世界文学全集

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』

世界文学全集(せかいぶんがくぜんしゅう)とは高度経済成長期前後の一般家庭に好まれた調度品の一種である。類似品に日本文学全集、百科事典などがある。

[編集] 概要

少なくとも十数個、時には百個近くにも及ぶほぼ同じデザインの堅牢な函により構成され、函には分厚いが収容されているために総重量は極めて重い。主に応接間の本棚やサイドボード等に飾られ、ソファや椅子などに座って函を鑑賞することが多かった。あくまでも函を鑑賞するのであり、函に収容された本が読まれることはまず無かった。これは本の内容は世界各国(欧米)の難解な小説が中心であり、ケータイ小説のような単純明快なものは皆無であったためと考えられている。

元々は本の虫とも呼ばれる読書オタクを対象としたコレクターズアイテムとして予約販売されていた。全てを揃えると百科事典並みの高額な値段となる。そのため何を間違えたのか、第二次世界大戦後、世界文学全集を所持していることが人生勝ち組の証と見なされるようになった。そのため主な購入者は「クラウン」を所有し、「ジョニーウォーカーの黒」を愛飲するような人生を夢見る人物が中心となったという。記録によると、最近の若者と違い夢も希望も欲望も大きかったため、高額でも躊躇無く購入したそうである。もっとも当時は世間体を気にする風潮が強かったため、金が無いのに無理して購入した者も少なくなかった。

また当時は「重厚長大」「大きいことはいいことだ」「大は小を兼ねる」といった言葉が好まれた。世界文学全集はその言葉をまさに具体化した存在であったために大変人気があったとも言えるだろう。しかし「軽薄短小」という言葉が好まれるようになると次第に人気は衰え、現在では再び本の虫を対象に細々と書店で販売されているだけである。

なお不要になった世界文学全集を本だからとブックオフなどに売却しようとしても在庫が有り余っているため買い取ってもらえず、結局古紙回収に回されるという事態がここ最近頻発している。

[編集] 関連項目

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ウィキペディアの専門家気取りたちも「世界文学全集」については執筆を躊躇しています。そのような快挙を手際よくやりおおせたことは、我らの誇りです。