アンゴルモア
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
アンゴルモア(仏:Angolmois)は、フランス出身の予言者であるミシェル・ド・ノートルダム(ペンネーム:ノストラダムス、1503年12月14日 - 1566年7月2日)が、自著の「予言集(百詩篇集)」の中にて用いた単語である。
一般的には「アンゴルモアの大王」として、「恐怖の大王」の手で蘇らせられる大王の事だと捉えられている。
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[編集] 概要
ノストラダムスの代表作である「ミシェル・ノストラダムス師の予言集」の第10巻72番において、「アンゴルモア」の語は以下のような文脈で用いられている。
- L'an mil neuf cens nonante neuf sept mois,
- Du ciel Viendra un grand Roi d'effrayeur,
- Resusciter le grand Roi d'Angolmois,
- Avant apres, Mars regner per bon heur.
和訳文は、大体以下のようになるといわれている。
「アンゴルモア」の意味が日本人には理解されていないため、その大王というと何やら神秘的な力を持った人物ではないかと解釈されているが、実はこれは南フランスの地域名「アングーモア」(今はAngoumoisと書くが、古くはAngoulmoisと表記しており、さらにoとouは発音的に大きな違いがないため、混同ないし誤植されていてもおかしくはなかった)のことであり、そこ出身の大王を指しているというのが、ノストラダムスの出身国であるフランスにおける予言解釈者の間ではいわば常識となっている。「予言集」の版によっては最初からle grand Roi d'Angoulmoisと表記しているものもあるほどである。
よって超能力者でも宇宙人でも、ましてや怪獣、餡ころ餅、モンゴル人(黄色人種)でもなんでもなく、ノストラダムスの生きた15~16世紀当時、「同地出身の偉大なフランス王」として尊敬されていた人物であった可能性が高い。
[編集] その実態
「恐怖の大王」については今のところ定まった解釈例が出来ていないが、「アンゴルモアの大王」はその性格上、ルネサンス振興に尽力したうえに国力を強めたアングーモア出身のフランス国王、フランソワ1世(1494年9月12日 - 1547年3月31日)の可能性が高いと、フランス文化・歴史研究家の間で統一見解ができつつある。
フランソワ1世はノストラダムスの青年時代の国王であり、前述した功績により「大王」と称えられる事がある一方、キリスト教国の国王でありながら現在のドイツ辺りを統治していた神聖ローマ帝国とライバル関係にあったため、イスラム教圏の覇者であったオスマン帝国(現在のトルコ、北アフリカ、アラブ、バルカン半島を統治)と提携し、同国がヨーロッパ方面に進出することを嗾けるなど、神聖ローマなど周辺諸国や一部のキリスト教徒からは「恐ろしい人物」として捉えられることがあった。
ノストラダムスは熱心なカトリック教徒であり、また歴史は循環するという思想を信じていたことから、将来再びフランスにおいて、「周辺諸国や熱心なキリスト教徒にとっては脅威となるだろうが、フランソワ1世の栄光時代を思わせる偉大な王(アンゴルモアの大王の再臨を思わせる恐怖の大王)」が現れ、その中では4行目で記されているように戦争なども起こるだろうが、全体的に平和なフランスの黄金時代が来るだろうと考えて、この句を書いたのではないかとするのが、一つの妥当な見解であるといえる。
[編集] フランソワ1世の変形例
さて我々がいる三次元の世界においては、少なくともフランスではフランソワ1世の後身みたいな人物が現れることはなかったと思われる。そもそも1848年の二月革命でフランス王制は崩壊し、1873年のルイ・ナポレオン(ナポレオン・ボナパルトの甥で、3世と自称)失脚後はフランスに王・皇帝のような専制君主ないし独裁者は存在しえなくなったのだから、100年以上前の段階でこの予言は外れていたとみなしてよい。
