プロジェクトX-挑戦者たち- レクサスシリーズ

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プロジェクトX-挑戦者たち- レクサスシリーズとは、レクサスに携わったトヨタマンたちの熱き物語をつづった、一連のシリーズである。

ショートディション[編集]

ベンツBMW並みのブランド力があり高い利益率を誇る車種を生み出せないか。そのためにトヨタはいくつかのブランド戦略を打ち立てた。下記は、レクサス開発に携わった、アツき男達の物語である。
新作の発表は「2ちゃんねる」の車種・メーカー板で公開されている
【絶望的】なぜレクサスは失敗したのか?124失敗目
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レクサス誕生編[編集]

プロジェクトX~挑戦者たち~  レクサスの挑戦。奇跡の利益率-高級ブランドっぽい車の誕生

トヨタ首脳陣から、もっと利益率の高い車を作れと迫られていた。 思案に暮れていたとき、社長は意外な事を言った。
部品品質の手を抜いてみたらどうだろう」 工場長は戸惑った。 高級車から品質の手を抜いたら高級車ではなくなってしまう。
「無理です。出来ません」工場長は思わず叫んだ。 「俺たちがやらずに誰がやるんだ。俺たちの手で作り上げるんだ!」
社長の熱い思いに、工場長は心を打たれた。そして、三河商人の血が騒いだ。 「やらせてください!」
それから、夜を徹しての偽装高級車作りが始まった。省ける部品は省きまくる毎日だった。
しかし、本物の高級車の味は出せなかった。 工場長は、来る日も来る日もコストと戦った。
いっそ、BMWに転職すれば、どんなに楽だろうと思ったこともあった。 追い詰められていた。
そこへ社長が現れた。そしてこうつぶやいた。 「発想を変えるんだ。高級車は走りだけで高級なんじゃない」
そうだ。内装だ。内装とか見た目だけ高級にする手があった。暗闇に光が射した気がした。
工場長は試しにプラスチックに何だかよくわからない表を貼ってみた。
高級車特有の手触りが蘇った。 「これだ、これが探してた俺たちの高級車なんだ!」
内装だけの偽装高級車の誕生だった。
社長と工場長と従業員は、工場の片隅で朝まで飲み明かした。 工場長は、充足感に包まれ、涙が止まらなかった。
「社長、完成した車で日本海に叫びに行ってきてもいいですか」工場長は言った。
「ああ、いいとも。だが制限速度は守れよ。中身はトヨタのままだからな」 社長は自分のジョークに、肩を揺らして笑った。

レクサス販売編[編集]

プロジェクトX~挑戦者たち~  レクサスの挑戦。奇跡のセールステクニック-高級ブランドっぽい車の販売手法の誕生

トヨタ首脳陣から、レクサスを高級車として販売するよう迫られていた。思案に暮れていたとき、社長は意外な事を言った。
「高級車っぽい価格とCM戦略で高級車と認知させて販売してはどうだろう。」
マーケティング部長はとまどった。高級車を購入する層はクルマにうるさい連中のはずだ。そんな誤魔化しが通用するとは思えない。思わず叫んだ。「無理です、できませんっ!!」
「俺たちがやらずに誰がやるんだ。俺たちの手で新しい高級車を売りまくるんだ!」
首脳陣の熱い思いに、マーケティング部長は心を打たれた。そして、三河商人の血が騒いだ。「やらせてください!」
それから、休日を返上して高級ブランドイメージ作りの日々が始まった。
販売価格は米国ベンツBMW帯のうち、手が届きやすい程度に合わせた。しゃれたTVCMを流した。パンフレットもゴージャスにした。御用評論家に賛美記事を書かせた。
それでも、高級車とはなかなか認知されなかった。来る日も来る日もイメージのと戦った。
いっそ、BMWに転職すれば、どんなに楽だろうと思ったこともあった。 追い詰められていた。
そこへ社長が現れた。そしてこうつぶやいた。 「発想を変えるんだ。高級車はクルマ自体のイメージだけで高級なんじゃない」
そうだ、ディーラーサービスだ。ディーラーのリッチサービスで、オーナーを自分は高級車オーナーであると錯覚させる方法があった。暗闇に光が差し込んだような気がした。
レクサスディーラーの店舗をエレガント風に改装した。厳しい接客研修を受けたイケメンセールスマン美人レクサス嬢を配置した。車体運送の為にレクサス専用トラックを造った。納車の際にはパーティーを催し、西友で買ったシャンパンにレクサスシールを貼り付け、プレゼントした。ご来店の際には、お茶、ケーキを無料で振る舞い、クルマの洗車サービスも始めた。
「これだ、これこそ俺達が捜し求めていたビジネスモデルだ」
イメージだけの高級車販売手法の誕生だった。
マーケティング部長と部下達は、レクサスショップの片隅で朝まで飲み明かした。 マーケティング部長は、充足感に包まれ、涙が止まらなかった。
「部長、レクサスショップでレクサスを買ってもいいですか?」ある部下は言った。
「ああ、いいとも。だが本物の高級車オーナーになったとは思うなよ? 売ってるのはただのトヨタ車なんだからな。」 部長は自分のジョークに、肩を揺らして笑った。

