フランス語
石原慎太郎氏はフランス語で数も勘定できない独裁者だから人間として失格しているのも、むべなるかなという気がする
〜 フランス語の数の数え方 について、NHKラジオフランス語講座・テレビフランス語会話の講師陣
いしわらの“oi”は、おきなわの“oi”!!
〜 フランス語 について、パトリス・ルロワ
フランス語( - ご、仏語français)とは、かつてはヨーロッパの公用語であった言語である。
概要[編集]
フランス語はロマンス語の一種だとか、ラテン語の方言から発達したとか、イタリア語やスペイン語、ポルトガル語と近い親戚関係にあるとか言われるが、それはそうとして、ドイツ語とは語派が異なることが唯一の救いである。
フランス語はかつて、ヨーロッパの公の場ではどこでも通じた。あくまで昔の話である。いまでも多くのフランス人は、ヨーロッパ人はことごとくフランス語を解すると信じているが妄想である。残念ながら現在、世界で最も通用するのは英語(正確には米語)であり、フランス人の若者も学校で英語を学ぶ。時代の流れには逆らえない。
とは言え、今でもフランス語と英語が話せれば西欧諸国でなんとかなってしまうのも確かである。フランス国内ではフランス語を、それ以外では英語を使うのだ。ちなみにフランス人に英語で話しかけても答えないので注意すること(ホテルを除く)。フランス人は、学校(fac)は淫らであるとする英語を解することを最大の恥と考えているのである。
フランス人のすることは全て逆らうイギリス人もフランス語を勉強する。フランス語を話せることはお洒落(≒スイーツ(笑))だと考えているのである。不思議な民族であるが、この事情はなぜか、英語が世界共通語になった現在でも変わらない。
余談だが石原慎太郎はフランス語を学生時代に学んでるのにフランス非難とかやってひんしゅくをかったりしてる。どうせ成績が悪かったのか万年反抗期(≒中二病)だからなのであろう。
使用されている地域[編集]
ヨーロッパでは、フランスはもちろん、ベルギーの一部とスイスの一部で使われている。かつてのローザンヌでよく聞かれたベッシー先生の「このデブでブサイクが踊るなんてとても恥知らず。」という発言もフランス語。ただそれよりもヨーロッパ以外で使われている国が多い。これはかつて、フランスがアフリカやアジアに植民地を持っていた時代の名残である。
フランス語はほかにも、洋菓子店や洋食店のメニューの公用語である。また、大学でもフランス語を学ぶ学生が少なかった点に目をつけ、なんと書いてあるか知られたくないTシャツ(多くの場合、ベルレーヌのいい加減な引用か、さもなくば卑猥な言葉が書かれている)などに使用される。
なお、日本の属国の一つ、秋田県の公用語である秋田弁は、フランス語から派生した言語である。このため、毎年フランスと秋田の間を多くの留学生が行き来する。その受け皿として開設されたのが国際教養大学である(ただし、残念なことに授業のほとんどは英語で行われる)。
特徴[編集]
フランス語は、英語ほど単純ではないが、ドイツ語やラテン語と比べると覚えるのは楽である。名詞も男性名詞と女性名詞しかないし、定冠詞や不定冠詞も男性、女性、複数の3種類だけだ。ドイツ語のように単語と単語の境目が融合して無限に続いて行くという奇妙な現象も起きない。時制変化(現在・半過去・複合過去・単純過去・大過去・未来・前過去・前未来)は、他言語の話者がフランス語を勉強するさいに脳味噌が爆発する原因になるが、言語全体を見通せばドイツ語よりはマシである。というフランス語伝説が、まことしやかに語られている。(むべなるかな、一度パリをムキムキにされたフランス信者の遺恨は根深い。)
唯一、激しく面倒なのがavoirとêtreの変化で、それぞれに96種ずつ存在する活用を頭に叩き込まなければならない。ここだけラテン語の伝統を引きずっているが、こんなものを引きずらなくともよろしい。
むしろフランス語の最大の問題は、綴り字を見たらほぼ正確に発音ができる(英語は絶対に不可能)にもかかわらず、発音を聞いても綴りを知ることが絶対に不可能であるという点だ。この最大の理由が、
- hを発音しない。と言うかフランス人はhを発音できない。カンヌでは「HA-NA-BI」を「アナビー」と発音していた。真面目に。また、ハーゲンダッツの工場は世界で4カ国にしかなく、そのうち1カ所はフランスにあるのだが、フランス語ではhを発音しないため「アーゲンダーズ」になってしまう。かわいそうに。でも、笑う時はフランス人も ahaha... と言うのだが。
- 単語の語尾の子音字は発音されない。ただし、後に続く単語が母音から始まっているとき、前の単語の最後の子音字が後の母音とくっついて発音されてしまうので、綴りは頭にいれておかなければならない。