しかし二次元世界上、ないし怪獣などが頻発する異世界では、フランソワ1世は実際に様々な姿に変化して蘇ったようである。その際、何故かフランソワ1世を復活させた「恐怖の大王」も彼と「同一人物」になっていることが多い。原因と結果が混同されているわけだが、彼も死後452年間どっかで眠っていたか空に漂っていたため、その間にボケてしまった可能性はある。そのためもあってか、様々な形で現れたアンゴルモアの大王は揃って変態か気違いだらけである。
以下、様々な形で現れたアンゴルモアの大王について記す。
[編集] ウラジーミル・プーチン
ロシアで1999年8月にエリツィン大統領の手で副首相に指定され、のちに大統領となった「ウラジーミル・プーチン」こそ、この予言による「恐怖の大王」かつ「フランソワ1世の後身」だといわれている。
確かに彼はCISの諸国に圧力をかけ、チェチェンの独立運動を弾圧するなど、一種の「脅威の独裁者」と化している。また、プーチンの施政下ではそのチェチェン問題など多くの紛争があったが、ロシアの経済を発展させて高い支持率を維持するなどしており、まさに「火星(ロシアの軍備と資源)による、幸福な統治」を示しているといえる。
地勢的にも、ロシアはノストラダムスの住んでいたフランスからは、当時のヨーロッパにおいて「脅威の国」と恐れられていたオスマン帝国(トルコ)と同じ方向に位置しており、「彼がヨーロッパ(特にCIS諸国)に脅威をもたらすであろう」という意味だったと解釈できなくもない。
[編集] 朝青龍ないし旭鷲山
アンゴルモアをアングーモアではなく「モンゴル人」(英:Mongolians)の並び替え(アナグラム)と看做し、2000年代の朝青龍や1990年代の旭鷲山など、彼ら日本で活躍するモンゴルの相撲力士を予言したという説も存在する。
この場合、恐怖の大王は相撲協会の会長(あるいは、歴史上初めて日本人以外で力士になった高見山大五郎)だと言われていて、「軍神」ないし「火星」という言葉で象徴される力士によって、勝ちの大半が独占されている相撲業界を変えるべく、彼が「天から下りる」というように現場へ介入してきて、モンゴル人力士を奮い立たせる意味ではなかったかと、推測されている。
なお朝青龍については、百詩篇集第2巻9番において貴乃花を引退に追い込む「より野蛮な人間」と揶揄されている。
[編集] トランスフォーマーの謎のエネルギー
「ビーストウォーズII」において、謎のエネルギーとして「アンゴルモア」が登場する。1999年に放送の続編「ビーストウォーズ・ネオ」ではこのエネルギーで悪の帝王「ユニクロン」が復活した。
「ユニクロン」は無印「ビーストウォーズ」で「恐怖の大王」として登場したときは映画版の姿だったが、「ビーストウォーズ・ネオ」では玩具の金型の使い回すために、前シリーズの悪役だったガルバトロンの姿での登場となった。つまり「恐怖の大王=完全体ユニクロン」、「アンゴルモアの大王=不完全体ユニクロン」と考えられる。
なお復活という予言は当たったわけだが、「アンゴルモアの大王」はライオコンボイとビッグコンボイら主人公陣営に倒されたので、世界が滅びるようなことはなかった。このような大人の事情まで予言するとはさすがノストラダムスである。なお視聴者の望んだ完全体ユニクロンの復活は2003年の「マイクロン伝説」とその続編「スーパーリンク」まで待たなければならなかった。
[編集] 悪の軍団の頭領
「小さな巨人ミクロマン」において、彼は悪の軍団アクロイヤーの頭領と化す。
しかし現れたのは年末で、時期を間違えたようである。
[編集] 不定形の宇宙生命体
「ドラえもん のび太の宇宙漂流記」において、銀河漂流船団員を操り、地球侵略を企む無形生命体で、ドラえもん達と敵対する者と化す。
ドラえもんたちと戦って敗北し、最期は彼らの手でポリバケツに入れられてブラックホールへ落とされた。
しかしフランス出身の国王が、なぜ出身地である地球を侵略しなければならないのかについては言及がない。予言集にも「地球が侵略される」という意味の言葉は書かれていないため、未だ謎のままである。
一説によると、ルネサンス(文芸復興)に凝った彼のことだから、今の地球の醜さを見て絶望し、発狂してしまったのではないかとされている。それが真実なら、大きなお世話以外の何ものでもない話といえよう。
