サーセン
- 日本語の慣用句のひとつ。本項で詳述。
- 上記の慣用句が、英語に導入されたもの(SARSEN)。本項の#英語圏での用法の節で詳述。
- 秋葉原を日本全国に遍在化させたことで知られる家電量販店「サトームセン株式会社」の略。⇒サトームセンを参照。
サーセン(英:SARSEN)とは、日本語の慣用句のひとつである。
元々は、「その場に適した話のネタが、思い浮かばなくってごめんなさい」という意味であったが、時代を経るに従って語義が拡張され、現代日本では「ごめん」や「ごめんなさい」とほぼ同様の意味で用いられている。しばしば語尾に書かれることが多いため、「サーセン。」とも表記される。
起源[編集]
わかんないんで説明できません。サーセン。
・・・とみせかけて説明します。
その起源は意外にも古く、平安時代前期にはすでに使われ始めていた。当時は和歌(57577のヤツ)が大流行しており、それと同時に「ひとたび誰かが和歌を詠んだら、近くにいた人は返歌(それにちなんだ和歌もう一丁)を返さなければならない」という“鉄の掟”が存在していた。そのため、和歌スキルがいまいちの人達はその返歌が作れず、毎度のように赤っ恥をかかされるため、非常に困っていた。
そこで、「さあらぬ(なにげない)」と「せんかたなし(どうしてよいかわからない)」という2つの語の、それぞれ頭二文字を取って、「さあせん」が生み出された。すなわち、平安時代における「さあせん」とは、「ごめーん、歌思いつかないやー」という意味合いである。返歌に困った者は、「さあせん」を使用することによって、相手に軽い優越感を与え、なおかつ変な言葉を使って笑いをとることで、半ばごまかすようにして返歌を回避することができたのである。
さにあらぬ春や昔の春ならぬ わが身ひとつはもとの身にして :在原業平
そして、その使い勝手のよさから、本来和語であった「さあせん」は漢文体の文章にも取り入れられ、「謝賤(サーセン)」となった[1]。漢文になったことで、硬派な男性貴族ユーザーの心もがっちりゲット。「サーセン」は瞬く間に流行し、一種の決まり文句のようになったのである。
一般化するサーセン[編集]
その後、「サーセン」は「ごめんなさい、てへへ[2]」という意味で、和歌を詠むとき以外にも広く一般で用いられるようになっていった。
「学帽の神様」として有名な菅原道真は、この「サーセン」が「左遷」という言葉を連想させ、縁起が悪いとして一時的に「サーセン」禁止令を出した。しかし、そうなるといちいち返歌を作らねばならず、当時自分の和歌のヘタさにコンプレックスを抱いていた左大臣・藤原時平はこれに大激怒(ほとんど逆ギレ)し、道真を「なら左遷してやろうじゃないか」と本当に左遷させてしまった。このとき道真が残した言葉「左遷されてサーセン」は901年の流行語大賞となった。
平安のホリエモンこと藤原道長(そういえば上の人と名前にてるよね)は「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」(訳:「正直、この世はわしのものじゃー」)という傲慢さ丸出しで有名な歌、「餅好きの歌」を残しているが、この歌には返歌が存在しない。なぜだろうか。道長がこれを詠みあげたのは娘の結婚式の最中であり、彼のまわりには大勢の人たちが居合わせ、中には和歌の達人も5・6匹まじっていただろう。ではなぜ返歌は存在しないか。 ・・・もうおわかりだろう、「サーセン」が使われたのである。当時その場にいた人達は、長ったらしいオヤジのスピーチなど早めに切上げさせ、かったるい結婚式なんかさっさと終わらせて、二次会に行きたかったのだろう。
「サーセン」は後の時代でもよく使われ、日本全国のあらゆる階層に深く浸透していった。幕末の大老井伊直弼が、イギリス人の外交官を「サーセン」の一言で追い返した話は、誰しも一度は聞いたことがあるだろう。また、同時期の京都市中では、新撰組が維新志士を「切捨サーセン」と言ってから斬っていたので、なんとなく許されていた。
英語圏での用法[編集]
上述したように、「サーセン」は日本が発祥の語であるが、「津波(Tsunami)」などの語と同じようにして英語にも導入され、現在では「SARSEN」という綴りで世界各国で用いられている。なお、大文字でない「sarsen」は英語で「大砂岩」という意味であり、また「Saracen」はアラビアや北アフリカを示す意味であることから、アルファベットでは区別するために全て大文字で書かれる。
アンサイクロペディア英語版の「slang」の項においては、この「SARSEN」という語は、「Sorry About (the) Right Story Equal Noting」の略であり、「その場に適した話のネタが、思い浮かばなくってごめんなさい」という意味で、転じて「ごめんなさい」の意味でよく使われる言葉であると説明されている。
一見すると、日本が発祥であることや、元々日本語であることについては一切説明されていないように見えるが、「View source」(ソースを表示)をクリックすると、<!--To Jap, SARSENwww for disregard.-->(訳:「ジャップども、無視してサーセンwww」)との発言がコメントアウトで記されており、英語圏においても「SARSEN」が慣用句として深く根付いていることを示している[3]
なお、あくまでもこの語は元々は日本語であることと、ここはアンサイクロペディア日本語版であることから、この節の英文法に関して、英語圏の人たちからの文句は、生理的に受け付けません。なので、こちらからもTo Yankees and Rednecks, SARSENwww for disregard.(訳:アメ公ども、無視してサーセンwww)とお返ししておく。サーセン。
言わせてみよう ホトトギス[編集]
〜 シンガポールの戦い について、山下奉文中将
〜 チェルノブイリ原発事故 について、ミハイル・ゴルバチョフ(さすがに許してもらえなかった)
脚注[編集]
本文で説明し切れなくてサーセン。
関連項目[編集]
この項目「サーセン」は書きかけなんだが、俺は行かなきゃならないんだ。サーセン。帰ってきたらこの記事の続きを書くからさ。勘弁してよ。 (Portal:スタブ) |