックホールメインテーマ)

関連事項[編集]