[編集] 巨大化する怪物
「Dr.スランプ」において、「アンコロモチ」(これでは強そうな感じがしない)の名で割れた壷から登場。しかし小さくてアラレなどのおもちゃとされ、巻き返しとばかりエネルギーを吸い込んで巨大化すると、ジャイアンみたいな下手な歌をカラオケで披露し、ペンギン村を混乱させた。
それにしても「餡ころ餅」という情けない名前である上、「アンゴルモア」と「恐怖」の大王を混同しており、更には登場したのが9月だから、時間の計算すら出来ないショボイ大王だったと看做さざる得ない。
[編集] 異星人の少女
暴走気味のモアちゃん(ぉ
なお、「地球が破壊される」という意味のことは全く予言集には記されておらず、彼女が地球破壊を行う必要性は現在に至るまで全く持って不明のままである。
ただ後に、原作においては「恐怖の大王」の部分については地球に墜落する「小惑星」であったと解釈が変更され、「アンゴル=モア」は逆に地球を救う者に変化している。
フランソワ1世はこのような姿で登場したことから分かるように、20世紀末および21世紀初頭の日本や台湾で好まれる文化を観察していたと思われている。
この少女は、惑星の破壊を行う時は所持している携帯電話を惑星破壊用神器「ルシファースピア」に変形させることが可能で、「黙示録撃(ハルマゲドン)」や「黒式・黙示録撃(ブラック・ハルマゲドン)」という技を使う。
[編集] 異星人の幼女
「あんごろもあちゃんの地球侵略にっき」において、「あんごろもあ」なるあんごろ星(同上のツッコミ)から来た侵略者の幼女として登場。幼女だけに知識は少なく、来襲した年に名前を間違えており、更に自分を「恐怖の大王」と混同していた。
それゆえ、地球に降り立ってからも失策が続いており、試験に落第するは降格されるはと散々である。
ただアンゴルモアの大王は、21世紀のロリコンを意識することは忘れなかったようで、その点は評価されている。
[編集] 関連項目
- 1999年(恐怖の大王の手で蘇るはずだった年)
- 2012年(性懲りも無く新たな破滅を予想する者がいる年)
- ヨハネの黙示録(キリスト教の新約聖書を構成する、当時の東欧・中東の話題をもとにして、この世の終わりを表現したとされる文章の一。アンゴルモアもこれらとよく混同される)
- ハルマゲドン(上記の文章に登場する、イスラエルのメギドの地にある丘(ハル・メギド)のこと。現在ではその地に悪魔が集まるとされていたため、破滅を示す言葉と誤解されている)
- サタン(堕天使の象徴かつ悪魔の王で、ユダヤ教、キリスト教やイスラム教の敵対者。上の黙示録にも登場し、元は「ルシファー」・「ルシフェル」という名だった)
- 吉崎観音/能登麻美子(上記の黙示録にハルマゲドン、それにルシファーという、中東関係の話題で一見余り関連なさそうな用語を、フランスのアングーモア地方と結びつけた人物)
- 未来/未来 (フィクション)
- 予言/無意味なたわごと
- 五島勉(アンゴルモアを「ジャックリーの反乱」としていた、日本におけるノストラダムスブームの開拓者)
- と学会(ノストラダムスの予言を1980年代末より検証し、その矛盾を指摘)
| ケロロ小隊: | ケロロ軍曹 | ギロロ伍長 | タママ二等兵 | クルル曹長 | ドロロ兵長 | アンゴル=モア |
| 日向家: | 日向秋 | 日向夏美 | 日向冬樹 |
| 四方の風: | 西澤桃華 | 北城睦実 | 東谷小雪 | アリサ・サザンクロス |
| ガルル小隊: | ガルル中尉 | タルル上等兵 | プルル看護長 | ゾルル兵長 | トロロ新兵 |
| その他周辺人物: | 日向秋奈 | ポール森山 | 吉岡平正義 | 西澤梅雄 | 西澤桜華 | 月神散世 | お観世 | 556 | ラビー | すもも |
| 地理・用語: | ペコポン | ケロン星 | 奥東京市 | 吉祥寺 | ペコポン侵略 | ガンプラ | 恐怖の大王 |
| 著作者: | 吉崎観音 | 角川書店 | サンライズ |
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