デュエル・マスターズ
デュエル・マスターズとは、マジック:ザ・ギャザリングの成功に調子に乗ったコロコロコミックがより子供向けに作り出したカードゲーム及び、そこから派生したコミックである。略称「デュエマ」。事情があるので「デュエル」と略さないように。
開発経緯[編集]
週刊少年ジャンプが遊戯王で大成功を収めたことに嫉妬した小学館は、日本でも多少人気がありまだ誰もコミカライズしていないカードゲームを探し出した。これがマジック:ザ・ギャザリングであり、コミカライズ「デュエル・マスターズ」とともになかなかの人気を誇った。しかし、ゆとり世代の発生によりルールが難しいマジックでは勝ち残れない可能性が出てきてた。そのため、マジック:ザ・ギャザリングの開発元ウィザーズ・オブ・ザ・コーストと掛け合い新たなカードゲームを作り出すことにした。
これにより二年間続いた漫画「デュエル・マスターズ」はある日突然、今までのデュエルは肩慣らしに過ぎないということになり、この新カードゲームに内容を変更された。 これが本稿で解説するデュエル・マスターズ TCGである。
特徴[編集]
基本はマジック:ザ・ギャザリングを踏襲しつつも、基本的なルールはちっちゃな子でも理解できるほどわかりやすくなっている。いわいるローテーションがない上にルールを簡略化したためにパワーインフレとパワー至上主義が生まれ、結果として遊戯王と同じような結果を生むようになった。しかし遊戯王とは違いプロモが弱く、仮に壊れ性能のカードが出てもちょいちょい再録される。ま、短所であり長所でもあるが。
カードイラストはかなり書き込みの細かいジャリバンな絵であり、漫画風で中二な遊戯王とは一線を記している。
他のカードゲームとは異なり、アニメ調の美少女型クリーチャーがあまり存在しない。強いて言えば永遠のプリンプリンや一部スノーフェアリーが近い程度だったが、最近はそうでもない。
システム上かなり手札事故の少ないゲーム性となっており、テキストごとに比較的一貫した裁定となっているため、TCG史上屈指の「事故ゲー」であるMTGよりは初心者と上級者の差が出やすい。
徹頭徹尾子供向けというコンセプトなので、コスト踏み倒し系のクリーチャーでチンパンすれば大体勝てる。それだけに、特に革命編などは侵略のカードパワーのせいでルールもロクすっぽ分からないニワカがCSにもあふれ返って見るに堪えなかった。
やはり低年齢層向けというコンセプトからプレイヤーに対する懲罰システムが非常に甘く、大会の種類にもよるが、ターンが返ったと勘違いして誤ってドローした程度なら山札に戻すだけで御咎め無しである。さらに公式イベントに参加した小学生へ殺害予告を行った高校生か大学生の公式登録プレイヤーが36ヶ月の資格停止&公認参加停止&会場への接近禁止という非常に軽い処分で済んでいる。MTGなら一生出場停止になる事態だぞ…
なお該当の人物の内、1年間の資格停止&参加停止&会場への接近禁止を食らった3人の内2人は、停止明け直前に会場への接近・立ち入り、及び公認店舗への迷惑行為をやらかし片方は追加1年、もう片方は無期限の延長処分が出た。
尚、米国では既に終了しており、海外ではMTGが主流となっている。
文明[編集]
マジック:ザ・ギャザリングを踏襲しているため5つの属性があり、それぞれの文明を築いているという設定である。しかし、どの文明も文明じゃなくてもいいんじゃないかというぐらい文明を使っていない。
火[編集]
- 赤をメインカラーとしている。ドラゴンや鳥、人間などが存在している。大剣や大砲などをメイン武器としていて若干大艦巨砲主義のきらいがある。絵的に最も武器や鎧が似合う。しかし、コミックではブレスや体当たりなど武器や鎧が活躍していない攻撃が多い。基本的には脳筋クリーチャーや浪漫カードのオンパレードでゲーム上不遇とされていたが、主人公が使う文明だけあり無茶なぶっ壊れカードがしばしば登場し、殿堂入り最多の記録を持つ。そこで温泉入ってるてめーのことだボルバル。