- 特に母音に対し、同じ発音で異なった綴りが複数存在する(例えば、「エ」=e, é, è, ê, ai, eiなど)。
このため、発音のわりに文字列が長く煩雑になることが多々あり、さながら、漢字をおもいっきり横に引き伸ばしたといった具合である。
例えば、フランスと聞けば想像する「ルノー」はこう書かれる。
- Renault
「プジョー」はこうである。
- Peugeot
「オーデコロン」(正しい発音は"オー・ドゥ・コローニュ"に近い)
- Eau de Cologne
虹を意味する「ラルカンシエール」。「ラルク・アン・シエル」は発音としては間違っているが、バンド名に目くじらを立てるほうが野暮である。ちなみに「空のアーチ」という無味乾燥な意味。
- l'arc en ciel
「ヴァントサンカン」。"25歳"という意味。「ヴァンサンカン」は誤表記。
- vingt-cinq ans
現地でしばしば使われるフレーズ、「それは何?」という意味の「ケスクセ?」。発音は至って簡単なのに、
- Qu'est-ce que c'est?
書いてるほうが目眩がしてきたので、次に行く。これにうんざりしたらほとんどローマ字表記のドイツ語、イタリア語を選ぶように。
子音r[編集]
フランス語では、子音rが独特の発音をする。よく「鼻から空気を抜くように」と表現されるが、紙の上で説明しようというほうがどだい、無理な話である。不慣れな日本人がr音を聞くと小鼻で笑われたように感じなくもない。フランス旅行中にどうしてもr音を発音しなければならないときは(例えば10枚綴りの地下鉄回数券「carnet(カルネ)」を買う時とか)、むしろ「h」音を鼻で出す気持ちで発音したほうが通じてしまう。もちろん発音としては間違っているが、日本的に(あるいは英語的に)rを発音すると絶対に通じないので注意が必要である。
なにより、フランス語のrはフランス語を汚くしたらしめる発音である。事実、鼻にかかったフランス語独特の響きに憧れてNHKのラジオ語学講座を聴講しはじめた学習者が、ヘッドホンでラジオの女性フランス語ナレーターがのどの奥から痰を吐き出すかのようにrを発音するのを聞いて幻滅し、学習をやめたという話はよく聞く。
鼻母音[編集]
フランス語で「アン」や「オン」などと言うときは、鼻から息を抜くようにして発音する。実は意外と細かい違いがあり、これをミスると全然通じなくなることがある。
この発音は、話す人の見た目によって異なる印象を与える。かわいい女の子やイケメンが話すとオシャレで魅力を倍増させるが、筋肉モリモリの屈強な男が話すとマヌケな感じがしてしまう。
唾の飛びにくい言語[編集]
彼らは母音までハッキリ発音することを心掛けているが、会話中に唾が飛ぶことを非常に嫌った。 事実「b」や「p」は弱めに発音されているそうであるし、まして「チャ」などという発音は論外極まりない。 唾液の飛散しやすい発音は なるべく口の奥で発するようになったが、これが上記の「子音r」や「鼻音」という特殊な発音を生じるきっかけになった。
さらに、語末の子音を発音しないことによって、より唾液の飛散を抑えられる。 これは「へーっくしょん」というクシャミを例に考えるとよい。 「くしょん」と言ってしまうから唾が飛んでしまうのであって、 「へーっ」で止めておけば、何も大量の唾液を飛ばすことなど無いのだ。
フランス語の特徴的な読みである「oi」も、「オイ」と口を突き出して読むと唾が飛ぶので、唾が飛ばない「オワ」に転じたものである。 まさに、食事中の会話に適した言語というわけだ。ただし、飛び出ないのはあくまで唾であり、前述のとおりr音による痰が飛び出かかる言語であることには変わりはない。
より現実的な音韻体系[編集]
日本語で外来語を表記するとき、「ン」は何に当てる!?「ン」は鼻音なのであらゆる鼻音素に当てられるが大抵は硬口蓋鼻音の「n(ナ行音)」に当てられてしまう。なのでManhattanをマヌハッタンならぬマンハッタンと発音してしまう。
おかしいだろう、両唇鼻音「m」は単独では「ム」と発音するのに、なぜ硬口蓋鼻音「n」は単独で「ヌ」と発音しないのか。
日本語でフランス語を表記する場合は「ン」は直前が鼻母音であることを説明するために鼻母音の後に表記され、硬口蓋鼻音の「n」は単独では現実的に「ヌ」と発音されるようになる。
また、発音記号にはおかしなものがある。それはdとzをくっつけて1音素と見るところ。日本語で言うならチとツのことだ。だがフランス語にはそんないやらしいものはないため、たとえばPutsは「プッツ」ではなく「プットス」と発音される。
皆が一番の苦手としているのは子音で終わる単語のことである「Put、This等」。フランス語の場合は子音で終わる平音節は次に来る単語の音節を変化させるものと考えて語末の子音は単独では発音しない。例えばLit(ベッドの意味)のtは次に母音(主に助詞の語頭)が来ない場合は発音されないが、次に来る助詞のen(アン)をテンに変化させる。
