カツ・コバヤシ
カツ・コバヤシ(Kasu Kobayashi, U.C.0072年 - U.C.0087年2月15日)は、アニメ「機動戦士Ζガンダム」にウザいくらいに出てくる無鉄砲極まりない基地外な少年である。
カツ氏ね、カツウゼー、カス・コバヤシとも言われる。漢字で書くと小林褐。
生涯[編集]
幼少期[編集]
サイド7にて、ビッチのミライさんが産む。なお父親はミライさんがビッチであるため不明である。ミライさんはビッチなので即座にカツの育児を放棄し、男遊びに走った。それからのカツはネズミのような生活を続けたという。やがて、8年の月日が流れた。一年戦争の真っ只中、カツはどさくさに紛れてホワイトベースに住み着いた。避難民に対して食糧を無料で支給してくれるホワイトベースをカツは大変気に入り、後に孤児院に預けられた時も、ネズミのごとく脱走して舞い戻ってくるほどであった。
少年期[編集]
一年戦争が終わると、同じホワイトベースの避難民であったキッカやレツと共にガンタンクに引き取られ、地球で暮らすことになる。しかしガンタンクと結婚したフラウに子供ができると、夫妻はカツ達に冷たく当たった。レツとキッカはあまりの辛さから己の存在感を殺し、空気と化してしまったが、粘着質なカツはいつまでも生き恥を晒し続けていた。「なんとか自立しなくちゃ」。そしてある日、ふてくされて連邦軍の経費でコールガールを呼ぶしか能のないアムロを見て、決断するに至った。
「僕にだってできる! 僕もガンダムに乗ろう!」
以前からフィラデルフィアのガンタンク博物館でWMを勝手に乗り回していたため、18m級戦闘メカの操縦に関して大いに自信があったカツは、無断でガンダムMk-IIに搭乗する。だがステアリングホイールやシフトレバーが無いなど、内部の構造がギャリアとは全く違うことに気づき「クラッチが無いぞ!(吹替版CV:神谷明)」という映画史に残る名言を発した。それはそうと色々あってエゥーゴに参加することになったが、DQN・無能・不細工の三重苦であるカツは、エゥーゴ内ですぐに居場所を無くした。アーガマクルー全員に蔑まれブライト艦長からも厄介者扱いを受けたカツは、雑魚戦艦ラーディッシュに配属される事になる。
転落期[編集]
「新規一転頑張ろう」そう決意するがラーディッシュクルー達は同じく新しくアーガマから移ってきたエマ中尉にメロメロで、カツなど眼中に無かった(ヘンケン艦長が、カツのお守りをする交換条件としてエマのラーディッシュ配属を希望した)。すっかりすねたカツに用意された機体はGディフェンサーという雑魚メカだった。これはMSどころかガンダムMk-IIの部品である。
ある日、投降してきた捕虜のピンク頭にカツは恋をする。ピンク頭(サラ)は実はスパイなのだが、カツは上手く手玉にとられて逃がしてしまうのであった。後にサラがラスボスであるシロッコとアンアンする関係でしたという非情な現実を知ると、シロップを逆恨みし殺害を決意。ハマーンとトロッコが激闘を繰り広げる最中、突如乱入し怒りの引き金を引くが、サラに感づかれ、狂気のビーム砲はモロッコを庇ったサラに命中。サラは爆死してしまう。つくづく何をやっても上手くいかない男である。
後日、一年戦争後のアムロのように鬱病を発症するかと思いきや、まあ、なんという事でしょう。そこには以前と同じく上官に対して生意気な態度をとり、無断出撃をやらかしている元気なカツの姿が。「サラの仇を討つ!」殺したのは自分なのに、なぜか関係ないアダルトタッチでピピルマピピルマプリリンパ後のミンキーモモに勝負を挑むが全く相手にされず、DQN仲間のカミーユが戦ってくれている隙に自分は逃亡。助けてもらったのに、キラー・カーンを仕留め損ねたカミーユにキレるなどDQN度はどんどん増してこの辺りで頂点に達する。
最期[編集]
いつものように堕落した日々を送っていると、アーガマが戦闘態勢に入ってしまった。しょうがないので気晴らしにGディフェンサーで散歩をすることにしたカツ。そこへ運悪く、ティターンズのエースであるヤザンと遭遇してしまう。近くにエマ中尉が居たのでGディフェンサーを彼女に任せて自分はさっさと脱出した。帰り間際、カツはヤザンを挑発する。追撃されるも偶然攻撃を避け「フフン」といい気になったカツは、そのまま戦場から離れてドライブを楽しんでいた。敵の攻撃を避けるなどMSパイロットにとっては朝飯前だが、長い間戦場から遠ざかっていたカツにとっては、なんとも言えぬ優越感に浸れる出来事であった。先ほどの光景を思い出す。気持ち悪い笑みが止まらない。すると、前方には小惑星が。気づいた時にはもう遅かった。
