マッピー

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マッピーとは、ナムコ(現:バンダイナムコ)社が製作したネズミ型ロボットおよびその登場作品の名称である。

アメリカ合衆国の人気カートゥーン「トムとジェリー」をヒントに、ネコロボットであるドラえもんの対抗馬として製作された。

開発とゲーム化[編集]

開発契機[編集]

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トムとジェリーは、1940年に米国で製作されたカートゥーンである。追う猫(トム)と逃げるネズミ(ジェリー)のドタバタ劇を描いた一連の作品は、日本でも好評を博した。ナムコ社のスタッフはこの作品にヒントを得て、当時既にアニメ第一期を黒歴史として葬り終え、アニメ第二期が注目され始めたネコ型ロボット「ドラえもん」の便乗商品を考え付いた。

新たなネズミのキャラクターは、ネコから逃げる為の足の速さと機転を実装している必要がある。加えて、ドラえもんを仮想敵としている以上、ネズミのキャラクターもロボットであることが望ましい。こうして、知能に優れたネズミのロボットが試作された。

ナムコ社のエンジニアはネズミのロボットの知能を広く世に知らしめる為、全日本マイクロマウス大会に参加。しかし、1980年の第1回大会では技術とアレそれの問題からサイズが肥大化、27kg[1]もある化け物が誕生してしまい、当初設計したネズミ型の皮を被せられない事態に陥った。

この事態を受け、製作チームはネズミのデザインをひとまず保留とし、やっつけでネコの皮を作ってこのロボットに被せた。緊急で作った為、名前も社名をもじった「ニャームコ」という適当極まりない名前となった。

このロボットが4.3kgまでウェイトを落として無事ネズミの皮を被り、本懐を遂げたのは1年後に行われた第2回全日本マイクロマウス大会のことであった。自律型迷路脱出ロボットとして知能の高さを見せつけた愛らしいデザインのマイクロマウス「マッピー」は、一躍脚光を浴びたのである。

ゲームへの展開[編集]

この成功に気を良くしたナムコ社は、マッピーのゲーム化を開始。マッピーと仮想的ドラえもんが仲良くケンカをするゲームとなる予定であった。しかし、当時パックマンの版権ビジネスで苦心していたナムコ社では既存のキャラクター「ドラえもん」をゲームに登場させることに反対の声が挙がり、結果やっつけでニャームコをネコ役として採用するに至った。

マッピーもニャームコも自律型迷路脱出ロボットであること、並びにロボットのマッピーが警官のコスプレをしていたことから、泥棒のネコと警官のネズミという設定を敷き、当時の流行ものをちりばめての迷路探索ゲームに仕立て上げた。

1980年といえば「オレたちひょうきん族」が始まる直前で、「8時だョ!全員集合」の黄金期であった。スタッフは番組中でも人気の高かった「トランポリン」に目を付け、「高低差のある迷宮内をトランポリンで移動する」デザインを行った。こうしてゲームの大枠は固まり、その後「ニャームコが盗んだ品物の数々をマッピーがニャームコ屋敷から取り戻す」というシナリオがやっつけで作られた。

軽快なBGM、単純ながらも奥深いゲーム性、愛らしいデザインのキャラクターを擁したゲーム「マッピー」は好評を博し、ファミコンをはじめとした様々なプラットホームに移植された。

苦難[編集]

続編[編集]

ゲーム「マッピー」により、マッピーの知名度は国内およびアメリカでも高まることとなる。しかし、マッピーの目標は「ドラえもん」である為、もっと知名度を高め、コミックやアニメをはじめ様々なメディアミックスに耐え得るキャラクタに成長させなくてはならない。

この考えから、1986年にアーケードで「ホッピングマッピー」を投入。当時流行したホッピングをやっつけでマッピーと組み合わせた作品である。しかし、ディグダグにおけるディグダグII以上にマッピーである必然性の薄い本作は、ゲームとしての出来もやっつけだった。

