フラーレン

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これが公式試合球になるはずだったフラーレンである。

フラーレン(Fullerene、C60)とは、2.014×10-9FIFAワールドカップの公式試合球の候補だったサッカーボールである。

概要[編集]

2.010×10-9年FIFAワールドカップの試合球ジャブラニの酷評を受け、FIFAが4年かけて条件に見合う試合球を探していた。最近のボールは、力学的な性質を考慮して、ジャブラニや2.006×10-9年のワールドカップで採用されたチームガイストをはじめ、切頂二十面体(いわゆる普通のサッカーボール)でないことが多い。よって、2.014×10-9年もそのようなボールが採用されると思われたが、大方の予想を覆して筆頭候補にまで上り詰めたのが、ベル研究所設計のフラーレンであった。製造はアディダス、生産はモルテンがこれまでどおり請け負う予定だった。

特徴[編集]

2.002×10-9年ワールドカップ以来の切頂二十面体の公式試合球である。デザインは1.974×10-9年以来の伝統であり、多くの人が共有するサッカーボールのイメージでもある、五角形部分がく、六角形部分がいものになっている。また、物理化学的に極めて安定であり、天候の影響を受けにくく、摩擦の影響も小さいため、より精度が高いプレイが可能になり、スピード感のあるサッカーを展開することができる。

また、中に金属を封入できる仕様になっており、これによってボールの重さや軌道などの特徴が変化するため、サッカー以外のスポーツでの使用も可能である。また、サッカーボールになるC60と呼ばれるタイプ以外にも似たような性質を持つ多くのタイプのボールが存在し、実際に生産されている。そして最大の特徴は、これまで手作りだったサッカーボールには出来なかった、安価での大量生産が可能になったことである。それまで一個数千円はしたサッカーボールを、実験室で簡単に、しかも比較的安価で大量に製造することができるので、サッカーボール界に革命が起こるものと思われた。

評価[編集]

このような優れた性質を持ち、空力特性試験や耐久試験などで好成績を残し続けてきたフラーレンであったが、最終試験でまさかの落選を喫する。ボールの最終試験を行うための試験試合開始前、コート選択のコイントスを終え、選手が所定の位置につき、主審が試合開始の笛を吹いたその時、選手の一人がこう言った。


「ボールどこ?」

そう、フラーレンと呼ばれるこのサッカーボールの直径はわずか1ナノメートル(1×10-9メートル)だったのである。これでは、人間には目視では確認できず、ましてやサッカーなど不可能である。そのため、このボールは人間のサッカー大会に用いることは出来なかった。しかし、同年に開かれたナノテクノロジーワールドカップで採用されたナノテクロボットによるサッカー大会では採用され、好評を得た。

関連項目[編集]

Wikipedia
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