(笑)語版wィキペディア

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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(笑)語版wィキペディア (ワライごばんウィキペディア、Waray-Waray Wikipedia[1]) とは、ウィキメディア財団の管轄でありながら、笑いとユーモアを届けることを目的としている珍しいウェブサイトである。

なお、ワライ語でもなければウィキペディアでもない。

背景[編集]

当初のウィキメディア財団は、もっぱら事実を公開し、信頼できる情報源を目指すプロジェクトの開発に力をいれていた。しかし、次第にそのポリシーからそれた「Wikipedia:削除された悪ふざけとナンセンス」の量が増えていき、2005年には、それらのナンセンスアンサイクロペディアというウェブサイトとして独立するに至った。以後華々しく発展していくアンサイクロペディアの様子を見せられた財団関係者らは、単に事実を追求するだけではインターネット社会で生き残っていけないということをここで悟ることとなった。そのような事情のなか、急きょ設置されたのが、(笑)語版wィキペディアである。正式なオープンは、アンサイクロペディアから遅れること8ヵ月の2005年9月

特徴[編集]

開設が日本語版ウィキペディアより4年も遅いにもかかわらず、2014年6月には(笑)語版の記事数は100万を突破するなど、日本語版を大きく上回っている。これはアンサイクロペディアなどとは比べ物にならぬほどの量である。ただし後述するとおり、それによってサイトの成功、繁栄が表されるというわけではない。

コンテンツの傾向[編集]

アンサイクロペディアより後発であるため、コンテンツがダブらないように注意されている。そのため、アンサイクロペディアには見られないような独特のユーモアが発達した。

例1[編集]

まず特筆すべきは、執筆分野の露骨な偏向である。100万以上もの記事があれば、さぞやそれらのジャンルは多岐に渡っているのだろうと思いきや、それは全くの誤解でしかない。

まずはこのページ[2]をご覧いただきたい。これは、(笑)語版wィキペディアの「特別:使用箇所の多いテンプレート」である。3位あたりにTemplate:Taxobox colourTemplate:Taxoboxがランクインしているはずである。これは言語間リンクを見てわかる通り、{{生物分類表}}およびその内部テンプレートである。これの被リンク数が86万にも上っている。このテンプレートを使用しているのはほぼ全て標準名前空間なので、実に全体の88%が生物についての記事だということになる。その割合の高さは、おまかせ表示をすることで最も容易に確かめることができる。つまり、何度おまかせ表示をしても右側にこのテンプレートがあり続け、ページの見た目がほとんど変化しないせいで、ほんとうにさっきと違うページが表示されているのかと疑問に思うということがよくあるのである[3]

なお、参考までに、ウィキペディアの姉妹プロジェクトで生物が専門のウィキスピーシーズの項目数は40万である。

もちろん、言うまでもないが、生物率が異常に高いというのは、アンサイクロペディアとの差別化を図ったことで生まれた、アンサイクロペディアには到底真似できない「ネタ」の一つである。率が高くないとネタが成り立たないため、その他の題材の記事の新規立項はあまり歓迎されない傾向にある。

例2[編集]

続いて取り上げるのはこれ[4]特別:長いページである。これだけ記事が多いのに20万バイト以上が1つしかないという時点で既に特筆に値するが、今回見るのはそこの数字ではない。

一番上に表示されているのは「Aonidiella aurantii」という記事のはずである。このページを開くと、ぱっと見、何でもない普通の記事に見える。しかし、下へスクロールしていくと、aurantiiという単語から横に延々延々と続く脚注リンクが迎えてくれる。この、きれいに並び、途中で自動的に改行などしない脚注は、横にスクロールしてもスクロールしてもまだまだ続く。脚注番号は300を数え、4005006007008009001000…。と、1000を超えたあたりでようやく右の壁に突き当たることだろう。そしてまた本文を読もうと戻ってみると、あとの文は2行程度しかなく、その下には、長ったらしい「出典」節が現れる。

これは、日本語版アンサイクロペディアにおける「要出典」と同じことを、全く逆の手法によって皮肉った記事である。この記事の劣化n番煎じ(つまり脚注の数がもうちょっと少ないもの)が複数存在するが、それらは放置されている。

ちなみにこの記事もまた、例1の取り組みの一貫である。

ボット[編集]

例1のようなネタは、記事の数量のみが重要なのであり、それら一つ一つの質は基本的に問題にされない。そのため、生物系記事の作成はボットに任せられている[5]。ボットによって濫造されたものの内容は、もちろん極めて低質である。とはいえ、生身の人間が作成した記事より文章量が多いこともしばしばあり、どっちがボットなのだか分からなかったりする。

脚注[編集]

  1. ^ 公式の英語表記では、笑いが一つ増える。
  2. ^ この記事執筆時点でのアーカイブ
  3. ^ ちなみに、残りの12%はほぼ全て一行記事であり、それらは大抵、ページの下部にあるテンプレートのほうが本文より大きい。
  4. ^ この記事執筆時点でのアーカイブ
  5. ^ そのボットの投稿記録

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「(笑)語版wィキペディア」の項目を執筆しています。