タイツ

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タイツとは、密着性の高い衣服。婦人用と紳士用があり、それぞれ用途が異なる。

概要[編集]

16世紀中頃のスペインにおける男女のファッション。

婦人用のタイツは主に下半身の保護を目的としたり、また、この点から控えめで清楚な魅力を引き出すファッションとして見出され人気を得ている。その中でも婦人用の全身タイツ(後述)は防御性が高く、かつヴァリエーション豊かである。その一方、紳士用タイツは鑑賞される立場の男性が好んで用いる場合が多い。普段は男性がタイツをむきだしの状態で身に着けた姿を見かけることは少ないが、スポーツ競技や舞台上では着用人口が急増し、アスリート・芸能人から一般人までいわゆる「ステータスアイテム」となって愛されている。これは、タイツが肌に密着すると男性的魅力のひとつである筋肉が強調されることに由来している。

タイツそのものは19世紀の発明だとも言われているが、線をすっきりと見せるタイプのファッションはすでに中世ヨーロッパにおいて形作られている。14世紀頃には男性が下半身を誇示するものとして女性のファッションとの差別化が図られているのが明確であり、タイツの用途に男女差があることが容易に推測できる。

以下では、婦人用・紳士用それぞれに分けて詳細を述べる。

婦人用タイツ[編集]

タイツの着こなしの一例。パンチラもなく、肌の露出がゼロとなった下半身からは、みだらな印象を受けることはない。

現代における女性のオーソドックスな服装といえばスカートである。しかし性的な嫌がらせを避けるためにはあまりに無防備な構造であり、さまざまな行動に対して制限が課せられることになる。このため男性と同じくジーパンなどのズボンを選ぶ女性も少なくないが、メンズファッションとの差別化を難しくし、女性の求める‘女性らしさ’や‘服装を選ぶ楽しさ’を遠ざけてしまう傾向がみられる。タイツはこうした両者の要求に応えうるものである。要するにタイツを穿いた上にスカートを合わせることにより、下からの物理的な力によっても内部の様子が白日の下に晒されない状態を実現する。また、多くのズボンとしてのタイツにはウエスト部分にゴムが入っており、これが腰を締め付けることで他のズボンと比べて容易に脱げないことから貞操帯としての役割を担っている。[1]

しかし、タイツそのものが控えめで清楚な魅力をもたらすため、こうした効果を追求する女性はスカートを身に着ける必要がない。太い繊維でつくられた毛混系などのタイツであれば当然透けにくく下半身のプライバシーは完全に防御されており、下から手が伸びてくる心配は無いといってよい。日頃の習慣からかタイツと共に下着を穿いてしまう女性が見受けられるが、薄いタイツを身につけていた場合、いわゆるパンチラの危険と常に隣合わせとなってしまう。[2]また、厚手のタイツであるなら上記の理由から下着は必要でないため、外出前に穿いてないかチェックするよう心がけるとよい。

全身タイツ[編集]

肌の露出を避ける機能と女性のファッション性を両立させることに成功している。

上記から、女性的魅力を示すこととセクハラからの防御とのバランスをとることが女性にとって重要であることが分かる。ところが特別な理由で、女性的魅力を犠牲にしなければならない者も存在する。たとえば、イスラム教圏では女性がほぼ全身にわたって肌を露出してはならないという戒律を遵守して生活する場合があり、こうした女性は常に白または黒装束に覆われており、のっぺりとした味気ない印象を拭うことはできない。そこで彼女らが‘女性を演出’できるようにするため、タイツで全身を包むという手法が考案された。チャドルやヴェールといった形式的な服装から脱却し、全身にわたって自由な発想を反映させることを可能にするこの「全身タイツ」はわが国の発明であり、イスラム教国との外交において非常に有効なカードとして期待できる。



「タイツ、タイツ」詐欺[編集]

前述の理由により、タイツを身に着けた女性はスカートめくりに対してまったく動じる必要がないといえる。しかし、あえてパンチラを発生させ経済的利益を得ようとする、いわゆる「この人痴漢です!」型の犯罪が横行しており、社会問題化している。通常、女性がタイツを身に着けていなければ一目でわかるため、理性的な痴漢をつけない。ところが近年ではオーバーニーソックスという非常に長い靴下が流行ファッションとして台頭しており、「タイツだ」と安心してめくりあげた先が想定外の結果となり、思わず目をこらしている間に近隣住民が仁王立ちで取り囲む事態になりかねない。オーバーニーソックス着用者のファンによれば、絶対領域と呼ばれるスカートと靴下の境目を見逃してはならないという。

紳士用タイツ[編集]

イアン・ソープ。腕や胸、太もものしなやかな凹凸がたくましい。

現代社会においては「タイツは女性のファッション」という認識が一般に幅を利かせており、男性が堂々と着用することに抵抗感を与えていると指摘されている。概要で述べたとおりタイツは男性特有のものであったことから、男性の着用が避けられてしまうのは本末転倒と言える。そのため、タイツが男性のファッションとしても奇異な目でみられることないよう、教育現場などにおいて世論を固めていく必要がある。実際にこうした運動が顕著な昭和40年代には幼稚園小学校まで少年のタイツファッションが隆盛を誇っており、登下校や学芸会、またいわゆる「おでかけ用のおめかし」としてタイツで着飾る風景はよくみられた。しかし、平成に入ってからはタイツ教育の対極に位置する「はだし教育」を擁護する論調にシフトし、タイツに慣れ親しんだ世代との間に思想的なズレが生じてしまっている。

そこで、アスリート・スポーツメーカー・芸能人らがタイツ本来の魅力を啓蒙すべく、それぞれ現場で活躍している。

アスリート[編集]

紳士用タイツにおける品質改良は、男性のボディラインや筋肉の強調という点を主眼に研究されている。競泳用の足部のない全身水着、スピードスケート用のワンピースといった全身タイツのほか、ロングスパッツマラソンランナーをはじめ広く用いられるなど、タイツはさまざまなシーンに合わせて素材や形状を変え発達の一途をたどっている。とくに、オリンピックなどのエキシビジョン性が強いスポーツ大会においては肉体のすみずみまで強調が追求されており、その魅惑的な姿が視聴者の着用に対する好奇心を煽っている。



脚線が美しく強調されている。

芸能界[編集]

最も違和感のない紳士用タイツの着用シーンといえば、バレエである。レッスン風景においても指導者が脚の形をチェックするためには欠かせない衣服であり、ダンサーにとっては非常に愛着のあるものとなっている。タイツではなく普通のズボンを用いたり素足やほとんどで演じる場合もあるが、白いタイツの中で筋肉が主張する伝統的な姿は、女性の清楚さを彷彿とさせるとともに男性的な躍動感を表出させ、観衆の目を魅了してやまない。


江頭2:50。タイツが全身のスレンダーさを滑稽に強調している例。


他の芸能界においてはタイツの機能が筋肉の強調にとどまらず、多様的に解釈され扱われている。中でも右図の芸能人はタイツを常用しており、線の細さを演出することで独特の芸風を印象付けている。この技法は主にパーティーグッズ業界に影響を与えており、タイツの普及に一役買っていると言える。




脚注[編集]

  1. ^ なお、体感温度が高く繊維の太いタイツでは蒸れやすい女性のためにパンティストッキングや網タイツなどの薄いタイプのものが製作されたが、清楚さの点で劣ってしまうのは否めない感がある。
  2. ^ 厚手のタイツの上から下着を穿いていた場合も同様の危険性をはらむ。


関連項目[編集]