ホッチキス

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現在[編集]

やがて現在に至ると、ホッチキスは片手の僅かな握力と、極めて安価な針を用いることで数十枚の紙を綴じられる、手軽ながらも有用な製本技術へと進化を遂げた。これによって、子供一人の手によっても製本が可能となり、また、紙で出来たものであれば裏面だけが白くても製本に利用できるようになった。それこそ、テストで低得点を付けられた答案でも、学校から配られて保護者に渡しそびれたまま月日の経った連絡プリントでも、使用されなかった面を今後の記述に利用できる形でそれらを綴じれば、元の印刷された面はひとまず無視することにしつつ、たちまち自分を著者とする書籍の製作に取り掛かることができるようになったということになる。そうしてホッチキスは多くの子供たちや厨二病患者に著者となるための数十ものページを与え、また小説家や漫画家への夢と憧れをも与えた。このことで、現代におけるホッチキスは黒歴史ノートの大幅な普及にも貢献したと考えられる。

種類[編集]

大型のホッチキス。とてつもない大きさとして、テレビ番組で紹介されたもの。

ホッチキスの中には多くの種類があるとされている。その中の主な種類では、小型と呼ばれるものが最も一般的なものであり、コピー用紙を20枚ほど綴じることができる。その次には中型と呼ばれる、本来は小型よりも多い30枚ほどの紙を綴じられるものがある。しかし、中型は小型用の10号針ほど普及していない中型用の3号針を用いなければならない上に、今では小型用の針で30枚綴じることができるホッチキスが登場しているため、特段便利でもなくなり空気と化している。なお、大型は横70m以上あり、コピー用紙は900枚を閉じられる。

派生品も続々生まれており、例として中綴じ製本のために針と支点との距離を長くとったものは、一般的なものでは不可能な新たなる製本技術を可能とするため、人々の厨二心をさらに喚起する。また、最近一般化している技術としてフラットクリンチ型のホッチキスがあり、従来のホッチキスで綴じた冊子を重ねた場合には紙を留めている曲がった針の厚みで嵩張りが生じてしまうのに対し、これは小型に限りホッチキスの針を受ける部位にバネを用いることで極力平らに綴じられるようになっている。これは地味に便利な機能であるが、スウェーデンは他の型のホッチキスでもさらに10%嵩張らない綴じ方ができるスーパーフラットクリンチ機能というものを開発したらしく、こちらもやはり厨二心を喚起された者にとっては喉から手が出るほど欲しいものとなっている。

その他、針を用いずに重ねた紙の一点を切り出して折り曲げることで紙束を綴じる型のものが「ハリナックスシリーズ」と称されコクヨから販売されるようにもなった。元々安価ですらあった針がもはや不要になったとなると今度は非常に経済的であり、お小遣いの少ない厨二病患者の心をやはりくすぐる代物と考えられるが、この技術で綴じられる紙の枚数は価格の安い型では2, 3枚、高い型でも十数枚と、小型で綴じられる枚数の半分程度であるため、まだまだ利便性では従来のものには敵わない。それゆえ、将来この機能を強化できる新たな厨二が現れることが期待される。

さらに細かい種類となると、開いたままで壁に針を刺すような使い方ができるもの(賃貸住宅で用いてはならない)や、電動式のもの、コピー機で内職をしてコピーされた書類を自動的に綴じるものなど、さまざまに応用がされている。なお、人に使うホッチキスもあるが、これは某西尾維新アニメで暴力的なヒロインが主人公の唇を10号針で留めて戒めるのに使った単なるホッチキスのことではなく、れっきとした医療用として傷口の縫合に用いられるものを指す。

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