パドラーズハイ

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パドラーズハイとは、芳文社が発行する4コマ漫画雑誌、月刊まんがタイムジャンボ2009年10月から2011年4月まで連載されていた4コマ漫画である。作者は水屋杏里

2007年にまんがタイムきららにおいてけいおん!が爆発的にヒットして以来、同誌を中心に芳文社系列の4コマ雑誌に大量投入された「女子高生の友情と部活をテーマとした漫画」の中の1つであるが、いかんせん舞台は田舎、しかもドが付く田舎であり、作中でやろうとすることがまったく世間一般に知名度のないラフティング二番煎じというよりも、むしろチャレンジャーに近い。ちなみにラフティングとはゴムボートで急流を下るレジャースポーツである。

そんな題材を扱った作品であるため、多くの読者からこんなドマイナーな漫画の連載を決行したジャンボ編集部は何を考えてるのか、と思われた矢先、連載開始から1年経ってない2010年の7月、オランダで開催されたラフティング世界大会で、なんと日本チームが男女とも初めての世界一に輝くという、ある意味、持っている作品である。

ただし、それでもラフティングに知名度はない。

概要[編集]

題名にあるパドラーズハイとは、ラフティングの際に搭乗者がはまるハイテンションの状態を総称する言葉である。漕ぎ手(パドラー)たちが、パドル(櫂)を同じリズムでいつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでも・・・漕ぎ続ける中、いつの間にか脳内は空っぽ、頭上は青空、川岸は緑、周囲は涼しい水辺、あぁ、これこそ大自然の一部・・・という忘我の境地を表す言葉である。まぁ、別に台風明けで増水した激流の中、真っ黒な岩場のすぐ脇を命がけで通り抜け、泥水まみれになりながら必死にパドルを漕いでいても陥る境地だけれど。

そのため、この作品には4コマ漫画でありながら麻薬中毒患者ルポルタージュ並みに向こうの世界に行ってしまう描写が満載で、リズムよくパドリングを繰り返す中、主人公を含めた女子高生たちの目の焦点が合わなくなり、口からよだれを垂れ流し、あまつさえパドリングの禁断症状に苦しみながら、最終的に疲労で体が動かなくなってもなおラフティングを求め続ける。そんな青春をあますところなく描き出している。

・・・一応、健全なスポーツの話である。そして、作品について間違ったことは全然書いていない。

多分

ラフティングとは[編集]

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ラフティングとは、19世紀に世界中の内陸部への探検や冒険が盛んだった時代に行われた小船による川下りがルーツと言われている。その後、第二次大戦後にアメリカで行われるようになったゴムボート(ラフト)による急流下りが各国に普及、現在では多人数によるレジャースポーツとして確立している。

基本的に古くから世界中で愛好されているボートカヌーヨットなどの「ウォータースポーツ」と言われる競技の一部として認識されており、日本でもすでに昭和40年代に大学の探検部を中心にゴムボートでの川下りを楽しむ人々が極少数存在していた。

が、もちろんマイナーな世界のごくごくマイナーな話だった。

その後、1977年にようやく愛好者達によってラフティングの国内大会が開催されるも、基本的に日本の河川がダムダムダムダム・・・によってラフティングに必要な急流を短くしまくった中では、競技を各地に広める以前に、行える地域のダム推進計画がポシャることを祈らざるをえないという段階で、とても全国区にはならないマイナーなスポーツだった。しかし、そのようなハンデの中、徐々に日本国内ではダム建設が下火になっていき、それと同時に上述した麻薬的な部分に魅了された人々がハンデをもろともせずに熱心に普及を続けた結果、1990年代後半に日本でも一部地域でラフティングブームが起こり、一定の競技人口を獲得。2010年現在では、ガイドと呼ばれるツアーコンダクターを中心として、初心者でもゴムボートによる急流下りを体験できるまでになっている。

