シェル芸

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シェル芸 (- げい) とは、現代においてもっとも過激と目されるCLIワンライナー原理主義の一派。武田久美子を教祖とし、夏になると信者は女も男も老いも若きも貝がらビキニで海辺をホーミタイする危険な思想である。

起源[編集]

シェル芸の発祥は古く、なつやすみの感想文や学部レポートの執筆時に文字数稼ぎをねらった学生たちが、「~と考えられるが~つまり~とはいえ~」と、順接・逆接の接続詞を多用して一文を長引かせたことに由来する。

このようなデキの悪い学生が大学に進学し、UNIX系OSを触らせられると「パイプでコマンドつないだりxargs使うとカッコよくね?」と厨二病を発症してしまい、そのまま研究室に居座ったりすることでさらに悪化するとシェル芸信者となる。

現在[編集]

GUIを搭載したLinuxディストリビューションのような似非UNIXの普及により、シェル芸はいったん廃れたかに見えた。しかし、2010年代から「シェールガス」革命を勘違いした残存勢力が勝手に盛り上がりはじめ、「なんたらCLI」などというパッケージが多く輩出するに至って多くの信者を獲得した。

本拠地は富士山麓にある「USP光子力研究所」で、たまに手違いで rm -rf / する。また、前途ある若者を洗脳して「ちびっこUSP友の会」という秘密結社を結成しており、たまに手違いで rm -rf / する。


教義[編集]

多分に桜井章一の提唱する雀鬼流に影響を受けており、単なる技術論にとどまらず、ワンライナーを書く者の精神面まで奥深く介入する。これにより、所構わず「シェル芸最高!」と叫ぶ信者や、仕事で仕方なく書いているRubyのコードの中にワンライナーを埋め込む信者が自然増殖する社会問題が発生している。

主な教義としては、「cat以外の第一コマンドでのファイル名オプション指定の禁止」や「ファイル上書きオプション使用の禁止」、「思考順序に従わない記述の禁止」、「for, case, whileの禁止」、「コマンド単騎使用の禁止」等が有名である。これらの教義から、ワンライナーに対して次のような評価が下される。

  • ダメな例1(第一コマンドでのファイル名オプション指定・コマンド単騎)
bash$ less file
#教義から導かれる書き方
bash$ cat file | less
  • ダメな例2(思考順序に従わない記述・コマンド単騎)
bash$ tr -d ',' < file
#教義から導かれる書き方
bash$ < file tr -d ',' | cat 

教義に従わないワンライナーを書いた信者は、問答無用で亜空間殺法で闇に葬り去られる。

さらに世間との精神的な断絶に信者を導くため、コマンドラインの文字数の多さ、パイプ記号の多さ、サブシェルの使用・ネームドパイプの使用頻度に応じて、信者の階級が上がるカースト制度を導入している。上位カーストではたまに手違いで rm -rf / するが、下位カーストではたまに手違いで rm -rf / するなど、差別が激しい。

例: カースト最上位者が日常的に書く、素数を出力するワンライナー

$ m=1000 eval eval eval n={1..'$(dc -e ${m}vp)'}\\\'\'' eval eval eval echo '\'\\\'\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\'\\\\\\\\\\\\\\\'\\\\\\\'\\\'\''$((n*'\'\\\'\\\\\\\'\\\\\\\\\\\\\\\'\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\'{2..\\\\\\\'\\\'\''$((m/n))'\'\\\'\\\\\\\'}\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\'\\\\\\\\\\\\\\\'\\\\\\\'\\\'\''))'\'\\\'\\\\\\\'\\\\\\\\\\\\\\\'\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\'\\\\\\\; | tr ' ' \\n | sort -n | uniq -u


なお、シェルとしてはパールのようなものの一種であるbashが正当なものとして認められている。もともと原始シェル芸教団ではtcshが最高のインタラクティブシェルとされていたが、ニケーア公会議でtcshおよびZsh信者は異端認定され火刑に処せられた。

事件[編集]

2014年8月危険シェル芸騒動[編集]

2014年8月、若手信者が暴走し、危険シェル芸騒動[1]が起こる。「脱法シェル芸」が「危険シェル芸」に名称変更されたことがかえって民衆の注目を浴びることとなり、ヒウィッヒヒー上に大量の危険なワンライナーが出回り、5万人を超える一般市民を巻き込んだ集団トリップが発生した。事態を重く見た民主党が調査に乗り出し、たまたまイベントでうちわを配っていた教祖が別件逮捕される事態に陥る。また、信者以外にも自宅で試した一般市民が多く検挙され、うちわ、注射針と共に自宅パソコンのhistory(1)から多数の rm -rf / が発見された。

この際に出回ったワンライナーを示す。いずれも観賞用であり、試してはならない。試すなよ!絶対試すなよ!

# rm -rf / 
$ :(){: | : &};: 
# echo "" > /etc/passwd
$ yes | xargs -P 0 yes
$ ls | xargs -n 2 mv
$ while :; do mkdir a; cd a; done
# cat /var/log/access_log | awk '{print $1}' | xargs [email protected] -P 0 ssh @ 'rm -rf /' (自分のIPがログにあると自爆)
# wall 'The system is goind down for reboot NOW!'
$ yes `yes`

2014年9月ShellShock[編集]

危険シェル芸騒動の余波が残る9月末、今度はShellShockが起こった。ShellShockとは、次の危険シェル芸

$ env x='() { :;}; echo vulnerable' bash -c "echo this is a test"

を打つと製油所が爆破するというパールのようなものの一種であるbashの脆弱性(もろよわせい)である。上記ワンライナーを「ヘイカール!大会史上三度目の~、コングラチュレーション!」と共に使用するとインターネッツ越しに爆破できるため、ここでも調子に乗った若手信者が「ヘイカール!」の掛け声と共に世界中の製油所を爆破した。

このため、9月末から10月頭にかけて世界的に原油の価格が急騰し、世界中でトイレットペーパーを買い占める主婦が急増。また、世界中のエンジニアがパッチと呼ばれる前貼りを通行人に貼り付ける作業に追われた。

事態を重く見たINAXディストリビューターは、トイレットペーパーを使用する必要のないシャワートイレを使用するように消費者に呼びかけた。また、対抗するB.V.D.陣営は、前貼りを使わずにブリーフを履くように成年男子に訴えた。


将来[編集]

教団では、56億7千万年後にシェル如来が降臨し衆生を救うとされている。その際、#!/bin/sh 以外のシェバンをもつファイルはすべて rm -rf / されると信じられている。

注釈[編集]