ザベル・ザロック

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ザベル・ザロック(Zabel Zalock)は、対戦格闘ゲーム『ヴァンパイア』に登場するキャラクターの一人。生前はギタリストとして音楽界を席巻したゾンビ。死んでゾンビとなってからも、絶望のギターで泣かせるフレーズを奏でてくれる。「今日も元気に死んでいる」「土の下にも三年」「これ以上死んでたまるか」が座右の銘。

御機嫌なゾンビ。

人物[編集]

生前のザベルはヘヴィメタルのギタリストとして名を馳せ、「ヤングオージーのカリスマ」「メタルの神」と呼ばれるほど若者達の支持を集めた。ファンのザベルの対する信奉は狂信的であり、ライブ中に卒倒してショック死するものまでいたという。

ところで、公式設定に拠ればザベルが誕生したのは1889年らしい。ザベルは「メタルの神」という設定を持っているが、ヘヴィメタルというジャンルが誕生するのは20世紀後半である。つまり、ザベルはヘヴィメタルが生まれる遥か前に「メタルの神」として活躍し、崇拝されていたということになる。色々と矛盾が生じるが、ヴァンパイアの世界では19世紀末に既にヘヴィメタルのジャンルが開拓されていたと解釈すれば、見事なこじつけだとは感じるがどこもおかしくはない。

…身も蓋もない言い方をすれば、カプコンの時代考証が稚拙なだけである。

その死に様は凄絶で、サザンクロスホールで開催されたライブで、100人のファンを道連れに「自殺ライブ」を行い死亡した。観客達からは一切の血液が抜けていたといわれ、不可解な事件として世間を戦慄させた。

最後の自殺ライブを含め、ザベルの音楽活動は、悪魔との契約の一環だった。彼が契約したのは魔界の冥王オゾム。多くの人々の魂を生贄に捧げ闇の洗礼を受けたザベルはオゾムの耳目爪牙となり、さらなる殺戮に邁進する。

そんな恐ろしい設定を背景としているザベルだが、ゲーム本編では残虐ながらも軽快でノリの良い言動が多い。また、ル・マルタと呼ばれる変な生き物を従えていること、同じ死人という立場からかキョンシーレイレイに横恋慕しており、執拗に彼女にアプローチを仕掛けるが、一顧だにされないことも、滑稽さに拍車を掛けている。『NAMCO×CAPCOM』など、クロスオーバー作品ではこの傾向がますます顕著になり、すっかりギャグキャラと化していた。メタルの神の威厳は何処へ行ってしまったのだろう。

外見[編集]

内臓がない上に骨まで縦横無尽に動かせ、柔軟性は極めて高い‎

高い身長に、生前を見る限り容姿も端麗で、所謂イケメンの範疇に入る。だが、肌の色が紫色なので、総合的に見ると気持ち悪い。上半身は素っ裸である。元から死んでるゾンビの為、皮膚の病気を気にする必要がないからだ。しかし、流石に下半身までスッポンポンだと公序良俗に反するので下半身は服を着用している。

ゾンビなので生命を維持する必要がない。そのため、内臓が存在せず、腹にはすっぽりとドデカイ風穴が開いている。元々痩せ型の体型に加えいらない内蔵を片っ端からオミットしたため、体重はかなり軽い。ダイエットに必死な女性達を嘲笑うかのような減量方法である。肺がないので人類の死因の多くを占める肺炎を起こす心配もない。そもそも元から死んでるのでたとえ肺炎を起こしたところで瑣末な問題なのだが。

身体の一部がノコギリや鋭利な刃物に変化する。遠距離立ち大キックは足をチェーンソーに攻撃させて攻撃する技で、とてつもない攻撃判定を誇り、チェーンソーの名に恥じず様さえもバラバラに出来る。

また、ジャンプ中にレバーを下に入れてキックボタンを押すことで、ダルシムが如きドリルキックが出来る。ダルシムと違い、ザベルは下半身を本物のドリルへ変形させて攻撃するので、その殺傷力、貫通力はダルシムの非ではない。

人格[編集]

自称「帝王」らしい[1]。ストリートファイターの世界にもやたら自分が帝王であることに拘る男がいるが、彼といいザベルといい、格闘ゲームにおける「帝王」は栄養失調なほどに体重が軽い傾向があるようだ。もっとも、ザベルは既に死んでいるので体重のことなど何ら気にすることはない。

同じアンデッドであるキョンシーのレイレイに惚れており、ストーカー行為を繰り返している。モリガンにしつこくつきまとうデミトリよりもしつこい。基本、ヴァンパイアには相手キャラクターに応じた勝利メッセージというものが存在しないのだが、ザベルだけレイレイに対する勝利メッセージがある。彼の執心が尋常ではないことが伺える。このままザベルを放置しておくとストーカー殺人が起こる危険性があるが、ストーカー相手であるレイレイも既に死んでいる人間であるため何ら問題はない。

キャラクター性能[編集]