・・・ダムさえなければ

ちなみに、ダムがあっても別に川の流れさえあればラフティングは可能である。けれど、上流のダムの放水や渇水期における水なし川状態など、川の流量を予測できない中でのラフティングは命に関わったり、商売上がったりになったりと、とても地域に根付かせられる環境にはないため、でかい公共事業を引っ張ってこれる政治家がいた地域ほど、ラフティングはマイナーなスポーツとなる傾向がある。

ストーリー[編集]

さいた・・・県、秩ふ・・・ではなく、千々風市は某県と東京を結ぶ一級河川の上流部に当たり、とても関東とは思えないほどの急流が各所に点在、週末になれば首都圏から多くの観光客が自然の中での水遊びを楽しむ、そんなド田舎である。

・・・そんな話は作中にはまったくされてないけれど

しかし、そんな土地で生まれた主人公、琴瀬優宇(ことせゆう)は高校2年生の春、雪解け水で荒れ狂う川を見ているうちに、以前、家族で楽しんだ地元の川でのラフティングが忘れられなくなり、いつのまにか見事に始業式に遅刻。そんな主人公のクラスの担任に、新任の桑城先生(実は元ラフティングのガイド)が就いたことから、とんとん拍子に話が進んでいき・・・。

なお、この舞台設定はあくまでも作中に出てきた千々風という地名から連想したものであり、埼玉県とはなんら関係はない。そして、当たり前常識当然のことながら、埼玉県都会とはなんら関係はない。

むしろ、秩父地方は、明治時代に秩父事件を起こして「秩父困民党」を結成。明治政府に大弾圧を食らうほどの土地柄であり、2010年現在も建設が続いている「荒川上流ダム群」の建設の際には、20年以上にもわたる行政と住民との争いが繰り広げられている。実に埼玉県である

・・・そんな話は作中にはまったくされてないけれど

登場人物[編集]

琴瀬優宇(ことせゆう)
通称ゆーゆ。もしくは、ゆーゆー。ラフティングの際のポジションは左前。高校2年生。一応、主人公。一応。家族旅行で体験したラフティングが忘れられずに元ガイドであった桑城先生に頼み込んでラフティング部を設立する。ただし、ラフトから落ちた回数が主要メンバーの中で一番多い。大丈夫か、主人公。ちなみに、体重はフェザー級(55.3キロ~57.1キロ)。メンバーの中で最も軽い。こんな情報さらしてしまって、本当に大丈夫か、主人公。なお、ラフティングの才能に恵まれていたようで、結成3ヶ月でなんと地方大会に入賞。あわせて、いつの間にか胸が目に見えてでかくなっていた件については、大胸筋が鍛えられた可能性が高い。あわせて、単に作者と編集部がAAカップという設定を忘れた可能性も高い。
なお、どこぞのメガネ主人公のように睡眠属性に特化した成長を続けているらしく、車はもちろんのこと、揺れるラフトの上でも、水上ですらも寝れる域に達している。
葉山愛里(はやまあいり)
通称あいちゃん。蕎麦屋の娘。ミルクではなく蕎麦湯で育った超自然派女子高生。ポジションは右前。川で遊んでいるところをクラスメイトである主人公に捕獲され、ラフティング部に入部する。
とりあえず、初めて訪問するお宅にツルで縛った川魚のお土産を持参する段階で、いろんな意味で主人公を越えている。
ついでに、学校に出前のついでとはいえ、自宅の蕎麦を持ってこさせる段階で「一応、主人公」の立場が相当危うくなっている。
さらに、川の中、と泳いで競争したり、鹿に乗ってバスを追いかけている時点で、この物語は埼玉県を舞台しているに違いない
そんなわけで、もはやこの作品における笑いのほとんどを独占しはじめているといっても過言ではない。大丈夫か、主人公
ちなみに、主人公の体重をばらしたのは彼女である。そのおかげで、全員の体重がフェザー級以上であることもばれてしまったわけだけれど、そこらへんは作者&編集部の責任である。
望月汐(もちづきしお)
通称しおっち。ラフティング部最後の刺客にして、文芸部員(兼業)。ポジションは左後。部員を確保するため、というよりもラフティングを行う際の最低人数を確保するため、上記2名によって、放課後に教室でを読んでいたところを掻っ攫われる。そして、初めて体験したラフティングで見事パドラーズハイ。すなわち、は・ま・る。結局、全身筋肉痛をこらえながら、日々パドリングにいそしむようになる。
現在、手先の保護のため、オープンフィンガーグローブを常備。武闘派の道を突き進んでいる。
桑城光夏(くわしろみつか)
別名、みー先生。ラフティング部の顧問。ポジションは右後。大学生時代、地元のラフティングツアーでガイドを担当。色々とアレな姿を後の教え子たちに見られまくっている。そして地理歴史の教師として某女子高に赴任した直後、主人公を基点として次々とラフティングの道に教え子を引き込んだ、ある意味、罪深き人
ちなみに、天職と考えていたツアーガイドの職を(ヤママユガ?)との顔面キスにより失っている。それ以降、筋金入りの虫嫌いになるも、結局、川への愛着は忘れられず、主人公に勧められるままラフティング部を設立することになる。
あわせて、どれぐらい虫が嫌いかと言うと、ラフティング練習中に虫と出会う→自ら川へダイブ・・・教え子をボートに残したまま。幸い、急流ではなかったため、部員の命に別状は無かったが、もしツアーガイドだったときのことを考えると相当に危険な話である。そして、ラフティング部初めての大会に向かう直前にも、車内にいたヤママユガ?のためにどうしても車を運転することができず、危うく大会を棄権する寸前にまで追い込まれている。
なお、某女子高のラフティング部は先生の車が大きくなるまで当分3人のままである。
パドリングを続けた結果かどうかは不明であるが、Fカップまで胸が鍛えられている。
葉山幸太(はやまこうた)
蕎麦屋の息子。高校1年生。ポジションは左前。愛里の弟にしてこちらも相当な自然派。山菜取りで勝負できる姉弟という設定は、ここ最近の漫画ではありえない話である。
しかし、これこそが埼玉県の現実だと思われる。
そして姉に触発される形で、彼もラフティングのチームに参加。現在、大学生たちと一緒に練習している。
なお、ラフィティング部のメンバー全員で葉山家に蕎麦を食べに行った際には、口では「オメーに食わせるソバはねえ」と言っていたにも関わらず、即座に父からわざわざ姉が来るのを待っていたことをばらされる。
とりあえず、シスコン確定おめでとう。姉曰く、「がっかりだよ」。

