クラリネット

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クラリネット(英:clarinet)とは、「世界で最もひねくれた楽器」として名高い、単簧木管楽器である。

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クラリネット。

概要[編集]

木管楽器随一のひねくれ者。下手をすると、「世界一演奏が難しい木管楽器」であるオーボエよりもクセが悪くなる。形状や色はそれに酷似しており、一目見ただけでは見分けがつかず、非常にややこしい。厳密には管の内径に差異があったり、ベルの形状が違っていたりするが、そんなことはどうでもいい。 なお、本体の約98%は塩素で形成されている。

18世紀初頭、J.C.デンナーが「クレイジーで新しい楽器を作ってみようぜ!」と思い立ち、作成。実は原型となる楽器として、「シャリュモー」というものすごく韻の踏みにくい名前の楽器があった。しかもそのシャリュモーは、いわば現在のチャルメラのことで、クラリネットとオーボエは共通の祖先を持っていたことがうかがえる。原型は同じなのに、どうしてこうなった

音響学上のひねくれた点[編集]

クラリネットは全管楽器の中で唯一、「閉管楽器」に分類される。ほとんど、というかクラリネット以外の開管楽器では、偶数次倍音という音の配列なので、オクターヴ違いの音はほぼ同じ運指で出せる。しかし、閉管楽器では偶数次倍音がほぼ得られないので、同じ運指で1オクターヴと完全5度上の音が出てしまう。

ややこしい科学的根拠はさておき、要するに、同じ運指で全く違う音が出てしまうという非常にイライラする構造を持っているのだ。

音域上のひねくれた点[編集]

上記のややこしい構造のせいで、クラリネットは4オクターヴ弱という、あまりにも広すぎる音域を実現してしまった。そのせいで、作曲家からは幅広い音域を確保した楽曲を要求されることが多い(特にベークラ)。そのためクラリネットを吹く際は、音域上のピンからキリの音までをちゃんと出せるようにしなければならないという、非常に奏者泣かせの運命を辿ることになるのだ。

音色上のひねくれた点[編集]

クラリネットは息の量や音域によって、すぐにコロコロと音色が変わってしまうという、これまたややこしい特性を持つ。場合によっはppppppなんていう音も要求されたりするくらいである。

また、クラリネットの音域は、音色によって4つに分かれる。

シャリュモー音域
最低音域。ベークラなどの高音組では怪しい響き(意味深)がし、バスクラなどの低音組では音が潰れるため、基本的に影が薄い。
ブリッジ音域(喉の音)
中音域にして問題児。そもそも、シャリュモー音域とクラリオン音域の間を埋めるために無理矢理作ったものなので、木管楽器の中で最も変な音色がする。その上、この音域を出すためのキーが人さし指の範囲外にあり、クラリオン音域への移り変わりが運指的に激しいので、もうややこしいというよりも演奏困難なレベルに達している。特に速いパっセージを要求される高音組では、BからAへの高速移動で地獄を見るハメになる。

※B→Aのトリルを行うと、この世が終わる確率が格段と高まるので注意していただきたい。が、少なくとも人間には不可能と思われる。

クラリオン音域
高音域。普通はこの範囲内の音で演奏することが多い。ただし、リードミスという特典がもれなく付いてくるので、必ずしも一番吹きやすい訳ではなかったりする。
アルティッシモ音域
最高音域。音量はあるが、リードミスの確率が著しく高いうえ、そもそも音さえまともに出ない場合もある。そもそもジャズ以外では使わないけどさぁ…。

キイ・トーンホールのひねくれた点[編集]

キイ・システム[編集]

クラリネットのキイ・システムは、次のものに分かれる。

ベーム式
ベーム氏が開発したキイ・システムを、クラリネットに応用したもの。運指が簡単になったは良いが、キイの機構そのものが複雑化したので、見た目ものすごくごちゃごちゃしている。また、用途不明のトリルキイ(左側にある小さい豆粒みたいなもの)がある上、キイの連結部があるので組み立てがしにくいなど、余計にややこしくなっている。
エーラー式
バグった訳ではない。偉いこともない。機動性がなく、小指にローラーキイがあったりする。運指はとんでもなく難しいが、音色はベーム式に比べればまだマシなようである。(少なくとも日本では)一般人にとってはUMA扱い。
ウィーンアカデミー式
ウィンナ○○○の類の楽器(例:ウインナホルン、ウインナオーボエなど)同様、完全UMA扱い。音楽の都にしか出没しないが、実質はエーラー式の亜種。
アルバート式
エーラー式とウィーンアカデミー式の御先祖。古き良き時代のクラリネット。使わないことはないが、現在は絶滅危惧種
リフォームド・ベーム式
混ぜるな自然。ベーム式とエーラー式を合成した結果、音色や機動性の両者において、この中で最もマシなものが誕生した。しかし、故障が多い事もあり殆ど普及していない。


