カワセミ

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カワセミとは、口から宝石を吐き出すことで知られている鳥。又の名を、翡翠(ひすい)。

概要[編集]

鮮やかな青緑の体色が美しく目を引く鳥である。クチバシが物凄く長い。しかし、何よりの特徴は、口から宝石を吐き出すことである。

吐き出す宝石は、一般に翡翠と呼ばれており、これはカワセミの別名と同じである。この翡翠は、カワセミの唾やゲロであり、本来ばっちいものであるが、見た目が綺麗なので、アクセサリーなどに使われてきた。

翡翠は、カワセミの腹を殴る、つまり腹パンをすることで、カワセミの口から吐き出される。殴る腹の位置によって、吐き出される翡翠の形状も変化する。鳩尾の辺りを下からコークスクリューで殴ると、綺麗な翡翠の勾玉を吐き出してくれる。日本古代の遺跡から見つかる祭礼用の翡翠の勾玉は、大抵カワセミの腹を殴って出した翡翠である。

かくして、あまりにも腹パンされすぎたカワセミは、その美しい青緑の体毛の内、胸から腹にかけての部分のみ、内出血を起こして黄色く変色してしまった。全て強欲な人間の仕業である。

元々それほど丈夫な鳥ではないので、何発か翡翠を吐き出させるために腹パンするとそれだけで死亡してしまう。その儚さがまるで成虫になってからすぐ死んでしまうセミを彷彿とさせることから、「カワセミ」の名がついた。カワセミの「カワ」は川縁に生息していることによる命名だと推定されているが、俗説では「人間に宝石の為に乱獲されて殴り殺されるかわいそうな鳥」だからカワセミという名前になったのではないかと言われている。こちらの方が信憑性が高い。

生態[編集]

唾やゲロが鉱物になっていることからもわかるとおり、鉱物を主食としている。その長いくちばしで、地面や岩場を穿り返し、中にある鉱物を食べている。 そのため、カワセミの生息する場所には金山銀山など金のなる木が出土しやすいということで目安にされている。

絶滅危惧[編集]

金山銀山を掘り当ててくれる上に自らも宝石を吐き出してくれる良いこと尽くめの鳥なので、案の定乱獲された。そのため個体数は激減している。

現在、日本の一部では絶滅危惧I類、絶滅危惧II類に分類されているが、この結果は捏造である。実際には日本全域において絶滅寸前にまで追いやられており、世界各地でも種の存続が危惧されている。

しかし、絶滅危惧を公表すれば乱獲に制限がかかってしまい、金儲けが出来なくなる。そのため、強欲な権力者達はデータを捏造して、カワセミはそれほど絶滅の危機に瀕していないというデータを流布することで、自分達のカワセミ乱獲を正当化している。

別名[編集]

今時のナウなヤング達の間では、カワセミは「コリブリ」と呼ばれている。若者達もまた、カワセミを宝石目当てで乱獲するのだが、あまり表沙汰にすると警察に介入されて厄介なことになる可能性がある。そのため、「大麻」を「ハーブ」という隠語で表現してバレないようにするように、カワセミのことを「コリブリ」と呼んでいる。なお、「コリブリ」の語源については不明である。

宝石目当てでカワセミを狙う彼らの奪い合いは熾烈を極めており、本来誰のものでもないカワセミを「我々のコリブリ」と呼称し、さも初めから自分のものであるかのように主張する者が多い。そうした強欲さを「いやらしい…」と白眼視する風潮も俄に醸成されつつある。

文学におけるカワセミ[編集]

我らがアンサイクロペディアの英雄ことオスカー・ワイルドの名著、幸福の王子はカワセミに着想を得て書かれた小説である。

この作品は、王子の銅像が、貧しい人達に自分の身体のあちこちに装飾として埋め込まれている宝石を分けてあげて欲しいとツバメに嘆願、ツバメはそれを承諾して各地の貧しい人へ王子の宝石を届けるが、そのために渡りのシーズンを逸してしまい、最期は冬空の下凍死してしまうという悲しいお話である。この話は、人間に腹を殴られて宝石を吐き出させられ、搾取されて衰弱し、死んでゆくカワセミの悲しい姿からアイデアを得て作られたものであり、各地に宝石を届けるこの物語のツバメは、人間によって宝石を吐き出させられるカワセミを基盤に生まれたキャラクターである。一方で、彼に宝石の運搬を依頼する王子は、一見貧しい人を思いやる優しい王子のように見えるが、カワセミを自分の願望の為にこき使って死なせてしまう罪深い人間が基盤となっている。

子供達にさも美談であるかのように語られているこの話だが、根底にあるのは、鳥を私利私欲から甚振り死に追いやる人間の傲慢さに対する風刺である。果たして、この話を子供達に読み聞かせる大人達は、そのことに気付いているのだろうか……?

関連項目[編集]