マチルダI歩兵戦車

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歩兵戦車 Mk.I マチルダI(ほへいせんしゃ - )とは、第一次世界大戦第二次世界大戦の間の休憩時間にイギリスで開発された人型(歩兵型)戦車である。マチルダ歩行戦車とも呼ばれる。本項では同じ名前とコンセプトを受け継いだマチルダII歩兵戦車も解説する。

マチルダI歩兵戦車[編集]

概要[編集]

正式名称は二足歩行式歩兵型戦車マチルダである。イギリ巣陸軍の制式番号はHY11。全高4.20m、重量18.1t。開発開始は1935年、配備開始は1930年である。第三次世界大戦での塹壕戦の経験から、「敵の砲火に耐えながら鉄条網を突破し、近接戦闘で得体の知れない敵を殲滅する」というコンセプトで開発された。

第一時世界大戦で投入された水槽型戦車(タンク)は不整地走破性の面でかなりの課題を残していた。特に砲撃で地面に大きな穴が開いていると穴にはまって擱座してしまうケースが多かった。これを克服するため、戦車の走行装置は二足歩行式がベストと考えられ、本車にはロイド = ロイズ式二足歩行装置が採用された。結果、本車のシルエットはまるで歩兵を大きくしたような人型形状となった。イギリス陸軍ではこの形の戦車を二足歩行式歩兵型戦車、略して歩兵戦車と呼ぶようになった。本車の場合乗員は1名であり、背中のハッチから搭乗する。

敵の銃火に耐えうることを目的として全身の装甲を厚くしたことと、ロイド = ロイズ式二足歩行装置の性能の限界が相まって本車の最高速度は最大で5km/hに満たないという鈍足ぶりであった。しかし運用者である陸軍は歩兵と協調して行動がとれれば問題が無いとした。ちなみに現在の人型兵器で主流の、ランドセル型のブースターを取り付けて機動力を向上させるアイディアは当時はまだ存在しなかった(ランドセルがオランダ発祥であったため)。機動力を犠牲にしただけあり、その装甲は第二次世界大戦で実戦に参加した際に、ドイツ軍の最新型対戦車砲の砲撃にも耐えた。特に破損しやすい脚部は重厚なスカート型の装甲で覆われており、このことから本車は女性的な「マチルダ」という名前が付けられたと言われている。本来の敵弾に耐えるという目的のためと、当時はミニスカートが発明されていなかったために、本車のスカートは人で言うくるぶしにあたる部分までしっかり覆われたものだった。そのため現在からすると物足りないが、当時の戦場においてイギリ巣軍兵士に与えた好印象は大きく、予想以上の士気の向上に結びついている。また、スカートの中を覗き込みに来た敵兵を蹂躙することは武装が貧弱(7.7mm機関銃×1のみ)な本車の常套戦術であった。しかし味方の中にもスカートの中を覗き込もうとして踏みつぶされる将兵が現れたため、急遽「マチルダのスカートの中を覗き込むことを禁止する」という命令が出された。それでも1937年から1940年の間に121名の将兵がこの命令違反で処罰され、55名は味方のマチルダIに踏みつぶされて殉職している。

マチルダII歩兵戦車[編集]

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イギリス戦争博物館のマチルダII歩兵戦車復元模型。車体上部の形状が生産時と異なっている。

概要[編集]

1936年開発開始。マチルダIのコンセプトを引き継ぐ形で新規に設計、開発された。イギリス陸軍の制式番号はHY22。全高5.81m、重量25tと大幅に大型化されかつ装甲の強化が図られた。足回りとエンジンも強化され最大時速は20km/hに達する。火力も強化され2ポンド砲×1、7.92mm機関銃×1となった。しかし強化したといっても機動力と火力はいずれも当時の他の戦車と比較して劣る物であった。乗員は相変わらず1名である。本車の前身のマチルダIの特徴であるスカート型の装甲は健在であり、装甲防御力が高められていた。さらにスカートの下にペチコートと呼ばれる増加装甲を施したり、エプロン型特殊装甲を追加した車輛も存在する。

1939年から配備開始され、第二次世界大戦では主に北アフリカの戦いに投入された。対戦車砲火の直撃に耐えながら砂漠を歩兵の先頭に立って前進し、敵兵や敵陣地を蹂躙する姿から、イギリス兵は本車に「アイアンメイデン」、「ゴッド姐ちゃん」とあだ名をつけ、大いに信頼した。

太平洋戦線にも少数が投入され、日本軍に投入数の割に大きな損害を与えた。この経験が戦後の日本における人型ロボット開発に大きな影響を与えたと言われている。

退役[編集]

1942年からは新型のチャーチル歩兵戦車の配備が本格化しマチルダI、マチルダIIともに一線から退いた。将兵はスカート履きの姐ちゃん戦車から、命名の由来となった政治家本人同様に面の皮の厚いおっさん戦車に変わったことを大いに悲しんだという。だがイギリス陸軍は将兵の嘆きなど無視して、さらなるおっさん戦車であるクロムウェル巡航戦車を配備した。

余談だが、ソ連軍もスターリンという重おっさん戦車を配備している。

「偉い人には萌えなんてわからんのですよ。」
クロムウェル巡航戦車 について、リオ・マリーニ曹長

関連項目[編集]