- 第一弾発売から10年もの間火単色の女性型クリーチャーは全く存在しなかった。他の文明には女性型クリーチャーが散見されるにもかかわらず、筋骨隆々なニューハーフやオカマすらいなかったのである。
- しかし、エピソード2にて待望の女性型ヒューマノイド「鬼姫ローリエ」「鬼姫モエル」が登場。今後に期待がかかる。そして、ついにドラゴンサーガで猫耳、ボクっ娘という萌えを極めしヒューマノイド「爆鏡ヒビキ」が登場した。
- 凶戦士ブレイズ・クローしか勝たん。
水[編集]
- 青をメインカラーとしている。魚介類だけでなくリキッドピープルという水人間や液体金属生命体など意外と充実している。知識を力に変えて闘うという設定があり、液体金属の加工や、生体コンピューターの構築など、唯一文明らしい文明を築いている。だが絵での表現がうまくなされていないので設定崩れとなっている上に、エピソード2末期には知識(物理)にクラスチェンジする者が現れた。
- 現在ではムートピアが大活躍!!!!!破壊秘伝ナッシングゼロやグレートグラスパー、クラッシュ覇やムカデ、アミダナスカなんて比べものにならない。はやく殿堂を出していただきたいものだ
自然[編集]
- 緑をメインカラーとしている。森の仲間たちで構成されているが、攻撃力の高いカードは植物が多かったりする。最も文明という単語が似合わない、そして実際に文明を利用しているとは思えない。武器もなく、鎧もない。他に合わせ文明と呼ばれているが間違いなく天然である。「眠りの森のメイ様」とその下僕達の登場以降、ケモナーホイホイに舵を切りつつある。
光[編集]
- 白をメインカラーとしている。天使や精霊という文明とはかけ離れた存在で構成されている。光を使った兵器など文明っぽいものは多くあるのだが、レアリティーが上がるほど、どんどん文明っぽさが減る。また人の形をしていないものが大半を占めるので武器の概念は薄い。
- 主な女性クリーチャーは女火出流剃と言うスケバン集団。
闇[編集]
- 黒をメインカラーとしている。悪魔が大半を占める。他の文明と違い人型が多いため、武器が最も似合う絵的に最もやりやすい種族。しかし能力が魔術的なものなのでやっぱり文明のありがたみが薄い。
ゼロ[編集]
- 白もしくは灰をメインカラーとしている。いわゆる無色。ほぼ全てのカードがコスト10以上と重いが(色の制約がないからね、しょうがないね)、それだけでゲームを制することができるチートカードが勢ぞろい。というかこのゲームにおいてコストは踏み倒すものである。ゼニスは全てこの文明に属する。
- 新たな種族ジョーカーズはなんと3ターン目にワールドブレイク。
漫画[編集]
現在コロコロコミックで無駄に連載中。作者はこの漫画の連載以前はくだらんギャグマンガしか描けなかったが、まさかこいつがこんな人気作家になろうとは・・・。直前に描いていたのが商店街にある潰れかけのおもちゃ屋の話だったが、カードを売って持ち直したのだろうか。
ていうかこの漫画、前のストーリーを無かった事にする等、滅茶苦茶である。
登場人物[編集]
- 切札勝舞
- 主人公。髪の毛がとんがっている。
- デュエルしか頭にない馬鹿の上、カードに愛情が無く、1デュエルごとにデッキと切り札を変える。未だにバロムやアルカディアスを切り札にしてる黒城と白凰を見習って欲しいものである。
- MTG編の時にはコントロールデッキを扱いこなせてたが、DM以降は封印している。
- スーパーサイヤ人に変身した事がある。
- 切札勝利
- 主人公の親父。息子の世話を妻にまかせて現在逃亡中。
- 切札勝太