また、同じく1986年にはファミコン向けに「マッピーランド」がリリースされた。トランポリンが復活した他、マッピーはジャンプが可能となり、更には世界各国を模したステージ背景に合わせてニャームコのコスプレ七変化が楽しめる、というものだった。しかし、縦に間延びしたマッピーやニャームコのデザインに絶望した人が多く、また新ギミックのジャンプもパックマン3Dのジャンプばりにタイミングがシビアすぎて使えない代物で、「そもそもマッピーにジャンプなんかいらない」派も巻き込んで評判は悪かった。

1989年には「マッピーキッズ」をファミコン向けにリリースした。マッピーと「マピ子」との間に生まれた双子「ハッピー」と「ラッキー」が主役である。ステージ終了後のミニゲームとショッピングで家具を揃えていく「お楽しみ」があまりお楽しめないこと、なによりマッピーが喋る台詞の語尾が「ちゅー」であることに、全国のマッピーファンが落胆した。

この様に、マッピーの続編は(ゲームとしてはどれも見所があるものの、初代「マッピー」の子孫として見た場合には)「劣化」の一語に尽きると言える。その上、特にマッピーキッズでやっつけな設定追加を行った為、キャラクターの進化が望めない状態となってしまった。加えて、これら続編は評判も売り上げも芳しくなく、ドラえもんへの道はむしろ遠のいてしまったといえる。

総括[編集]

マイクロマウス「マッピー」およびビデオゲーム「マッピー」の両者は成功したと言えるが、これらは個別の成功であり、最終的な目標である「ドラえもんと並んだネズミ型ロボットキャラクタの創作」という点については成功できないまま現在に至っている。

ビデオゲーム[編集]

マッピー人気に便乗し、数々の模倣作が世に出た

以下では、ビデオゲームのマッピーについて解説を行う。

目的[編集]

マッピーを上手く操り、ネコたちとなかよくけんかしながら盗品を回収する。

システム[編集]

ニャームコ屋敷はニャームコ一族が盗品を隠す為に建設した屋敷だが、やっつけで建造した為、六階建て(ステージによっては屋根裏にロフトも存在)にも関わらず階段が無い。その為、異なる階への移動はトランポリンを使って行うこととなる。トランポリンに乗っている間は敵もマッピーも我を忘れてジャンプに酔い痴れる為、当たり判定が無い。しかし、トランポリンに乗り続けるといつかトランポリンは破れてしまう。

マッピーは警察官であるが、同時にネズミに過ぎない為、屋敷内を徘徊しているニャームコ(大型の猫)やミューキーズ(小型の猫)に捕まると捕食されてしまい、1ミスとなる。トランポリンやドアなどのギミックを上手く使い、いかに効率良く盗品を回収できるかがポイントとなる。

盗品一覧[編集]

盗品は1ステージに10個と決まっており、以下5種類の品物が2つずつ配置されている。この法則で65,535ステージまで屋敷を構成すればニャームコの思惑通りこの世の終わりが訪れる筈だったが、何せやっつけで建造された屋敷のこと、256ステージまでしか存在しない。どれだけプレイを重ねても世界は終わらないので安心すること。

ラジカセ
100点。名前の通り再生機能はラジオとカセット限定、スピーカーは1つだけ(ステレオではない)という年代物
テレビ
200点。外側が木枠という年代物。そろそろ持ち運ぶのが辛い重さになってくる
マイコン
300点。キーボードとディスプレイ付き。マイコンという呼称が哀愁を誘う
モナリザの絵
400点。複数存在する時点でカオスな状況だが、細かいことを突っ込むとご先祖様に呪われる。大きさもマイコン級なのが理不尽だが、細かいことを突っ込むと(以下同文)
金庫
500点。マイコンと同サイズの金庫と解釈するべきか、モナリザの絵と同サイズと解釈するべきか判断に悩むが、どちらにしろ重そうである。中身は謎

関連項目[編集]

バンダイナムコ
マッピーを仕掛けたナムコ社の末路
ドルアーガの塔
アーケード基盤はマッピーの使い回し


Upsidedownmainpage.jpg 執筆コンテスト
本項は第4回執筆コンテストに出品されました。