ブースター

ブースターはポケットモンスターの一種で、ポケモンの持つ種族値とわざのバランスがいかに大事なものであるかを教えてくれる唯一王である。
概要[編集]
イーブイの進化形の1つ。イーブイは多くの進化の可能性を秘めていて、どの進化形態も何らかの高い種族値を活かしたバトルを得意とする。ただ1匹、このブースターを除いては。
初代ではほのおタイプのポケモンはどちらかと言うと不遇な立ち位置にあったが、世代を重ねて第5世代、今ではほのおタイプの有能さが増していった。ただ1匹、このブースターを除いては。ほのおタイプのポケモンには文字通りの火力バカなポケモンが比較的多く、成長させることでその力を遺憾無く発揮させることができる。ただ1匹、このブースターを除いては。また、ほのおタイプのポケモンというのは自分の苦手なタイプのポケモンに反撃できるくさタイプの技を持っており、弱点を補いやすくなっている。ただ1匹、このブースターを除いては。
ブースターの特徴[編集]
数えきれないくらいのポケモンがいる中で、ブースターは全体の23位に輝くこうげきの高さを持つ。何とこのこうげきはほのおタイプのポケモンの中では第4世代までは1番目、現在は2番目に高いのである。普通に考えたら素晴らしい性能と言えるのだが、これこそがブースターというポケモンが唯一王と呼ばれる大きな要因の1つとなっている。
ポケモンの攻撃技には「ぶつり」「とくしゅ」の2種類があり、ブースターはこうげきが高いのでぶつり技で攻めた方がよい。また、ポケモンは自身のタイプと同じ技を放つと他よりも威力が高くなる。
ところが、ブースターはほのおタイプの強力な物理技「フレアドライブ」を習得しないのである。ほのおタイプ最強の攻撃力を持つヒヒダルマは習得するのに、ブースターが習得する最強の炎攻撃技は「ほのおのキバ」が限界なのだ。参考までにフレアドライブの威力は130、ほのおのキバはわずか65である。ブースターの方が初代から登場する大先輩なのに、5世代目になって出てきたポケモンにあっさり最強の攻撃力の座を奪われたどころか、その優位性をさらに奪われてしまった。涙目なブースターはそのばかぢからを用いたやつあたりに近いゴリ押し技を放ち続けることが主流となったのであった。
また、ほのおタイプの弱点となるタイプは3種類存在するが、いずれも「ソーラービーム」という技で反撃できる。だが、ブースターのみどういう訳かこの技を習得できない。もはや狙っているとしか言えないほどの不遇っぷりからブースターに明日というものが存在するのか謎である。
ブースターの技[編集]
フレアドライブ- ブースターには到底扱えないほのおタイプの物理技。使いこなそうと必死だが使えない(大爆笑)。ウインディ様やギャロップ様はそんなブースターが可哀想で仕方が無い。
- これさえ習得していればと思うプレイヤーも数多くいるだろう。
- それにしてもブースターの技のバリエーションの無さには思わず任天堂を訴えてしまいそうなぐらいである。
- しかし、最新作のXYではとうとう習得した。だがよくよく考えると、火力は高いが自分もダメージを受ける技なので、軟弱体力のブースターが覚えたところで厳しいことに変わりはないかもしれない。
ソーラービーム- これさえ覚えればある程度対策が立てれるのにと思ったプレイヤーも多い威力120の特殊技。特殊技の攻撃力もそこそこある分だけ使えたらいいのにと思うかもしれないが、鈍足低耐久なので、2ターン目になってようやく放てるこの技では結局のところ放つ前に脱落しそうである。
- ほのおのキバ
- ブースターのほのおタイプの最強物理技。だが、ただ自分の口で噛み付くだけである。ちなみにこれでもあのヌケニンの特殊能力である「ふしぎなまもり」を貫通する唯一の攻撃技らしいが、はっきり言って他の技でやった方がマシである。
- それにしてもブースターの技のバリエーションの無さには思わずゲーフリに殴り込みしてしまいたくなるぐらいである。
- オーバーヒート
- 可哀想なブースターに与えられた威力がなんとフレアドライブより高い140もあるという特殊技。これを放って逃げるという戦法もあるが、素早さと耐久の低いブースターでは難しい。それにしてもブースターの非常識さには思わず子供にさえも見下されそうなぐらいである。
- ばかぢから
- つい最近覚えられるようになった威力120の格闘の物理技。不遇扱いから脱出するために土壇場で習得することに成功した。しかし機動性があまりにも低いため使うまえに撃墜される。
- それにしてもブースターのステータス配分の無駄さには怒りが頂点に達しそうになるくらいである。
- シャドーボール
- つい最近までは最強だった技。最近ダメージ計算が特攻になり、ただのゴミに。むしろつかえたのという声のほうが多い。
まぁGBAの時点でヤミラミにシャドーボール唯一王の座は奪われておりますが。- スモッグ(笑)
- かつてはブースターの主力技の一つだったが、上述の技を覚えるようになってからはその技を使ったことすら忘れてしまった。というかむしろそんな技を使ったら友達に嫌われるのが落ちである。
- こわいかお
- 本来可愛い顔をしているのを
唯一王扱いされている恨みを込めた恐ろしい表情に変えて相手をびびらせる技。元々は「にらみつける」という技だったが、自身がフレアドライブを使えない怒りにより技名が変更された。ちなみに砂嵐が吹き荒れている状態で本領を発揮するらしいがどうせそんなことしても報われない労働になるだけである。 - ニトロチャージ
- BWから覚えられるようになった技の一つで、フレアドライブを習得するかというプレイヤーの期待を裏切って習得した威力50の物理技。自らの足の遅さを無理矢理補いつつ攻撃するらしいが、それを1回やっただけではサンダースはおろか唯一神ですら追い越せないのでやはり無意味である。
関連項目[編集]
- イーブイ
- エンテイ 本人自身が尊敬している神
- ウインディ 本人自身がやたらと敵視している伝説のポケモン。
- ヒヒダルマ 何気に本人を嘲笑って見下している厄介な奴。
- クイタラン 本人と同じ状況にいる後輩。本来エサとするアイアントに返り討ちにあってしまう。
- フライゴン 本人と同じ状況にいるドラゴンらしくないドラゴン。同じタイプにステータスが上位互換の最強候補ガブリアスがいるため、フライゴミなどとバカにされている。ただし、わざとステータスが噛み合っていないわけではないのでまだマシ。