レクサス IS-F 誕生編[編集]

プロジェクトX~挑戦者たち~  レクサスIS-Fの挑戦。奇跡のヌポーシ車-高級スポーツっぽい車の誕生

トヨタ首脳陣から、レクサスのスポーツ車を作れと迫られていた。 思案に暮れていたとき、社長は意外な事を言った。
「ISを改造してはどうだろう」 工場長は戸惑った。 アルテッツァを二重改装して、高級スポーツ車ができるのだろうか。
「無理です。出来ません」工場長は思わず叫んだ。 「俺たちがやらずに誰がやるんだ。俺たちの手で作り上げるんだ!」
社長の熱い思いに、工場長は心を打たれた。 そして、三河商人の血が騒いだ。「やらせてください!」
それから、夜を徹しての偽装高級スポーツ車作りが始まった。
タイヤ、ハンドル、ペダル、内装をスポーティ系にした。マフラーをイジッて官能サウンドを演出してみた。下手糞ドライバーでもアグレッシブなドライブができるよう、電子制御装置を搭載させた。
しかし、本物の高級スポーツ車の味は出せなかった。 工場長は、来る日も来る日もスポーティパーツと戦った。
いっそ、BMWに転職すれば、どんなに楽だろうと思ったこともあった。 追い詰められていた。
そこへ社長が現れた。そしてこうつぶやいた。 「発想を変えるんだ。高級スポーツ車は性能だけで高級なんじゃない」
そうだ。カタログスペックだ。カタログスペックで高級スポーツにする手があった。暗闇に光が射した気がした。
エンジンに5㍑V8をのせた。ミッションはLSの8段ATにした。価格は766マンにした。
高級スポーツ車特有のカタログスペックが蘇った。 「これだ、これが探してた俺たちの高級スポーツ車なんだ!」
カタログスペックだけの偽装高級スポーツ車の誕生だった。
社長と工場長と従業員は、工場の片隅で朝まで飲み明かした。 工場長は、充足感に包まれ、涙が止まらなかった。
「社長、完成したIS-Fで爆走して日本海に叫びに行ってきてもいいですか」工場長は言った。
「ああ、いいとも。だが制限速度は守れよ。中身はトヨタのままだからな」 社長は自分のジョークに、肩を揺らして笑った。

レクサス 販売てこいれ策編[編集]

プロジェクトX~挑戦者たち~  レクサスの挑戦-ネット工作員の誕生!