ミュラー式
現代クラリネットの全ての御先祖だが、今となっては単なる懐古主義者が使うもの。クラ界の火縄銃

トーンホールのひねくれた点[編集]

トーンホールがあけられていない木管楽器はサックス以外ほぼ全て(フルートにはリングキイタイプのものもあるので、ここでは一応「あけられている」基準)だが、クラリネット(ただし高音組のみ)はこれまたややこしいあけ方をしている。例えば、オーボエは見えるか見えないかの大きさであるし、ファゴットにしてもそれなりに押さえやすい範囲である。また、フルートのリングキイタイプも一般的ではないし、中央の辺りしかあいていないので考える必要はない。しかし、クラリネットは小指以外の全ての指位置に、でかでかとトーンホールがあけられており、指の腹で押さえるのがやっとの範囲である。

ただし、リコーダーよりは押さえやすいようである。

演奏時のひねくれた点[編集]

クラリネットは、楽器の重量がそれなりにあるのにも関らず、首にかけるストラップを通常付けることができない。いや、付けられる場合もあるが、明らかに見た目がおかしいので、普通は付けることがない。そのため、不慮の事故で楽器が壊れたり、奏者自身がご愁傷様となる事例が後を絶たない。

また、低音組の楽器は下に垂直に伸びているのだが、バリトンサックスのように斜めにできないので、股で挟んで楽器を置く。チューバのように隠すことができる大きさではないので、開脚の姿勢で羞恥心に耐えなければならない。

材質[編集]

グラナディア(木材)製
一部のマニアックでリッチな人たちが、大金を費やしてまで愛用。下記のABS樹脂製のものとは、表面の照り具合くらいでしか見分けがつかない。
ABS樹脂製
貧乏のクラリネット。どうせ木製と見分けがつかないんだから、よっぽどなこだわりでも無い限り、庶民にはこれで十分である。
金属製(メタルクラリネット)
どう見てもサックスです。ありがとうございました。

不愉快な仲間たち[編集]

種類がありすぎ。

高音組[編集]

ソプラニーノ・クラリネット
エスクラ。Es管超高音種。高すぎて何がなんだか分からないレベルである。しかし、吹奏楽では普通に使われていたりする。
ソプラノ・クラリネット
クラ。中高音種。言わずもがなクラリネットである。一番用途が広いが、そのせいで役割分担が非常にややこしくなっている。以下、問題の各種クラの一覧である。
  • C管
秘境で使用。多くの探検家が調査を試みたが、未だ調教困難である。
  • B管
ベークラ。お手頃な種類なので、煮るなり焼くなりお好きにどうぞ。
  • A管
秘境で使用。C管に比べれば大人しい種類である。あくまでC管と比べれば、だが。
バセット・クラリネット
モーツァルトのわがままにより実現したUMA。もうこの世には存在しないと考えられている。

低音組[編集]

バセット・ホルン
調教困難なF管。ホルンで代用すればよいものを、本当にクラリネットで作ってしまった。
アルト・クラリネット
中低音域Es管。影が薄いが、一応それなりに需要はあるようである。何故か無理矢理低音域を強いられることもある。
バス・クラリネット
バスクラ。低音域B管。音が華奢だったり爆発したりするが、何故か需要は高い。もしかするとベークラよりもソロに向いているかも知れない。無理矢理低音域を拡張しすぎたロング管タイプもある。
コントラアルト・クラリネット、コントラバス・クラリネット
なんとか持てるか持てないかの大きさ。金属製でサックス化してしまっているものもある。信じがたいが、需要はあるらしい。
オクトコントラアルト・クラリネット、オクトコントラバスクラリネット
超低音域UMA。そもそも音が出るのかどうかが怪しい程である。

結論[編集]

クラリネットはひねくれすぎて人間には演奏困難なことが分かっていただけただろうか。もし、あなたがこの楽器に出くわすような場面があれば、使用方法を守ってくれぐれも餌食にならないように注意していただきたい。

関連項目[編集]

この項目「クラリネット」は、執筆者がクラックをキメていた可能性もありますが、今はまだクソの山です。より愉快にしてくださる協力者を求めています。さぁ、これを見ているあなたも、恥ずかしがらずに書き込んでみよう! (Portal:スタブ)