イフリート〜断罪の炎人〜
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『イフリート~断罪の炎人~』(イフリート だんざいのえんじん)とは、小学館の週刊少年サンデー2007年2・3合併号から連載されていた現代の黄門様万歳漫画である。作者は吉田正紀。
概要[編集]
元は一回ポッキリの読みきり作品で、忘れ去られかけていたが、現在実質的看板作品が結界師しかない状態に危機感を覚えたサンデーの編集部が急遽連載に踏み切った。作者は読みきりと本連載の間に、グランドライナーというSF鉄ちゃん漫画を短期連載しているが、よほどアンケートが悪かったらしくその後全く音沙汰が無い。本当は『DEATH NOTE』っぽいのを描いて二番煎じを狙おうとしたものと思われるが、急遽決定したものであるためそんな大層な作品は描けず、仕方ないので似たようなテーマの「現代の黄門様」を描くことにした。結構プッシュされてる。なお、新人作家でしかも急遽連載が決定した作品であるので、かなり粗が多い上、その反則極まりない能力で常人を屠っていくというスタイル上、かなり一方的な展開。2007年夏になってそのことに気付いたのか、ようやく敵にも特殊能力者が出始めるようになった。
あらすじ[編集]
東京の片隅でちりめん問屋を営む老人、源三郎は実は悪人専門の殺し屋である。年老いて現役は引退し、実質的に手を下すのはふたりのお供、ユウとニナミである。特殊体質により高熱で全てを溶かすユウ、低温で全てを凍えさせるニナミ、その数奇な宿命の元、失われた自らの出自を求め、また世間から悪を駆逐するため、今宵も罪人どもを狩って行くのである。
登場人物[編集]
主要人物[編集]
- ユウ
- 主人公。水戸黄門でいう角さん。何者か(多分ショッカーあたり)によって人体改造を施され、感情と体温が連動するようになってしまい、最大1000℃まで上がるようになってしまった。運動することでも上昇してしまう。その特殊能力を生かし、外道どもを跡形もなく溶かしてしまう。また、非常に頑丈なこともあり、常人に殴られたり、9mmパラベラム弾や5.56mm×45弾で撃たれたくらいではビクともしない。非常に正義感が強く、外道を葬るためなら自らの手を汚すことも厭わない。時々は自分の所業に嫌悪感を抱く模様。すぐに怒りだして体温を上げてしまうが、ポーカーフェイスのため気付かれにくい。マグロと思って調子に乗ると消し炭にされるので注意が必要。一旦体温が上がってしまうと、相方のニナミと検閲により削除しないと体温を下げることができず、そのままだと自身を焼いてしまうため彼女とは離れられない運命を背負っている。寝床は業務用冷凍庫。なお、彼が着用している服は全て耐火性あり。好物は冷やし中華で、冬でも始めてる。昔は黒髪のモテ男で、両親は土木業者だったことが判明した。
- ニナミ
- ヒロイン。水戸黄門でいう助さん。記憶喪失。ユウと同じく何者かによって人体改造を施され(たと思われていたが……)、感情と体温が連動する。ただしユウとは逆に下がってしまう。最低-200℃。動かないでいても下がってしまうので、やたら騒いでいる。そのためよくビッチ系に見られてしまう。一応普通の女性らしさを示すために料理を試みたが、彼女の料理は生物兵器クラスの味がした。本来は冷徹な性格で、特に女性が被害者だとその真の性格が現れ、外道をじわじわと凍りつかせていく。一瞬で焼き豚にしてしまうユウとは対照的。一旦体温が下がりきってしまうと相方のユウと検閲により削除しないと体温を上げることができず、そのままだと自身が凍死してしまうので彼とは離れられない運命を背負っている。寝床はオーブントースター。凍り付いて砕けてしまうため普通の服は着られない。上は下着をつけてない。はいてない可能性も高い。実は八十年間も冷凍睡眠させられており、ババアだったことが判明。
