サガ フロンティア

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サガフロンティアは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)が発売したRPGである。正義のヒーローが麻薬工場を襲撃するというストーリーが有識者団体の癪に障ったのか、再販された時に15歳以上対象とされてしまった。続編にサガフロンティア2があるが全くの別物といっても過言ではない。

概要[編集]

1997年、スクウェアはプレイステーションにおいてトバルNo.1鳥山明を激怒させたりブシドーブレードでユーザーを混乱の渦に巻き込んだりと散々な目にあっていたが、中二病で有名なファイナルファンタジーVIIの大成功によって再び黄金時代を迎えるに至った。ここでスクウェアは考えるのである。「変なゲームを開発してゲーム業界とゲーム雑誌とユーザーに嘲笑されるよりは自社の持っていたブランドを育てたほうが得策ではないか?」と。

ブランドを育てること自体は現代でも行われていることであるが、スクウェアにはファイナルファンタジー以外に切れる過去のゲームブランドの遺産は聖剣伝説フロントミッション、サガシリーズ以外には無かった(半熟英雄シリーズは売り物ではなく、スクウェア社員向けのまかない兼慰み者である)。過去に単発のヒット作はあるが、クロノトリガーは鳥山明を激怒させた関係で作りにくく、ライブアライブバハムートラグーンのようなトラウマ育成装置をシリーズ化して社運を傾けるわけにはいかない。しかたがなくスクウェアは社内で一番のシステムアナーキストである河津秋敏を呼び出しSagaシリーズの製作を命じたのである。

しかしスケジュール重視のスクウェア(エニックスのように「発売延期ですサーセンwwwww」という訳にはいかない。スケジュールの遅れた製作班にはをも殺すチェーンソー片手に上層部が製作スタッフに圧力をかけるのだ)と変なシステムを開発する事には定評のある河津との不協和音が変な具合にシンクロした結果、生まれた未完成でカオスな名作RPGが本作である。

なおこの後のスクウェアが双界儀レーシングラグーンといった個性的過ぎるゲームと更に中二病の悪化したアインハンダーゼノギアス、他社のヒット品を自社キャラクターを用いて売ればイヒヒと安易な考えで作られたチョコボの不思議なダンジョンチョコボレーシングで再度暗黒時代に突入するのはまた別の話。

またサガシリーズもこれ以降、サガ フロンティア2アンリミテッド:サガと暗黒時代を突き進む事になる。

数々の画期的な点[編集]

7人の主人公[編集]

過去のサガシリーズでもあったように本作では主人公は特定せず、7人の主人公を選択してゲームを進める。これ自体はロマンシングサガ時代に既にある事から画期的では無いが、それらはすべて共通の大筋のストーリーがあり、「Sagaは自由なフリーシステム」と謳い文句にされてはいるものの結末はほとんど同じものであった。しかし本作では選んだ主人公によってストーリーも異なりラスボスも異なっている。

彼らは魔法使いであったり変身ヒーローであったりニートであったりと主人公はそれぞれ生い立ちから種族までもバラバラであり、七人七様にゲームを楽しむ事ができる。このため一度クリアしてももう一度ゲームを始める際は新鮮な気持ちに切り替えられ、また周回プレイによるボーナス要素や全員クリアによる特典など繰り返しのプレイを苦にさせない工夫がある。

もっとも、七人全員クリアするころには結局どれもおんなじようなシナリオだと気がついてしまうのではあるが。

古すぎて新しすぎる世界観[編集]

このゲームの舞台は異次元空間のような場所にポツポツと存在する島(リージョン)の上である。主人公はリージョンシップというに乗って移動するが、たまに巨大生物に船ごと食べられたり、海賊に襲われたりと治安はよくない。各リージョンはイングランドの田舎町風だったり、香港の裏通り風だったり、ニューヨークだったり、カンボジアだったり、滋賀県だったりと統一感ははまるでなく、サイバーパンクな世界かと思えば剣と魔法の世界を思わせるギミックやアイテムがあったりと混沌としている。

登場人物はロマンシングサガシリーズのように人間だけではない(正確にはロマンシングサガシリーズにもトカゲ人形モグラヒトカゲザリガニインド象ゆきだるま重装歩兵ベアなど人外はいるが、システムは人間のそれに準じている)。人間、ロボット、モンスター、妖魔と全部で四種類(後述の半妖とヒーローを加えると6種類)の各種族はそれぞれ攻撃方法や成長方法が異なっている。

この全体的なアナーキーさはゲームボーイ時代のSagaシリーズに対するオマージュであり、河津プロデューサーの自己リスペクトである(それを河津神の気まぐれと言う)。

連携システム[編集]

一般的なRPGではキャラクターの行動はそれぞれの行動で完結している。「会敵後、勇者スライムに攻撃し、スライムが僧侶に噛み付き、魔法使いの唱えたメラでスライムを倒す」という一連の流れのなかで勇者・スライム・魔法使いの行動はそれぞれ独立している。これが一般的なRPGにおけるルールであり、特殊な効果をもたらす行動でない限りは、勇者の行動と魔法使いの行動に関連性は無い。

