グスターヴ・ホルスト
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グスターヴ・ホルスト(Gustav Holst/Gustavus Theodore von Holst, 1874年9月21日 - 1934年5月25日)は、イギリスの作曲家である。組曲『惑星』を作曲したことで有名。特に第4曲の木星はカルト的人気を誇っている。 『惑星』は宇宙・4管編成・女性合唱などやたらとスケールがでかく、ホルストがそんな曲ばかり書いていたのかと思われがちだが、実は合唱や室内楽の地味な作品が多い。本人は「『惑星』を書いた人」と言われるとご立腹だったそうである。
組曲『惑星』について[編集]
4管編成の上、バス・オーボエ(絶滅危惧種)やユーフォニアム(吹奏楽からの外来種)、オルガン、ハープ2台、女性合唱と、とにかく編成が大きい。そのため有名な曲の割に実演頻度が低く、演奏会で聞く機会は少ない。しかも弦楽器泣かせの曲である。第1曲の火星で悪魔の奏法コル・レーニョが指定されているからだ。
編成はとにかく大きいが、作曲技法は完成当時からたいして革新的ではなかった。『惑星』が完成したのは1917年で、ストラヴィンスキーの『春の祭典』(1913年)とかベルクの『管弦楽のための3つの小品』(1914年)とかよりも後である。そんなこともあって専門家筋の評価は低く、作曲者の死後は忘れられる一方だったが、某帝王が嫌がる某名門オケをなだめすかしてレコーディングを行ったところから状況は一変する。このレコードが予想外に売れ、他の指揮者もこぞって『惑星』を録音するようになった。今では「なんでお前が」と思うような古楽マニアまでCDを出している有様である。
この曲の惑星の順番は実際の軌道の順番とは異なっている。ホルストの天文学知識が小学生以下だったからではない。占星術での星座の並び方に合せているのである。西洋占星術では例えば牡羊座(守護惑星は火星)、牡牛座(守護惑星は金星)、双子座(守護惑星は水星)・・・という順番があり、曲順もそれに倣っているのである。ところが日本のほとんどの音楽評論家は唯物論者、より正確には素朴唯物論者であるために占星術を異端視しており、この点に言及することは、日本音楽著作権協会異端審査部からの通達によって固く禁じられているので、全てのCD解説等からは除外されている。なお、過去に、敢えてこの点に言及したために火刑に処せられた者があったとも伝えられ、その最期の言葉は「それでも火星は回っている!」だったとされている。近代科学の闇を象徴する出来事である。
組曲『惑星』の実演[編集]
火星[編集]
演奏開始から弦楽器奏者60名vs指揮者1名の殴り合いが始まった。みんなコル・レーニョで演奏したくないからである。ホールにはコル・レーニョの代わりに打撃音が響く。バスーン奏者が笑いを堪えながら旋律を吹く。やがて弦楽器で通常の奏法が指定されると、何事も無かったかのように演奏が続けられる。指揮者が完膚なきまでに打ちのめされて倒れていることを除いて。
金星[編集]
この曲は非常に静かな曲である。全く演奏しない楽器だってあるのだ。なので一部の奏者は寝ている!
結局いびきで非常にうるさい曲になったとさ。
水星[編集]
とりあえず速い。それだけ。
木星[編集]
巷では有名な曲の一つらしい。あの有名なソロになると指揮者が歌いだしたとか。
♪Every day, I listen to my heart. 一人じゃない。
こんどは100名ほどにタコ殴りにされたとか。
なお、或るクラシック初心者がこの歌の題名を聞いて、誤ってモーツァルトの交響曲第41番のCDを 買ってしまい、後にレコード会社を相手に民事訴訟を起こしたとも伝えられている。
土星[編集]
この組曲の中ではもっとも長ったらしくノロノロした曲で、演奏しているうちに指揮者はどんどん老人になっていく。
天王星[編集]
♪た~んた~んた~ぬき~のき~んた~まは~
海王星[編集]
女声合唱が登場。
あーあーあーーーーあーあーあーあーーあああーああああーあああああああああーあああああーあああーああああああああーあああああーあああーあーあーあーああああーあーあーーあーあーああああーあーーあーあーあああああああーあーあああーあああーあーあああーあーーあーあーあー (つづく……)
冥王星[編集]
作曲したら負けかなと思っている。
参考: 冥王星を作曲した哀れな作曲家
地球[編集]
やっちまった!作曲し忘れたよ……。