ハブ空港

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ハブ空港(はぶくうこう)とは、の一種であるハブを多数飼育している空港のことである。

目的[編集]

空港の機能として重要であるのが、出入りする人と荷物の管理である。とりわけ国際空港ともなれば、出入国の管理、税関や検疫に多大な労力をかけなければならない。

これらの管理を怠らない国々、例えば緊張関係にある他国との国境が近いことが多い東アジア東南アジアでは、ハブはとても役に立つ生物である。検疫においては、空港内および周辺に住むネズミが抜け穴となる恐れがあるが、ハブはネズミを効率的に捕獲、抹殺し、地域内の衛生を確保する。また、課税品と免税品の識別においても、少なくとも重度のヤク中かどうかを判別する能力くらいはあり重宝する。さらに、もし不届き者が無理を押してゲートを突破しようとすることがあったとしても、彼または彼女に噛み付き入院させて、空港職員に情報収集を行う時間稼ぎをさせることができる。

つまり、当該地域の国際空港においては、ハブの数がすなわちさばける客と荷物の数を決定する。シンガポールチャンギ国際空港バンコクスワンナプーム国際空港上海浦東国際空港韓国仁川国際空港といった野心ある空港がこぞって大量のハブを輸入した結果、肝心のハブの地元である南西諸島では数量の確保が困難となっているのが現状である。

ハブ空港の要件[編集]

  • ハブを多数飼育するための十分な広い土地が必要である。狭いところに大量のハブを入れようものなら、善良な一般市民や職員までがハブ毒の被害に遭ってしまう。
  • ハブを多数飼育するため、飛行機が危険から迅速に逃れられるよう、滑走路の数は多ければ多いほどよい。
  • ハブを多数飼育することで根付いてしまうマイナスイメージを十分に払拭するだけの、安価な着陸料及び施設使用料が求められる。
  • ハブを多数飼育できるかどうかが重要であるので、空港が都市圏に近いかどうかはあまり関係ない。ただ、高価な資金を出してまでもハブを買ってみたい物好きの富裕層の移動についてはよく考慮する必要がある。このため、現実的にはやはり首都圏に近いとハブ空港にしやすい。
  • ハブを多数飼育するため、ハブの餌や隠れ蓑、カモフラージュとして大量に必要な、飲食品やバッグ、香水を賄うだけの数・面積のレストランコンビニ免税店
  • ハブを多数飼育する際、寝どころとして必要な部屋毎にバスルームのあるホテル
  • ハブを多数、迅速に供給したり、難病であっても緊急時迅速に家畜病院へ護送するための充実した国内外の航空ネットワーク。

異なる意味[編集]

ところが他の地域では、上述したハブ空港の定義のうち遠方とのネットワークを主軸とする空港をゲートウェイ空港と呼び、ハブ空港は国内・特定の地域内をまとめる空港としての意味のみ用いられる。

これは諸外国ではハブが珍しいものであるので、ネズミや不届き者を捕らえるためよりも壷から首が出入りする、マングースと対決させる等の大道芸目的としての利用が主流であるためである。国外からの移動者がハブを観るには本場である奄美大島沖縄へ行けばよく、ハブを飼うことが地域内の目を惹くことはあっても、ワールドワイドな魅力となることは無いのである。

また、各航空会社にとっては、格納庫につきものである大量の機内食を食い荒らす齧歯類捕獲のためにハブを飼うことが一般化しており、ある航空会社にとって、飼育しているハブの数が最も多い空港は、その航空会社のハブ空港であると定義されている。

日本での現状[編集]

どの地域でも市民団体が猛毒を持つハブを放し飼いにすることに強く反対することが多く、ハブ空港を設けることが難しいのが現状である。

現在のところ、海岸に人工半島や人工島として存在し、ハブ飼育エリアを居住地区と隔離しやすい東京国際空港関西国際空港、ハブを屋外にやると凍死してしまう新千歳空港、ハブの本家本元である那覇空港が有力視されることが多い。一方で、中部国際空港は運営側がハブ飼育にコスト面で難色を示し、また新東京国際空港は空港内の木の所有者より自分のものに猛毒が付着することを理由に反対されており、これらの空港でハブ空港が実現することは難しい。