しかしサガフロンティアでは先に行動した人物の後に行動するものが一定の法則と確率を経て前の行動に続いて行動し、最大5連携まで流れるような動きで連続攻撃を仕掛ける連携システムを搭載している。これは見た目上の演出がかっこいいことに加えて、二人目以降の行動がクリティカルヒットとして計算されるためダメージソースとしても有用であるため、ゲームでは積極的に連携を狙う事がプレイアビリティ向上の近道である。

後のシリーズでも連携システムはさまざまな点で改良を加えられ、サガシリーズの顔とも言える存在になっている。

そして連携は「技名の一部+技名の一部+…」という名称で表示されるため、クチクチクチクチバシタイガータイガータイガータイガといった同行動の連携、超電磁竜巻のようなどこかで聞いた名前などの珍連携も名物のひとつとなる。

ひらめきシステムの強化[編集]

サガシリーズは、シリーズ第五作目にあたるロマンシング・サガ2より画期的な戦闘におけるシステムとしてひらめきシステムを導入している。通常、コンピューターRPGにおける魔法・技といった特殊攻撃はレベルアップで覚えたり(ドラゴンクエストシリーズなど)、アイテムによる習得(ヴァルキリープロファイルなど)、購入による習得(ファイナルファンタジーシリーズ)、イベントによる習得などが一般的である。これらはすべて戦闘が始まる前の段階でセッティングされており、戦闘中でのこれら特殊攻撃の変動は基本的にない。しかしこのひらめきシステムでは戦闘中にキャラクターが行動を行った際に一定の確率でキャラクターが新しい技をひらめく事で、同じバトル中にも関わらずキャラクターの攻撃手段が増えるのである。ひらめきは規定された行動を行った際に起こるため、プレイヤーは何度も繰り返し技を使いひらめきを繰り返してキャラクターを成長させる楽しみが出るのである。

またサガシリーズでは武器の系統によって技の種類が異なるが、本作では剣と体術のみである。も銃技が存在するが、これは戦闘終了後に習得するためひらめきシステムには依存しない。過去作における技の系統は最大で8だったが、本作では2系統(アルカイザーのみ使えるヒーロー技・回避専用の見切り技・ひらめきによらない銃技を含めると5系統)と少なくなっているが、系統が少ない分だけ技が充実している。特に剣技は日本の柳生新陰流などの時代小説などから、そして体技はプロレス技から多くとられている。余談であるが、サガスタッフは昔からプロレス技が大好きで後のシリーズでも妙に充実している。

しかしサガフロンティアでは過去作であるロマンシングサガ3と異なり、技の管理が各キャラクピコーン!BChlampeMini.PNGなぎ払いターごとに変わっピコーン!BChlampeMini.PNG空気投げたためピコーン!BChlampeMini.PNG切り返し、ゲームのバピコーン!BChlampeMini.PNGしっぽ見切りランス上キピコーン!BChlampeMini.PNG短勁ャラクターは頻ピコーン!BChlampeMini.PNGジャイアントスイング繁に基本的なピコーン!BChlampeMini.PNG切り返し技をひらめく場合がピコーン!BChlampeMini.PNGスパークリングロールある。新しがピコーン!BChlampeMini.PNG逆風の太刀いメンがピコーン!BChlampeMini.PNGあびせ蹴りバーをがピコーン!BChlampeMini.PNG二刀烈風剣戦闘にピコーン!BChlampeMini.PNGどつきまわす入れるとピコーン!BChlampeMini.PNG濁流剣これをピコーン!BChlampeMini.PNG神速三段突き繰り返さピコーン!BChlampeMini.PNG三角蹴りれるのはピコーン!BChlampeMini.PNGロコモーションG多少ピコーン!BChlampeMini.PNGロザリオインペール滑稽なピコーン!BChlampeMini.PNG羅刹掌姿ではピコーン!BChlampeMini.PNG無月散水あるピコーン!BChlampeMini.PNG真アル・フェニックス

つまり[編集]

このような画期的なシステムを詰め込みすぎたおかげで一貫性が無く、未完成っぽいイメージをユーザーに持たせる事になった。というか実際に未完成のゲームである。

しかし残念なことに未完成なゲームというのはサガシリーズの伝統でもある。

主人公・ストーリー紹介[編集]