多くの物語に登場するゾンビは動きが鈍重であることが多いが、ザベルは生前がエネルギッシュなミュージシャンであるという設定を反映してか、同じカプコン製作の『バイオハザード』に出てくるゾンビとは対照的に敏捷で柔軟な動きを見せる。身体の一部をノコギリに変容させたり、骨を先鋭化させ相手を串刺しにするなどの戦闘スタイルを取る。空中ダッシュ、しゃがみ歩きも可能で、攻撃のバリエーションは多彩。リーチも長く、ダイアグラムでは上位陣に君臨しており、いわゆる強キャラの部類に入るが、攻撃するたびにハラワタが飛び出したりして、目の保養に悪いので使用人口は少なく、殆どのプレイヤーはサスカッチオルバスに流れてしまっている。

ジャンプ中にレバーを下に入れながらキックボタンを押すことでドリルキックが出せる。腕や脚が伸びる通常技といい、その戦闘スタイルやキャラクターコンセプトは『ストリートファイター』シリーズのダルシムを踏襲している。ただし、ダルシムの人格はザベルとは正反対である。

格闘ゲームでは『ストリートファイターIII』のネクロ、他社だが『ギルティギア』のファウストなどダルシムをコンセプトにしたキャラクターが他にも存在するが、いずれもハゲであり、ハゲていないのはザベルただ一人である。そういう意味で貴重な存在である。あるいは、もしかするとヅラなのかもしれない。

『ヴァンパイアセイヴァー』では、ジャンプ小キックが入力後1~2フレームの間(つまり、コマンド入力してから極めて僅かな時間の間のみ)ガード不能になるバグがある。後にカプコンはこれを仕様だと開き直った。バグでも仕様でもどうでもいいが、このガード不能技に加えて、長いリーチ、空中ダッシュを生かした奇襲性などが合わさり事実上最強らしいが、あまりに操作が難しいのでプレイヤーの殆どが「こんな操作難しい奴使えるか!」と匙を投げて簡単に相手を嬲り殺しに出来るサスカッチを使っている。しかしとてつもない強さを見せることに変わりはなく、サスカッチやキュービィと共に対戦のクソゲー化を助長している。本人だけが腐った死体であるならまだ良いのだがゲームバランスまで腐らせて行くのは申し訳ないがNGと言わざるを得ない。

必殺技[編集]

デスハリケーン。目が回りそうだ。
デスハリケーン
身体をコマのように回転させて突撃する。回転する体からは骨が鋭利な刃物のように剥き出し、相手を刺し貫き、切り刻む。良い子は絶対に真似をしてはいけない。
所謂「竜巻旋風脚」である。
スカルスティング
上空へ跳ね上がり、足を鋸に変形させて急降下し、相手の首をチョンパする技。奇襲技として使えそうだが隙が多い。特に特筆することはないが、ウェディングケーキをカットする時には便利そうだ。
ヘルズゲート
ワープ。所謂「ヨガテレポート」である。相棒ル・マルタの口の中に避難して異次元に逃げ、別の異次元を移動して、元々の空間の別の場所へ現れる。ル・マルタの力に依存した技で、ザベルが特にエラいわけではない。
破壊力ばつ牛ンのデスボルテージ。
デスボルテージ
ゲージを消費するデスハリケーンの上位技。全身が稲妻を纏う。それだけ。後にポケモン達がこの技をパクって「ボルテッカー」「ワイルドボルト」などを編み出したことは有名。しかしそもそもボルテッカーの方はテッカマンの技のパクリなのでじゃあザベルのデスボルテージもテッカマンのパクリってことになるんじゃないのという疑惑が浮上する。
……まあ、細かいことは気にするな。

備考[編集]

勝利ポーズなどで生前の御本尊を拝見することができるが、意外と端整な顔つきをしており、イケメンの範疇に充分入る。もし公式イラストでも生前の風貌が採用されていれば、女性人気を獲得し、クロスオーバー作品への登場頻度も上がったかもしれない。優れた審美眼の持ち主として定評のある仮面の貴公子バルログ氏は、冥王オゾムが契約に応じたのはザベルがイケメンだったからだ、「ただしイケメンに限る」は魔界でも通用するゴールデンルールであると指摘している。

その他[編集]

東まゆみの漫画でやたら美化されて描かれている。本編ではどちらかというと三枚目のギャグキャラであるが漫画ではおいしいところを掻っ攫ってゆく二枚目であり、主人公といっても過言ではないほどの活躍をする。こんなストーカーゾンビのどこに魅力を感じたのか不明だが、東女史にとって、ザベルはお気に入りのキャラクターらしい。この東女史の顕彰活動によりザベルの人気も上昇する…かに思われたが、そもそも『ヴァンパイア』自体が人気が今ひとつなゲームであったせいかザベルの人気上昇にはさほど寄与しなかった。

脚注[編集]

  1. ^ 海外では「帝王ラプター」(Lord Raptor)と名乗っている。