オヤマボクチ

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オヤマボクチ(御山神火下賜、Synurus pungens)とは、神様からの贈り物である。

概要[編集]

キク科ヤマボクチ属の多年草であり、植物には珍しく個体によって性別が分かれている。オスをオヤマボクチ(雄山火口)、メスをメヤマボクチ(雌山火口)と呼ぶ……と、本気で信じてしまったあなたは、ここがどういう場所かを思い出すといいだろう。

伝承[編集]

太古の時代、人類を発見し、それを自分たちの生活に供する道具として使いこなせるようになるまでには数千年もの歳月を要し、火起こしの技術を生み出すまでは天然ガス石油などの揮発性物質の産出による自然発火や落による火事を待ち続けなくてはならなかった。そのため、多くの人類は飢え寒さ病気に震えながら暮らさねばならず、それを大層憐れんだ山の神様が、気まぐれで意地悪な天の神様に代わって火種となる植物を創造し、人類に授けたのであった。それがオヤマボクチである。そのお陰で人類は火を生活の道具として使いこなし、暖を取ったり食べ物を加熱したり傷や病気の治療に役立てるなど、大いにその生活文化を発展させることが出来たのでった。

オヤマとは古ヤマト語で「大いなる(雄々しき)神」転じて「お山」を意味し、ボは「熱きもの」すなわち「火」を意味し、クチは「下さる」すなわち「下賜」を意味し、合わせてオヤマボクチとは「山の神様が下さった火」という意味になるが、現代では便宜上「雄山火口」と表記している。

使い方[編集]

葉っぱの裏にモワモワと生えている茸毛(じょうもう)を火口(ほぐち)として用いるのであるが、要は摩擦発火させた火種を引火させることで火を安定させる役割をこのオヤマボクチが担当しており、その機能(使い勝手、入手しやすさ等)が他の植物よりやや優れていた、と言うだけの話である。よって、先述の心温まる神話らしきエピソードは無意味なたわごとに過ぎない。が、ともあれ便利な道具として人類文化における火の使用を普及させた役割の一端を担っていることは言うまでもないため、粗末にしてはならないのである。

なのに[編集]

そのトゲトゲした外観によって辛うじて捕食を防いでいる花。しかし、人間の食欲はとどまるところを知らない。

現代ではその茸毛は火口ではなく蕎麦のつなぎ(長野県富倉そば新潟県長沢そば)に使われていたり、本来の役目から逸脱した用途で使われ、山ノ神様としては人間の底知れぬ食欲にやや微妙な面持ちである。また、あろうことか根っこを漬け物にして食べるなど、最初は「茸毛だけなら、ちょっぴり使ってもいいんだからね?勘違いしないでよねっ!」と言う約束[要出典]だったはずなのに、根っこまで食べられてしまうことになるとは、想像すらしていなかったに違いない。

また、案外気軽に入手できることからヨモギの代用として使われることもあり、新潟県の笹団子山梨県東京都桧原村では草餅に「ちぇっ、ヨモギがないからウラジロ(裏白、山梨県での呼称)でいいや」とか「しょうがないネンネンボウ(練畝蒡、桧原村での呼称)でも使うか」などと言われる有様であり、もう散々なのであった。

その他、地方によってはヤマゴボウヤマゴンボゴンパゴバッポ等の別名で呼ばれることもあるが、これらの意味はあまりにかわいそうなため、解説についてはお察し下さい

外部リンク[編集]