- 主人公。勝舞の弟。訳あって生まれたときから死んだと思ったら10年くらいたって生き返った。カレーパン大好き。「ビクトリー」の主人公である。
- 彼のおかげで一時期ゲーム中に「カレーパン好き?」「カレーパンはどこじゃー」「カレーパンを食ってやるぜ」と連呼させられる人が続出した。
- 彼の兄が使っていたカードが環境を荒らしまわった前科から、その一挙手一投足がガチプレイヤーに監視されている。
- 切札勝
- 主人公。勝太の息子。主人公になったら画力が落ちる
- 角古れく太
- 別にいなくても良いのにいつも勝舞についていく空気眼鏡。一応アニメでは解説役をこなしている。
- 黄昏ミミ
- ヒロイン。設定は小学生(後に中学生)のくせにスタイルよ過ぎであるため、年齢詐称の疑惑有り。
- 白凰
- 白髪の少年。母を殺されたり、悪に洗脳されたり、何度も死にかけたりと、とにかく不幸な人間。
- 一時記憶を奪われたが、何故か勝手に復活していた。某カードゲーム漫画の盗賊王の親戚かと思われていたが、大人の事情でキャラデザが変更された。
- 黒城凶死郎
- まっくろな死神。出番が・・・。いい人。主人公より主人公らしいかもしれない。
- 邪藩牛次郎
- 作中最もムカつく野郎。白凰を死にかけにした殺人未遂。
- 三国
- 三国志から参戦。ザルディンがノーバディになる前の姿。
- 天地龍牙
- 重要キャラっぽく登場したかと思ったらその後タイトル変わるまで放置され主人公がラスボス倒した途端出番が増える
- アニメ側では最終シーズンになった途端何の前触れもなくいつの間にか姿を消してTV画面からいなくなる
- ザキラ
- 本名「ザ・ニラ」(ケシカスくんが命名)
- FEあたりまで無敵の存在だったが、SXに入ってから若干ヘタレと化した。
- イエスマン
- 組織NO2の地位と作中でもそれを裏付ける確かな実戦力を持ちいかにもなんかありそうな雰囲気をただよわせまくっていながら
- 話的には結局何もなかった完全な戦闘マシーン(一つ格下の宇宙人は暴れまくった)
- なおアニメシリーズでは作品根底レベルを担う超重要キャラ
- キサナドゥ
- キチキチなバケモ・・地球外生命体、子守が大変な黒幕キャラでもギャグキャラ
- なおアニメシリーズでは流調な英語のクールでナイスバディなただの(*推定)悪の美人女幹部
- アダム
- はっぱ隊似のラスボス。前ボスのザキラどころか映画オリキャラにも押し負けている。
- ドラゴン龍
- 永遠のライバル改め勝太の肉便器
- 百獣レオ
- 転校生。芸名「オレハ レオ」。アイドルマスター。
- カツどん
- 太ったなんJ民
- プラマイ零
- 主人公のライバルの一人でありながらアイドル野郎に出し抜かれた結果最終シーズンで一人だけハブられた男
- ルシファー
- フィールドの魔術師手術を受けて犬になる
- デッキー
- デッキケース
これ以外にも「週刊少年サンデー」他で「Duelmasters Rev.」なる漫画も連載されている。ブランクを経てデュエマに戻ってきた中学生が主人公というある意味現実的な設定なのだが、肝心のデュエマ描写がおざなりで、単行本にプロモカードを付ける商法も、気前良く再録するデュエマでは効果が薄く、はっきりいって糞漫画である。ここに書かれている漫画よりも公式のデッキ開発部の方が面白いのはどういうことだ。
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えぇっ!!まだデュエル・マスターズ書き上げてないの!?皆とっくに書き上げてるわよ!? 「でもでも私、ユーモア欠落症だし、記事どうやって書けばいいのか分からないし・・・」 「はぁ・・・・こうやって糞記事が生まれてくのね。」「加筆しないだけで削除!?」 (Portal:スタブ) |