つまり、フランス語の助詞は直前の単語によってさまざまな音節に変化するわけだ。
発音とつづり[編集]
英語の代弁者[編集]
英語と同じく、アルファベットを大事にしているようである。文字通りに発音しない部分もあるからだ。
Serpent、これはセルペントではなくセルパンと読む。だが、次の単語が来たときは語末の部分が発音させる場合がある。これをリエゾンという。
Il habite à Paris. : h, e, s は発音せず、イラビタパリと読む。
合字[編集]
表音の高さを極めるために、アルファベットにない音をそれに近いアルファベット2つを合わせたものがある。文字通りに発音しないくせに…。
- œ…oとeを合わせたもの。
- æ…aとeを合わせたもの。
だが、合字だと字の大きさがおかしくなってしまうのでSœurはSoeurと表記される場合が多い。文字通りに発音しない場合が多く、合字はあってもなくても変わらないようになっている。
ダイアクリティカルマーク[編集]
英語とヨーロッパ諸語を合わせたものであることが確認された。
- セディーユ
- アルファベットにない子音をそれに近いアルファベットを当ててつける記号。Françaisのçが代表的である。
- アクサン・シルコンフレクス(サーカムフレックス)
- アルファベットの母音にかかわる問題をわかりやすくするための記号。
- トレマ
- アルファベットにない母音をそれに近い1つのアルファベットを当ててつける記号。naïve(ナイーヴ)からトレマを取るとnaive(ネーヴ)になってしまう。
文字の名称[編集]
フランス語の文字(Alphabet)の名称の綴りは以下の通り。 aはaで、bはbeで、cはceで、dはdeで、eはeで、fはefeで、gはgeで、hはacheで、iはiで、jはjiで、kはkaで、lはeleで、mはemeで、nはeneで、oはoで、pはpeで、qはquで、rはereで、sはeseで、tはteで、uはuで、vはveで、xはixeで、yはi-grecで、zはzedeである。
また、その単語の綴りは、その綴りにある個々の文字の名称をつなげて発音しても同じ発音になるが丁寧な場合はそうでない。「'」はエリジオンを表す記号である。例は、Mirage/ミラージュ(emeとiとereとaとgeとeを繋げてem'i'r'ag'e/ミラージュ)とDuc/デュク(d'uce/デュク)とNuance/ニュアンス(en'ua'nec'e/ニュアンス)がある。
数詞[編集]
以下は石原慎太郎の主張です。真に受けないように。
フランス語の数詞は出鱈目である。フランス人が何と言おうが出鱈目である。恐らくヨーロッパいち出鱈目である。何が出鱈目かと言うとこうである。試しに「99」を読んでみて欲しい。
九十九、である。英語ではninety nineである。わかりやすい。フランス語ではこうである。
- quatre-vingt-dix neuf
quatreは「4倍」、vingtは「20」、dixは「10」、neufは「9」であるから、日本語に訳すと「20の4倍に10を足して、それから9」といったところであろうか。冗談抜きで、これがフランス語における「正しい99の読み方」なのである。
これで暗算をこなすフランス人は素晴らしいと思いきや、ヨーロッパ人は全般的に暗算に弱いので、それほど心配する必要はない。いずれにせよ、たいがいの日本人は「99」をフランス語で読み終わる前に、暗算すべき式を全て忘れてしまう。他にも「73」はsoixante-treizeつまり「60と13」なので、99+73(20の4倍と10と9と60と13)の結果を考えている暇があったら計算機を探した方が早い。ちなみに答えはcent soixante-douze(100と60と12、つまり172)である。
もしこういった数え方がどうしても嫌だという場合は、全て十進法の考え方で数えられるベルギーやスイスのフランス語をお勧めする。
日本人がよく耳にするフランス語[編集]
- chocolat(ショコラ): チョコレート
- cinq(サンク): 三個、あるいは5
- croissant(クルワッソン): 三日月、または三日月形のバター臭いパン
- Eau de Cologne(オー・ドゥ・コローニュ): オーデコロン
- Eau de toilette(オー・ドゥ・トワレ):便所水
- café au lait:(キャフェ・オー・レ): 牛乳にアカネ科の植物の種子を炒ったものから抽出した麻薬を含む濃茶色の飲料を入れたもの
- déjà vu(デジャヴュ): 日本では綴りに惑わされたか、「デジャブ」などと、下痢の発作を我慢できずにぴーしたような言われ方をしている!
