ハピナス
ハピナスとは、主に関東周辺に生息するポケモンである。
概要[編集]
幼獣であるピンプクによく磨いた卵型の石を与えることにより成長を活性化させ、本物の卵を産むことが出来るようになった個体をラッキーと呼ぶ。そのラッキーに鈴の音などを聞かせ適度な食事と運動をさせることにより変態する完全な成獣がハピナスである。
他の生物であっても傷ついたものには手厚く看病するなど優しく知能の高い動物であり、また非常に体力に優れている種であるためポケモンセンターで介護動物として働いている姿もよく見られる。
しかしタマゴを産んで分け与えたり、子守唄を歌ったり、自分を犠牲にしてでも回復を願うという穏やかなイメージの反面、持たせた道具やタマゴを投げつけたり、自身が傷つくほどの体当たりをするなどストレスに弱い面もあるため、トレーナー資格のない子供には育成させないことが好ましいとされている。
ハピで止まります[編集]
あるとき、ハピナスが勤務するポケモンセンターにスタンガンを持った男が乱入するという事件があった。しかし、勇敢なハピナスは男の前に立ち塞がり、ポケモンセンターのポケモンたちを救った。男は引き返し、高圧放水銃を手にして再び襲いかかってきた。またしてもハピナスは立ち塞がり、ポケモンセンターを守った。二たびハピナスに退けられた男は今度は火炎放射器を持って突入を試みた。しかしハピナスは炎の前に立って全く動じなかった。
そこで畏敬の念を込めて、人々はハピナスに「ハピで止まります」という賛辞の言葉を贈った。
しかしその後、もう何の武器も残っていない男はいよいよ素手でハピナスに殴りかかった。するとハピナスは一瞬で気絶してしまった。
「一見完璧に見えるものにも、意外な所に弱点があるものだ」という教えである。
タマゴの常習性[編集]
ハピナスの卵は摂取することにより多幸感を得ることが出来るため、近年若者によるハピナスの乱獲が問題となった。
ポケモン図鑑によると、「一口でも口にしたなら、どんな人でも笑顔になるという、幸せが詰まったタマゴをうむ。」とのことだが、 ドーパミン作動性に作用する成分が検出されたため、卵を過剰に摂取することにより統合失調症に酷似した中毒症状を引き起こすことが明らかになり、覚せい剤取締法で薬物として規制されることとなったが、自在に体を縮められるハピナスを完全に根絶することは難しく、未だに不正所持による逮捕者は後を立たない。
また、近年はハピナスの卵と称してタマゴばくだんやダメタマゴ等を売りつけるという詐欺事件が頻発しているが、そもそも禁制品であるため被害があっても名乗り出るものは少なく、詐欺の実態をつかむことは難しいようである。
関連項目[編集]