享年15歳。死因:事故死。
〜 カツの死に様 について、全国のガノタとスパロボファン
と、人一人が死んだのに、全国のお茶の間からは嘲笑と歓喜が沸きあがったという。
死後、カツの怨念は後々のシリーズに様々な影響を与え何人かの人間の人生を狂わせてるらしい。ハサウェイ・ノアの転落人生はカツの怨念によるものらしい。F91に登場したビルギット・ピリヨはカツの怨念に憑依されて悲惨な戦死を遂げたと言われている。祓っても祓っても、その呪いは消えないらしい。厄介なDQNである。
尚、彼の息の根を止めたヤザン・ゲーブルは、この功績を以ってしてガノタから英雄と称賛されている。しかし、そんな輝かしい功績を得た彼もまた例に漏れず、カツの怨念に憑りつかれてからというものの、ティターンズの倒産によって失業して盗人家業に身を落とすばかりか、コロニーのジャンク屋の親っさんとコンビを組んで芸人デビューしなければならないほどの状況に陥る事となった。
人物[編集]
カツについて聞いてみました。
〜 カツ・コバヤシ について、エマ・シーン
〜 カツ・コバヤシ について、ヘンケン・ベッケナー
〜 カツ・コバヤシ について、ジェリド・メサ
〜 カツ・コバヤシ について、ライラ・ミラ・ライラ
〜 カツ・コバヤシ について、ヤザン・ゲーブル
〜 カツ・コバヤシ について、アムロ・レイ
〜 カツ・コバヤシ について、カイ・シデン
〜 カツ・コバヤシ について、レツ・コバヤシ
〜 カツ・コバヤシ について、キッカ・コバヤシ
〜 カツ・コバヤシ について、セイラ・マス
〜 カツ・コバヤシ について、パプテマス・シロッコ
〜 カツ・コバヤシ について、クランプ中尉(イタコ口寄せ)
名台詞[編集]
- ここは滑走路じゃない!
- 背中を飛行機に踏み潰された時の台詞。
- ザクと違うから!
- ガンダムMk-IIに乗りギャプランと戦った時の台詞。ガノタなら誰でも知っている名言である。
- 僕、見えない敵が見えたんだ! 本当だ!
- 中二病を発症した時の台詞。
- 人間って、そんなに信じられないのか…?
- アーガマ内で嫌われ、何を言っても無視された時の台詞。
- わかってますよ、そのぐらい!
- 歴代ガンダムキャラクターで自分がトップ争いをする程の不人気だと知った時の、開き直りとも取れる台詞。
- お前のせいなんだぞ!
- ブサメンにデザインした安彦に対して。
- こうでもしないと僕の存在価値なくなっちゃいますからね!
- 存在意義すら危うくなり、靴磨きを始めたときの台詞。
カツ結果論として有能説[編集]
評価の低いカツであるが、その中では反論もある。
- カツがDQNであるとすれば、そもそもZガンダムには主人公のカミーユ・ビダンを始め、大量のDQNが「結果的に」登場することになる。
- アムロ・レイを「結果的に」戦場に復帰させた功績もある。
- ジェリドに捕まったカミーユを「結果的に」救った事もある(これが劇場版で割愛されてしまったのがまずかった)。
- ニュータイプの素質が「結果的には」あったととれる描写がある。
- ノーマルスーツが「結果的に」専用カラーである(緑色)。
- モビルスーツの操縦において父親以上の才能が「結果的には」あった?
- カツがアムロ・レイの養子になったら、「結果的に」カツ・レイになっていたであろう。
- 第二次スーパーロボット大戦αでは主人公の一人であるアイビスより「結果的に」能力が高かった。
これら全て、カツ自ら意図して行動した結果ではなく、あくまでも彼の衝動的、感情的、突発的な行動による偶然の結果という事実が残念ではあるが、彼の熱烈な支持者からは「カツスゲー」と「結果的に」褒め称えてあげている。またその支持者は「結果的に」ガノタ達から「カツァー」と残念ながら呼ばれ恐れられている。
単にカツの運が他人に渡ってるだけかもしれないが(結果、みんなよそ見しながらMS操縦してるのに、カツだけ事故るという…´・ω・`)。
関連項目[編集]
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この「カツ・コバヤシ」は、まだ個性無き陸戦型ガンダムです。ガンダムEz8にするべく、戦争を経験させる必要があります。 (Portal:スタブ) |