奥田会長から、もっとレクサスの販売台数を増やせと迫られていた。 思案に暮れていたとき、会長は意外な事を言った。
「ネットとマスコミで印象操作してみたらどうだろう」 レクサス室長は戸惑った。
印象操作がバレたらトヨタと中身が同じだとだとバレてしまう。
「無理です。出来ません」室長は思わず叫んだ。 「俺たちがやらずに誰がやるんだ。俺たちの手で作り上げるんだ!」
会長の熱い思いに、室長は心を打たれた。そして、三河商人の血が騒いだ。 「やらせてください!」
マスコミ電通を通じてすでに口封じ&印象操作工作は完成していた。
それから、夜を徹してのネット上の印象工作活動が始まった。
しかし、ネット上での低評価、失敗の声はもみ消せなかった。 室長は、来る日も来る日もネットの住人に論破された。
F1富士SW失敗の惨状は、個人ブログまとめサイト流出していった...
いっそ、電通に転職すれば、どんなに楽だろうと思ったこともあった。 追い詰められていた。
そこへ会長が現れた。そしてこうつぶやいた。
「発想を変えるんだ。もみ消すんじゃなくて、こっちが大勢で書き込み、多数派を装うんだ。」
そうだ。2ちゃんやカービューといった匿名掲示板だ。ユーザー評価とか点数、書き込み数で工作する手があった。
暗闇に光が射した気がした。
室長は試しに人材派遣会社に連絡してみた。
大量の日雇い労働者がネットカフェ難民になっている。:「これだ、これが探してた印象操作なんだ!」
ネットカフェからレクサス絶賛の書き込みをする工作員の誕生だった。
会長と室長と工作員は、チャットで喜びを伝えあった。 室長は、充足感に包まれ、涙が止まらなかった。
「会長、レクサスディーラーにシャンパン浴びに行って来てもいいですか」室長は言った。
「ああ、いいとも。だが期待はするなよ。シャンパンじゃなくCAVAだからな」 会長は自分のジョークに、肩を揺らして笑った。

フルエディション[編集]

