サッポロポテト

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サッポロポテト

サッポロポテトは、遺伝子組み換え技術を用いた品種改良で作り出されたジャガイモの一種。1972年に品種登録された(登録番号 第2120号)。

概要[編集]

札幌オリンピックの開催記念に何か地域の特産品を作ろうという思惑から、札幌近郊の農業従事者が集まって改良を重ね、作り出した品種である。札幌市の農協が特別予算を組み、品種開発が行われた。

遺伝子組み換え技術の中でも極めて高度な手法を用いて作り出された品種であり、ジャガイモだけではなくカボチャトマトタマネギホウレンソウニンジンモロヘイヤ等の遺伝子が組み込まれている。そのような背景から「これだけで7種類分の野菜の栄養が摂取できる」「他のジャガイモよりも栄養面で優れている」などと思われがちだが、遺伝子が組み込まれたと言っても旨味を増す手段として様々な野菜の遺伝子を組み込んだだけであり、栄養素が加算されているわけではなく、唯一エネルギー(カロリー)がやや高いのみでその他の栄養価は他のジャガイモと大きくは変わらない。

品種特性[編集]

他品種のものと異なり、完全に火が通っても形が崩れにくく、ある程度の歯ごたえが残るため、バーベキュー焼肉のように直火で調理するような料理に向いている。特にバーベキューでは鉄串に刺しても崩れず、一般的なタレの味との相性も良い為、評価が高い。さらに、油を吸収しにくく油切れもよいため、多くの菓子メーカーでポテトチップスなどのスナック菓子の原料として使用されている。「○○Light」のように油分カットを謳っている商品のほとんどはサッポロポテトを原料としたものである。しかし、このように幅広く使用される反面、家庭料理の代表であるカレー肉じゃがのように煮込むことがメインとなる料理ではあまり使われない傾向がある。

また、長期間の保存が可能であることも大きな特徴である。常温に置いていても全く発芽せず、毒性を帯びることもない。出荷時の梱包を解かないままの状態では、他品種と比べてはるかに長い期間保存することができ、品質も低下しないことが確認されている。

姉妹品種[編集]

右がじゃがりこ、左がJagabee

サッポロポテトの開発および生育のデータを基に、数多くの姉妹品種が開発された。中でも『じゃがりこ』(登録番号 第3346号)や『Jagabee』(登録番号 第3771号)は発表されるなり各市場で大反響を呼び、瞬く間に日本全国で販売されるようになった。

これらはサッポロポテトの特性である保存性の高さ等を受け継ぎつつも、いも類のデンプン質が持つ独特のホクホクした食感を追求したものであり、サッポロポテトでは忌避されていた煮物などへの使用においても人気が高い。

関連項目[編集]

Wikipedia
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