レディーファースト

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戦争におけるレディーファースト

レディーファースト (ladies first)とは、とにかく女性が先、なにがなんでも女性が先というマナーのことである。もともと欧米の習慣であり、その考え方はともかく実際の表現の仕方は日本の古くからの習慣には無いものである。しかし、スイーツ(笑)らが「レディーファーストが身についている男の人って素敵よね」とか「レディーファーストを知らない男なんてみんな死ねばいいのに」と盛んに宣伝することから、さらにスイーツな男性を中心に日本でもレディーファーストの習慣が広まりつつある。しかし、日本における平均寿命においては女性のほうが長いため、天界へ行くのは必ずしも女性がレディーファーストを受けているとはいえない。

歴史[編集]

メインストリーム[編集]

古代ローマの昔から(当時日本では弥生時代)、西洋文明はいかに女性の気を引くか、いかに女性に気に入られるかという技を磨いてきた。そのひとつの集大成がオウィディウス(前43年 - 17年)の「アルス・アマトリア」(邦題「恋の技法」)である。もちろんレディーファーストは基本だ。21世紀にもなって今さら女性の気を引くためにレディーファーストを身に着けようと努力している大和男子は、残念ながら彼らに2000年の遅れをとっているといわねばならない。

中世に入り、レディーファーストの技法は騎士道と結びついた。騎士は神と女性と子供を守る崇高な存在とされ、レディーファーストは女性を神のごとく崇め奉るための作法となったのである。実際問題として貴族の次男坊や三男坊は金持ちの女性をひっかけて永久就職しないことには、死して屍拾うものなし、となるので切実な問題だった。こうして強く正しく美しい騎士のイメージとそのイメージ作りのノウハウが次第に強化・洗練され、その騎士の振る舞いの象徴としてレディーファーストが取り上げられるのである。ただ、戦争というものはいつでもどこでも同じようなもので、騎士は戦場で検閲により削除XXXXXのようなことをやっているのだが誰も気にしない

いずれにしろ、このように長い時間をかけて社会に浸透した作法であるので、欧米においてレディーファーストは単なる習慣的な振る舞いに過ぎず、これにいちいち感激するようではあれがいくつあっても足りない。付け加えれば、本当の恋人になれば、日本人には想像もできないような甘く、美しく、めくるめく、とろけるような待遇を受けることができるらしい。やはり2000年の差は大きく、日本人男性にはいかんともしがたい。

サブストリーム[編集]

近年、レディーファーストに関する歴史的経緯の検証が進み、その結果、レディファーストが女性の尊重という志向よりも、むしろ女性が男性よりも優れているはずがないという男尊女卑の志向から発生した文化であるとする結論を主張するグループが存在している。

即ち、女性は腹で考える生物という表現があるように、男性の思考では想像できない行動を女性が起こすことがある。こうした行動は公共福祉の向上、円滑な社会制度の運営の支障となるため、男性が一歩引く態度を示し、女性に優位性を感じさせることでそうした障害の発生を抑えるために発展した文化であるとするものである。

たとえば、男性が女性の荷物を持つという行動は、後述するように女性の財産を男性が支配するための手段であり、普段から荷物を持たせないようにすることで女性の身体負荷を軽減し筋力向上を阻止するのである。女性は荷物を持たせることで、身体負荷をかけることが無くなり、腹で考えた結果男性の上に立つという優越感に浸れることで精神的安定を図れるようになる。 上着を女性にかけるという行動も同様に、女性を寒さから保護することで、寒さに対する抵抗力を奪い、男性よりも体感性能で女性が上回ることが無いようにするのである。女性は、上着を男性からかけてもらうことで、自らは快適に過ごすことになり、腹で考えた結果男性の上に立つという優越感に浸れることで精神的安定を図れるようになる。

実践[編集]

レディーファーストを無視するとこうなる。

さて、気を取り直して、以下、レディーファーストの実践例をいくつか挙げる。歴史の重みはともかくとしても、振る舞いそれ自体は簡単なことだから、君も今からやってみよう。