ぱんぴーマーケットを侵略し、成功を収めたトヨタ。そんなトヨタの次なる野望は、成金高級車市場への侵攻であった。高級車は利益率が高く、非常に魅力的である。高級車市場を抑えてこそ、トヨタの世界覇権の野望が達成される。
トヨタ首脳陣から、業務命令が発せられた。「ベンツBMWに対抗できる高級車を開発せよ。」
第一章 レクサスを開発せよ。燃えろ、トヨタ80点主義
開発部長は戸惑った。「高級車を生み出せるのは、長い歴史と技術を持つ、格式高いメーカーにこそできること。トヨタにできるだろうか・・・?」
事実、ベンツは自動車創成期からの、BMWは航空機エンジンの系譜に連なる名門メーカーだ。一方トヨタは、創業当時から外車コピーに始まり、開発技術よりも大量生産経営テクニックにより普及車を売りまくっただけの新興メーカーだ。「トヨティズム」とは大量生産哲学を意味し、クルマ造りの精神など含まれない。
「本格的な高級車を開発しろとはいわない。トヨタ80点主義でいこう。そこそこ高級っぽければ十分だ。それでいて利益の稼げるクルマを・・・。そうだな、外観はベンツ、BMWを参考にする。利益率を上げるにはコストを下げるしかないから、プラットフォームは既存の車種を流用し、部品品質の手を抜いてみたらどうだろ」
「無理です。出来ませんっ!」工場長は思わず叫んだ。ベンツBMWに対抗すべきクルマが外観を真似るのは初めから敗北を認めるのも同じ。さらに、普及車のプラットフォームを流用し、品質の手を抜いたら高級車ではありえなくなってしまう。80点主義どころか落第点だ(だれうま)。
「俺たちがやらずに誰がやるんだ。俺たちの手で新しい歴史を作り上げるんだ!」
首脳陣の熱い思いに、開発部長は心を打たれた。三河商人の血が騒いだ。 「やらせてください!」
それから、夜を徹しての偽装高級車作りが始まった。
ベンツBMWのエクステリアを研究し、個性のない万人受けする高級車のエクステリアを作り上げた。
プラットフォームは既存の車種から流用した。ヴィッツカローラと共通化できる部品は共通化しまくった。省ける部品は省きまくった。机の上での1円単位のコスト削減の毎日だった。
しかし、本物の高級車っぽさは出せなかった。80点にすら届かない。 開発チームは、来る日も来る日も演出テクニックを思案した。
いっそ、BMWに転職すれば、どんなに楽だろうと思ったこともあった。 追い詰められていた。
そこへ首脳陣が現れた。そしてこうつぶやいた。 「発想を変えるんだ。高級車は現実の走りだけで高級なんじゃない」
そうだ。ドライブフィールだ。ドライブフィールを高級っぽくして高級車に搭乗していると錯覚させる方法があった。暗闇に光が射した気がした。
開発部長は試しにプラスチックに何だかよくわからない表皮を貼ってみた。「これだ、こんな見た目手触りこそ高級車っぽい。」
ダッシュボードには木目調プラスチックパネル、ステアリングだけには本物の木工品を装着した。「これだ、こんな木目調こそ高級車っぽい。」
エンジンカバーや車体に吸音材をガンガン詰め込んだ。「これだ、こんな静穏性こそ高級車っぽい」
車種の表記に、なんとなく意味不明なアルファベットと、数字の羅列を使用してみた。「これだ、こんな車種名こそ高級車っぽい」
「ついにやったぞ、これくらいこそ俺達が捜し求めていた高級車だ」
フィーリングだけの高利益偽装80点主義高級車の誕生だった。
開発部長とエンジニアは、工場の片隅で朝まで飲み明かした。 開発部長は、充足感に包まれ、涙が止まらなかった。
「部長、完成した車で日本海に叫びに行ってきてもいいですか」あるエンジニアは言った。
「ああ、いいとも。だが安全速度は守れよ。中身はトヨタのままだからな」 部長は自分のジョークに、肩を揺らして笑った。
第二章 レクサスを販売せよ。逆転! 奇跡のマーケッティングモデル
マーケティング部長は戸惑った。「このレクサスを高級車として販売することなんてできませんっ」
事実、目の前にあるレクサスは、チ○ポマークを「」マークに取り替えただけの、フツーのトヨタ車にしか見えなかった。
「なにもしないで高級車として売れとはいわない。高級車にふさわしい価格とCM戦略で高級車と認知させて販売できないか」
トヨタ首脳陣の言葉に、マーケティング部長は思わず叫んだ。「高級車を購入する層はクルマにうるさい連中です。そんな誤魔化しが効くとは思えません。無理です、できませんっ!!」
「俺たちがやらずに誰がやるんだ。俺たちの手で新しい高級車を売りまくるんだ!」
首脳陣の熱い思いに、マーケティング部長は心を打たれた。三河商人の血が騒いだ。
「やらせてください!」
それから、休日を返上して高級ブランドイメージ作りの日々が始まった。
販売価格は米国ベンツBMW帯のうち、手が届きやすい程度に合わせた。
しゃれたTVCMを流した。
パンフレットにも手間と金をかけて用意した。
しかし首脳陣には冷たく、「こんなものではダメだ!」とヒントもなしに却下された。
そして、ある夜気分転換に飲んでいるワインのラベルを見て気づいた。
「こ、これだ!このラベルの品格のあるっぽい香り、品格のあるっぽいあるしわ。これだ!」
早速王○製紙へ行き「ワインペーパー」なるものを作ってもらい、それを使った。