こんな感じのアナーキーなシステムに対応できるよう主人公もストーリーもやはりアナーキーである。

ブルー
主人公はイケすかないクールでニヒルなニクい魔術師、ブルー。宿命に導かれた双子の魔導師が一騎打ちで戦うというどこかのラノベやガンガンコミックスあたりに有りそうな中二病満載のストーリーを展開する。ストーリーの展開によっては主人公のブルーが吸収され、消滅する。
そして宿命のライバルであり、双子であるルージュは他キャラクターのシナリオで大活躍したりする。
アセルス
元々人間の少女であったが、ひょんな事からオルロワージュ園長が経営するファシナトゥール動物園に入れられ、脱走した猛獣。血液が紫色であることは人間に違う生物の遺伝子を組み込まれたキマイラである証拠。そして動物園を脱走し、古代の王の化石や伝説上の生物に至るまで数多くの珍獣・猛獣を従えることができる。その証拠に、赤いカブと軟体生物の両方をただ1人同時に仲間にすることが可能。白い薔薇をアフロにした人間と植物のキマイラも同行しているため、その危険性から係員がたびたび捕獲に向かったが全て食い殺されてしまう。オルロワージュ園長自らが捕獲に向かった結果、アフロのキマイラは捕らえることに成功したが、これが猛獣王アセルスの怨みを買い、係員を皆殺しにして園長室に乗り込んだため、とうとう助ける者のいなくなった園長を跡形も無く八つ裂きにしてしまった。
小此木烈人(通称レッド)
せつめいしよう!
おこのぎれっどは サントアリオからやってきたせんし アルカールからさずかったちからで
せいぎのヒーロー アルカイザーへとへんしんするのだ!
「ブラッククロスをぶっつぶす!」
家族を悪の秘密結社ブラッククロスに殺害されたレッドが正義のヒーローとなり戦うストーリー。主題歌、戦闘員や怪人・怪人のパワーが増幅する空間に悪の四天王や悪の首領、後番組まである豪華なシナリオである。変身は人に見られてはいけないので普段はメカ以外全滅寸前にならないと変身できない。なお日常生活はアルバイトである。一本道のストーリーで難易度は低いが、無駄に熱い。
ライバルのメタルブラックは最終的にアルカイザーの性能をコピーすることになるが、オリジナルにはない性能を作るため麻薬製造機能を搭載しており、中毒にさせたところを独善的に救うというヒーロー新時代を予感させるスタイルになっている。一方のアルカイザーも、仲間大量爆殺というこれまた活躍の場を独り占めするヒーロー新時代をわがものにするスタイルを持っており、さすがのメタルブラックもこればかりはコピーできなかった。
エミリア
元スーパーモデルが冤罪で刑務所にぶち込まれ、その後テロ組織の手引きで脱出し、テロ組織にお小遣いを貰い、年増の女と脳筋巨乳ちゃん及びおまけと共に冒険に出るお話。このキャラクターのシステムとしてコスプレがあり、多少能力が変わるがゲームにあまり影響しないので正直印象は薄い。得意武器が銃なのに銃技が得意になるコスプレが手に入るのは終盤とやや不遇である。通常はビキニアーマーのコスプレ、ソードダンサーに固定される。そのため次第に普段着が何なのか判らなくなり、最初の衣装もスーパーモデルのコスプレではないかという疑惑が持たれている。
シナリオの難易度は低いが、一人結婚式をあげようと教会に行ったところをラスボスに唐突に襲われる。そのため多くのプレイヤーは結末が理解できなかった(結婚した場合に写真がいきなり出てくるのは、組織の予算の都合で写真だけ撮って結婚式を終わらせたからである)。なお、7人の主人公のうち、マルチエンディングなのは彼女とアセルスだけである。
クーン
モンスター。指輪を集めて何かするというどこかで聞いたようなお話。可愛いキャラクターの容姿に対してシナリオは妙に変則的かつ自由度が高いために難易度が高い。
あまりにも奇っ怪な姿で故郷に帰ってくると、長老がショック死する可能性があるので注意したいが、名医ヌサカーンがいればその心配はなく、ハッピーエンドで終わることができる。残念ながら死にかけた長老の手術シーンはカットされてしまった。
T260G
新型メタルギアの発動を食い止める為に開発された殺人ロボットがエンジニアのタコに命を救われ自分探しの旅に出るシナリオ。命の恩人に言ったお礼は「最悪最悪最悪」。
またこのキャラクターもコスプレのシステムを使うことが可能だが、元が機械なので衣装替えは心臓部を除いた全パーツで行なわれるという、人間だったら(というか大概の機械でも)命がけってレベルじゃない並外れたことをやってのける。エミリアと違ってほとんどの衣装はほぼ最初から用意されており、それも自爆特攻機・殺人ビームを搭載した医療器・大砲を搭載し忘れた戦車など常軌を逸している。
リュート
ヒッピー。クラーケンが暴れるのどかなリージョン、ヨークランドに住むが、一念発起して旅立つ。主人公なのに二軍落ちをする事が可能という特殊なシステムを持つが、別に二軍落ちしなくても問題なくクリア可能。固定イベントがスタートイベントと最終ダンジョンの二つだけなので限りなく自由度が高い。
気楽な人物に見せかけて、実は最後に武力で国家公務員の座を奪い取る極道。このままだと間違いなくモンドに引き続いてクーデターを引き起こしかねない危険人物だが、部下のサンダーが巧妙にもみ消しを行なったため、CEROもESRBも気づかなかった。

関連項目[編集]