  • 建物や部屋を出るときは、ドアは男性があけてあげて外に出るのは女性が先である。男には家をでれば7人の敵がいる[1]。ドアの外に出たとたんにマシンガンで蜂の巣にされることがあるかもしれない。だから、女性が先に出てあたりを確かめるのである。女性には7人も敵がいないから、蜂の巣にされる危険も少ないという実に合理的な判断に基づく方法である。
  • 女性の荷物は男性がもつ。何も無ければハンドバックまで持つ。ハンドバックには、もちろん彼女の財布・クレジットカード・携帯・免許証などが入っているはずだ。これはすべて現金ないし相当な額の現金に換えることが可能なものである。これを自分の手元においておかない手は無い。また、レストランなどで男性が会計をすることもレディーファーストの作法のひとつであるが、彼女の財布やカードを持っていれば便利でもある。
  • 道路を歩くときは、男性が車道側を歩く。車道側を歩いていたほうが道路全体を広く見渡せ、よりいい女を見つけやすいからである。連れの女性より半歩程度後ろを歩くべきである。こうすると連れの女性に自分の表情を見られるのを防ぐことができる。さらに、このポジションであれば、本当にいい女を見つけた時、連れの女性とは他人のふりをしてデートの相手を即座に代えることも可能である。
  • 階段やエスカレータで上るときも女性が先。女性の外見的魅力のひとつが腰つきであって、これをありがたく鑑賞しなければ失礼にあたるであろう。だから、自分の鼻先に女性の腰がくるよう、2、3段下を歩くべきである。ただし、あまりに魅力的だからといって、手で触ったり、お尻でパフパフしてはいけない。美術館で作品に手を触れてはいけないのと同じ理屈であり、そういう不届き者は蒲田行進曲[2]戦艦ポチョムキン[3]を実践してもらうことになる。
  • 似たような例では、部屋に女性が入ってきたときに、部屋に座っている男性一同は立ち上がって女性を迎える。これは「襲いかかりたいくらい貴女は素敵だ」というゼスチャーである。だから、デブスが入ってきた場合はかえっていやみになるのでしなくてよい。本当に素敵な女性には襲い掛かってもよいが、男性一同で立ち上がるのは「おまいらに抜け駆けはさせんぞ」と互いを牽制しあう意味もあるので、普通は女性が座るタイミングで、みんなで一斉に座ることになる。
  • タクシーなどに乗るときも女性が先。この場合、女性を先に乗せてそのまま女性だけ連れ去ってもらうことになる。女性にはその後どこかの大富豪のハレムで一生、リッチに、ゴージャスに暮らしていただこうという、究極の親切である。もちろん自分も何がしかの分け前をいただけることは言うまでもない
  • それほど親切にしたくない場合は、自分も一緒に乗って彼女を家まで送ってもよい。字義通りのレディーファーストではないかもしれないが、それもお約束のひとつではある。そのときもやっぱりタクシーに乗るのは女性が先。後から男性が乗るとき、あるいは降りるときに女性は座席を横に移らなければならなくなる。あの狭いタクシーの中で座席を移ろうとすれば、スカートの裾が乱れてうふふ

日本のレディーファースト[編集]

実際のところ日本にレディーファースト、つまり女性に敬意をはらう考え方が無いわけではない。そもそも「元始、女性は太陽であつた」というのは日本人の言葉であるし、日本の古来からの宗教の最高神が女性神であることもこのことを示している。日本は欧米の文化圏に属していないので、レディーファーストの精神は同じでもやり方は違うものになるだけでなのである。

日本では、単に女性に道を譲るというような小手先のことではなく、もっとトータルなレディーファーストを実践している。例えば、寿退社という習慣は、日本的レディーファーストの典型的な例である。男性が一般的に60歳で現役から引退するのに対し、女性はずっと早く現役から引退でき、それが社会的に当然のこととして認められている。欧米では社会的な要請からそのようなレディーファーストには踏み切れないでいる。労働力人口が減り、社会全体の生産量が減るからである。そのため、逆説的ではあるが欧米では男性と同じくらい長く女性も働かせることがむしろ普通とされている。

また、欧米的なレディーファーストにしても日本にまったく無いわけではない。女性専用車両がその種のレディーファーストの例である。女性専用車両は先頭車両であることも多く、それはつまり目的地に一番最初に到着する車両である。女性専用車両が真ん中にあったり、ましてや最後尾に合ったりする場合もあるが、そのような鉄道事業者は、レディファーストを理解しないばかりか、女性を後回しにする女性差別主義者として非難されている。

注釈[編集]

  1. ^ ことわざ。「男は閾を跨げば七人の敵あり」
  2. ^ 階段落ち
  3. ^ オデッサの階段

関連項目[編集]

Wikipedia
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