それでも、消費者には高級車と認知されなかった。マーケティングチームは、来る日も来る日も宣伝戦略を思案した。
いっそ、BMWに転職すれば、どんなに楽だろうと思ったこともあった。 追い詰められていた。
そこへ首脳陣が現れた。そしてこうつぶやいた。 「発想を変えるんだ。高級車はクルマ自体のイメージだけで高級なんじゃない」
そうだ、ショップサービスだ。ショップのサービスでオーナーを自分は高級車オーナーであると酔わせる方法があった。暗闇に光が差し込んだような気がした。
レクサス専用ショップをエレガント風に整備した。
接客トレーニングで鍛えたイケメンセールスマン、美人レクサス嬢を配置した。
レクサス専用トラックを作り、車体運送に当てた。
受け渡しの際にはパーティーを催した。
ご来店の際には、お茶、ケーキを無料で振る舞い、クルマの洗車サービスも始めた。
「これだ、これこそ俺達が捜し求めていたビジネスモデルだ」
イメージだけの高級車販売手法の誕生だった。
評判は上々。小金持ちが続々レクサスショップにご来店、レクサスを買っていった。
しかし、部長はあせった。「駄目だ、本物の金持ちがレクサスを買わない限り、高級車とはいえない。」
ある日、遂に超大物がレクサスショップを訪れた。
ビル・ゲイツ「LSクダサーイ」
レクサスが高級車となった瞬間だった。
マーケティング部長と部下達は、レクサスショップの片隅で朝まで飲み明かした。 マーケティング部長は、充足感に包まれ、涙が止まらなかった。
「部長、レクサスショップでレクサスを買ってもいいですか?」ある部下は言った。
「ああ、いいとも。だが本物の高級車オーナーになったとは思うなよ? 売ってるのはトヨタ車のままだ。自分の作った虚構に自分で嵌るのは馬鹿らしいからな」 部長は自分のジョークに、肩を揺らして笑った。
第三章 レクサス・ISーFの挑戦。逆転!奇跡のヌポーシ車-高級スポーツカーっぽいクルマの誕生
ベンツ、BMW打倒を掲げて展開したレクサスブランド。そのレクサスに足りないものがあった。スポーツカーのラインアップだ。
「AMGやBMW M3に対抗できるレクサスのスポーツカーを開発せよ」トヨタ首脳部から業務命令が発せられた。
開発部長は戸惑った。「トヨタに高級スポーツカーを開発する技術なんてないぞ」
事実、スポーツカーのエンジンはヤマハ頼み、F1マシンの開発はフェラーリ産業スパイを送り込んでようやく達成できるありさまだった。
「1から本格的なスポーツカーを開発しろとはいわない。既存のISをスポーツカーっぽく改造すればどうだろう」
トヨタ首脳の提案に、開発部長は叫んだ。「ISは岩手産駄作FRスポーツセダンアルテッツァを高級っぽいクルマに仕立てたもの。それをさらにスポーツカーっぽく仕立てる二重偽装なんて無理です、出来ません!」
「俺達がやらずに誰がやるんだ。俺達の手で作り上げるんだ!レクサスを開発した時のことを思いだせ。今こそ、トヨタ魂を燃え上がらせるんだ!!」首脳陣のアツイ思いに、開発部長は心を打たれた。三河商人の血が騒いだ。「やります、やらせてください!」
それから、夜を徹しての偽装スポーツカー開発が始まった。
シャーシはエセFRスポーツアルテッツァの流れモノであるISのまま。
レクサス開発に学んだ内装テクニックを応用してスポーティな内装にした。
マフラーを改良して官能的なイイ音が鳴るようになった。
下手糞でもスポーティに運転できるよう電子制御システムを付けた。
しかし、本物のスポーツカーの味だけは出せなかった。
開発部長は、来る日も来る日もスポーツ演出テクニックを練った。いっそ、BMWに転職すれば、どんなに楽だろうと思ったこともあった。 追い詰められていた。
そこへ、首脳陣が現れた。そうしてこうつぶやいた。「発想を変えるんだ。高級スポーツカーは性能、内装だけで高級スポーツなんじゃない。それに、レクサスオーナーはカー音痴だ。」
そうだ。カタログスペックだ。カー音痴カタログスペック厨にカタログスペックだけで高級スポーツカーと思わせる方法があった。暗闇に光が射した気がした。
エンジンに5㍑V8を搭載してみた。最高出力423ps/6600rpm、最大トルク51.5kgm/5200rpmを得た。「やった、これでカタログパワーでM3を超えた。」
トランスミッションにはLS460の8段ATを改造して搭載してみた。「やった、これでスペックではレクサス最上位クラスになった。スポーツカーでは最多変速機搭載だ。」
値段は766万円にした。「やった、これこそ高級スポーツカーに相応しい値段になった。」
「遂にやったぞ。これだ、これこそ俺達が捜し求めていた高級スポーツカーだ。」
カタログスペックと値段だけの偽装高級スポーツカーの誕生だった。
首脳陣と開発部長、エンジニア達は、研究所の片隅で朝まで飲み明かした。 皆、充足感に包まれ、涙が止まらなかった。
「開発部長、完成した車で東名高速爆走しに行ってもいいですか」あるエンジニアは言った。
「ああ、いいとも。だが安全速度は守れよ。中身はふつーのミドルセダンに大排気量エンジン積んだだけの凸凹ものだからな」 トヨタらしいジョークに、一同、ビールを吹きながら肩を揺らして笑った。

関連項目[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」の項目を執筆しています。