作中に本当に存在するセリフ[編集]

主人公「口ではそういっても体は正直じゃのう

しおっち「わ・・・私、きもちいーです・・・」

埼玉県人姉「弟よ・・・お前の屍を越えていく

埼玉県人姉「初のツンデレ要員が男しかも弟て。
埼玉県人弟「ばっバカちげーちげーよ!!

なお、このマンガは健全なスポーツマンガである。

きっと

突然の終了[編集]

順調に連載を続けていた本作であったけれど、2010年12月に単行本を出した直後、2011年3月にいきなりの最終回が予告される。それにあわせるように、内容もいきなりのタイムトラベル。夏休みが一気に終了し、目標だった四万十川遠征も簡単な会話で華麗にスルーされることになった。

・・・泣けるなあ。

そして、最終回もそれまでの物語を思い出す形で終了。

・・・いつの間にか、まんがタイムジャンボが作者を育てる4コマ雑誌から作者を消費する4コマ雑誌になった気がしなくもない。

・・・だとすると、なおさら泣けるなあ。

外部リンク[編集]

それでは、女子高生がキャッキャウフフとかいう世界とは真逆、むしろ魔逆のラフティング動画をお楽しみください。あわせて、下記の動画で紹介する男子ラフティングチーム「チームテイケイ」が世界一を獲得するまでの軌跡はNHKの番組「スポーツ大陸」でも取り上げられています。

そんな彼らですが、フツーに作中に登場しています

マイナースポーツであるからこその奇跡です。

  • キャッキャウフフ。・・・なお、主人公の大胸筋が目に見えて発達しすぎている件については、ジャンボ編集部に責任があります

~~~ 大いなる壁 ~~~

関連項目[編集]