- grand prix:(グラン・プリ): 大賞
- bonjour(ボンジュール): こんぬつわ
- la mer(らめぇ): 海
- Monsieur(ムシュー): おっさん
- Madame(マダーム): おばはん
- Mademoiselle(マドムワゼル): ねえちゃん
- c'est bon(セ・ボン): (・∀・)イイ!
- merci(メルスィ): ありがトン
- petit(プチ): ちんまい
- restaurant:(レストラン): 飯処
- Japon(ジャポ~ン):ジパング
- Japonais(ジャポネ~):ジャパン語
- Je t'aime.(ジュテえ~ム):アイラヴユ~
- Je ne sais pas.(ジュぬセパ):知らん
- travail(トラヴァーユ): 仕事
- avaune(あぼーん): あぼーん
- eaus tacoux(オ・タクー):オタク
- hait reauguét:(エ・ローゲ): 18禁
- héro(エロ):英雄
- au oiquons(オワコン):時代遅れ
- aller(アレー):あれ(正しくは、「イク~(行く)」)
- chaite(シェー): 驚きました
- dangereaux(ダンジュロ): 市川團十郎
- L'Arc en Ciel(ラルカンシェル): ボーカルの身長が156cmのバンド(本来の意味は「虹」)
- crayon(クレヨン): フランス語では鉛筆の意味だが、日本ではなぜか棒のような画材を意味する。
フランス語で書かれた文学[編集]
詳細はフランス文学の項目を参照のこと。 日本では、翻訳したものをフランス書院が発行している。
有名なフランス語話者[編集]
- 但し、フランス語にはh(ハ行の子音)や、英語のch(チャ行の子音)に相当する発音がなく(フランス語のchは英語のshに相当)、さらに二重母音も存在しないため(aiは「エ」と読まれる)、Hinaichigoは「イネシゴ」と発音されてしまう。フランス語の音韻では「ひないちご」と発音することは不可能である。
- また、雛苺が「トモエ(tomoe)」(巴)と発音するときに、それが「トゥモエ(tumoe)」のように聞こえるという証言が多いが、これは、日本語の「オ」に相当する発音がフランス語では「狭いオ([o]:「オ」と「ウ」の中間音であり、「ウ」に近く聞こえることがある)」と「広いオ([ɔ]:英語のoの短音に近い)」の2つに分かれており、トモエ(Tomoe)と発音するときに、その第一音節の母音部分の「o(オ)」を「狭いオ」で発音していたためであると考えられる。
- 一人称は「ヒナ(hina)」であるが、これもフランス語では使用不能である。
- 調子に乗ってフランス語を話せることを自慢し、ただでさえも怖い顔をした院長先生を怒らせてしまった。フランス語は読めるけど空気は読めない。
トリヴィア[編集]
沖縄県浦添市に「ハッピーハウス(Happy House)」というフランス料理店があるが、フランス語ではhの発音や二重母音がなく(ouは「ウ(ー)」と読まれる)、また語末の-seは常に濁って「ズ」(-sseなら「ス」)と読むため、「アピウーズ」と発音されてしまう。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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