ナイコン

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ナイコン(Nai - com)とは、フル・ソフトウェア構成のプログラマブルパッケージ・コンピュータのこと。

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概要[編集]

ナイコンは、1970年代から1990年代にかけて日本国内はもとより世界中で利用されたコンピュータである。このコンピュータは、既存コンピュータシステムの概念から逸脱しているため、一般にはコンピュータとして認識されていない。しかしながらその柔軟な設計思想により、他のパソコンユーザーを全て合わせた数を凌駕するユーザー層を獲得していた。

このシステムの最大の特徴は、「ハードウェアを持たない」という一語に尽きる。純粋なソフトウェアでのみ構成されたナイコンは、当時ハードウェアの制約により様々な面で限界が存在していたのに対して、ほぼ無限とも言える可能性を持っていたのである。

しかしストイックなプログラマの多くは、この無尽蔵ともいえる膨大な資産を持つコンピュータを制御できず、次第に「より動作原理が理解しやすく、扱いやすい」という限定された機能しか持たないマイコンを利用することに邁進していった。こうして現行のパーソナルコンピュータが開発される下地となっていった。この過程でナイコンユーザーは次第に数を減らして行き、とうとうWindows95/98・あるいはiMacの発売の頃にはナイコンユーザーがパソコンのユーザーに数で負けることとなった。

今日ではパソコンが扱い易く値段的にもこなれたため、ナイコンの存在は忘れ去られているが、それでもごく稀に高齢者の一部に利用者が散見される。

構造[編集]

ナイコンは完全なるソフトウェアのみからなるコンピュータで、如何なるハードウェアにも隷属しない。これは人間にあっても例外ではなく、一部では「ナイコン=パソコンやマイコンというハードウェアを持たない者」という誤解の元にもなっている。

このコンピュータは完全にソフトウェアで構成されることから、ハードウェア制御のためのオペレーティングシステムや、その下位プログラムであるBIOSを一切必要としない。加えて自分自身をプログラムする自己言及型のシステムであることから、非常に融通無碍である。

しかし「如何なる物理的構造や法則にも制約されない」という特徴は、云い返れば「如何なる物理的影響も発生させられない」ということでもあり、このコンピュータの動作を理解して使いこなすことは困難である。しかし仮想リソース内でのこのコンピュータの性能はすさまじく、以下のようなことも可能だといわれている。

  • システム内に存在しないデータを自動的に検索ないし抽出し、システムを自己構築する
  • 制御用の接続が無くても、あらゆるコンピュータのハードウェアシステムを制御する
  • 中には格子模様の三次元空間がある
  • 誰にでも簡単にできるプログラムをする事で、「誰も見たことがないすばらしいゲーム」を作ることができる
  • に打たれて暴走すると、自我を確立することもある
  • 死人の脳に繋いでデータをダウンロードすると、その人の人格が再構成される
  • ナイコンの中に発生した疑似人格は、ディスプレイ装置から実体を持って飛び出してくる
  • その素晴らしい知能で、人間を統治しようとする
  • 電磁波で洗脳できる
  • 移動のための装置や機構が無くても、動き回ったり空が飛べる
  • 最終的に自称する

歴史[編集]

ナイコンの歴史は古く、その起源ははっきりしない。ただコンピュータという概念が登場する以前より、その萌芽とも言える原始的なナイコンのユーザーは存在した。その一部が現在、数学と呼ばれる分野である。ただ初期の頃は論理的に答えを導出するフロントエンドが存在しなかったことに加え、また出力を理解できる人間も少なかったことから、あろうことか妄想との混同が発生している。

ナイコン初期の歴史は数学史と重なる部分が多く、また不可分でもあるために19世紀以前のナイコン史を明確化することは出来ない。しかし20世紀に入ってより、次第に機械による計算という概念が発達するにつれて、人間は思索を自身の脳から客観的な装置に置き換えるという概念を獲得するに至り、この過程でナイコンが「発見」された。それ以前のナイコンには「ナイコン」という名前すら与えられていなかったのである。

ナイコンという呼称が発生したのは1970年代~1980年代の事で、この当時はコンピュータゲームの流行で、パソコンを所有するのがオタクのステータスにもなった事から、次第にマイコンやパソコンのユーザーが拡大している。この中で旧来からナイコンを所有・利用していた側が、自分たちをマイコンオタクやパソコンオタクと差別化するために「ナイコン」という呼称を始めたと伝えられている。

しかし後に、コンピュータゲームの発達は一般化を招き、また安価でそこそこ高性能かつ利便性の向上したコンピュータシステム(ハードウェア)の発売により、次第にナイコンユーザーは減少、今日に至っている。

関連項目[編集]