レインツリーの国

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レインツリーの国(-くに)は有川浩の作品である。

あらすじ[編集]

「フェアリーゲーム」という本のラストを読んでしまった「伸」は、絶望してインターネットの世界を放浪していた。同じように絶望した人と巡り会えれば少しでも肩の荷が軽くなると信じて。宛もなく彷徨っていた彼はある日、「レインツリーの国」に辿り着く。その国の人々は皆、彼と同じ感性を持っていた。「やった。俺と同じく絶望した人がいるぞ」。そのことに感動した彼は、建国者であるレインツリーの国の国王「ひとみ」にコンタクトを取る。階級の違い上直接会うことは許されなかったが、文通によって彼らは意気投合。次第に二人の仲は深くなっていった。そして遂に、彼は禁断の領域に足を踏み入れることとなる。「会いたい」。思いが強くなるあまり、伸はその世界でのタブーを犯してしまう。それがすれ違いの始まりだった。

実際に会って分かったひとみの本性。レインツリーの国建国の経緯から、ひとみは絶望に慣れていたのだ。どうしてもひとみを理解しきれない伸は彼女を追いこんでしまい、レインツリーの国を崩壊の危機にまで晒してしまう。

レインツリーの国[編集]

レインツリーの国の街並み。

「ひとみ」が気分で建国した国。人口はそれほど多くないと予想される[要出典]。王国ではあるが国民は皆国王であるひとみと同様の感性を持っており、しっかりと統治されている。リーダーが毎年変わり国民が不満しか抱いていないようなどこかの国とは大違いである。しかし、部外者である伸の侵入で国家財政が狂い、一時破綻の危機に追いやられてしまう。天気が良いと空に紙飛行機が舞うことで有名。

登場人物[編集]

ひとみと付き合おうとした人。昔父に忘れられたことがあり、そのため、人の気持ちを読み取ることができる予言者になった。喋り方は関西弁やで。だがそのためにひとみに妬まれることも多い。また質問がとても鋭く、ちょっと厄介な人でもある。別世界での名前は向坂伸行。
ひとみ
レインツリーの国を建国したため、ソ連を建国したレーニンみたいな人。高校生の頃滑落事故に遭ったため耳が聞こえ辛くなった。伸と付き合っているが、耳が悪いことにかけて伸にきつくあたる生意気で面倒くさい。別世界での名前は人見利香。この物語の終盤で、読者は皆「そっち!?」と叫ぶこととなる。
二塁打ナナコ
本名はミナコだが、誰も気にしない。というより、誰かに気にされ得ない役柄。上記の名前は伸が作ったあだ名である。レインツリーの国の敵国からの刺客で、ひとみから伸を奪おうとした。しかし伸が見事に撃退する。かわいいが一言で言うとバカ。伸行と同じ会社に勤める。方言萌え。AKB48にはいればよかったのに。

関連項目[編集]