アンドリュー・ケイロー

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アンドリュー・ケイロー (Andrew Caylow, 1832-1894) は、アメリカの画家。

民話や伝承をもとに老人をモチーフとした絵画を多く残した。 代表作である『老人と森』は、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

日本との関わり[編集]

日本では大正初期から戦後にかけてケイローの作品がもてはやされた時期があった。この時期はケイロー・ブームと呼ばれている。 特に代表作である『老人と森』の人気は高く、その発表日にちなんで毎年9月の第3月曜日がケイローの名を冠した国民の祝日に制定されている。

「ケイローの日」と「敬老の日」の混同[編集]

古くから儒学で重要視されている敬老思想と、ケイローの発音が似ていることから、「ケイローの日」は「敬老の日」と誤って解釈されることも多い。 実際、多くの地方自治体ではケイローの日に高齢者の長寿を祝うイベントが開催されており[1]、誤解に拍車をかける事態となっている。

しかしながら、ケイロー自身は絵画のモチーフとしての老人をむしろ忌避の対象として見ていたことが、友人の画家であるシモンズとの書簡[2]から明らかになっている。 特に『老人と森』は、息子夫婦に邪魔者扱いされた老人が森に捨てられ途方に暮れている様子を描いたものと言われており[要出典]、日本国内における「敬老の日」の一般的なイメージとの乖離は皮肉とも言える。

脚注[編集]

  1. ^ 「敬老の日 イベント 市町村」の検索結果 は2017年9月時点で200万件を超える。
  2. ^ 『ケイロー書簡集』 岩波書店、1970年。絶版。

関連項目[編集]