- 源三郎 (げんざぶろう)
- 水戸黄門でいう天下の副将軍。殺し屋だが隠居ジジイなので自分では手を下さない。後方支援を担当する。銃を持つとブルってしまうらしい。何らかのトラウマがある模様。隠居から半ば抜け出したのはある目的のため。
咎人会[編集]
要するに裏社会の奉行所。
- 支部長
- 咎人会関東奉行所支部の支部長。目がタケシ。攻撃方法がファントムと同じ。怒るとむっちゃ怖い。ファントムカッターのみならず、催眠術まで操るなど現時点で最強っぽい。紅茶に目がなく、お気に入りの店が潰されそうになっただけで地上げをやらせた政治家と建設会社を社会から葬ってしまった。
警察[編集]
当たり前だけど大半は無能。
- 真嶋 衛 (まじま まもる)
- 無能だらけの警視庁の警部。エリートだけど現場主義で、護身術も完璧にこなす。熱いハートの持ち主だが、あまりに熱過ぎて意味不明なことを口走ってしまったこともある。
犯人[編集]
- 飯塚洋介(いいづか ようすけ)
- 『DEATH NOTE』の読み過ぎで、自分を夜神月と思い込むようになった痛い人。デスノートがないので仕方なく手製の発火装置でグレーゾーンにいる奴らを片っ端から焼き豚にしていった。最後はユウの手にかかって自分が焼き豚に。名前の元ネタは週刊少年サンデー編集員で雷句事件の祭「いるじゃないですか・・・一回もうサンデーでは描かないといって、また戻って描く人が。」と言う名言を残した。
- フェリクス・メンデルズ
- ユウのそっくりさん、といいたいところだがユウと異なりブサメン。気にしていたのか、そのことを指摘した田舎の村人を全員溶かしてしまった。討伐のため源三郎御一行が派遣され、ユウ、ニナミと対峙。一目でニナミに惚れてしまい、邪魔なユウをボコってモノにしようとするも、ブサメンだったので拒まれる。怒って彼女を検閲により削除しようとするも、ブチギレたユウに溶かされてしまう。
本作の疑問点[編集]
おかしなところがいっぱい。
- 何故か1000℃程度で鉄が溶ける。
- 鉄の融点って1535℃じゃなかったっけ?
- 1000℃くらいまでなら平気なので火災現場にロクな装備もせずに平然と突入するユウ。
- 熱以前の問題に酸素がなくても平気なの?
- 移動中のエレベーターの籠の内扉を外扉もろともぶち破ったユウ。
- 仮に1535℃まで体温が上がるとしても、瞬時に鉄を溶かすのは無理なんじゃ?それ以前にいくら頑丈でも腕もげないの?
- 体温が上がりきってもいないのにナイフによる斬撃を無効化したユウ。
- だから、そんな低体温じゃ鉄は溶けないって。
- 体温上がりきらないと銃弾を防げないユウ。
- 鉛の融点は327.46℃だから、上がりきってなくても防げるんじゃ?それに低体温でナイフ防いでたじゃん。
- 自分と同じ能力の相手をさらに高い体温で溶かしてしまったユウ。
- それやったら死ぬって言ってなかったっけ?それに、1000℃に耐えられる体を一瞬で溶かすほどの体温って一体…。
- 体温上がりっぱなしだったのに銃器をつつがなく使用できたフェリクス・メンデルズ。
- そんな高温で銃が変形しないの?それに外で体温下げてくれる人いないのに、どうやって使ったの?
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キャラクター : | 明石薫 | 早乙女らんま | 坪内地丹 | 普通の人々 |
漫画家 : | あだち充 | 久米田康治 | 鈴木央 | 畑健二郎 | 福地翼 | 若木民喜 |
関連項目 : | 小学館 | ゲッサン | サンデーコミックス | サンデーVSマガジンTCG |