事故車

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事故車(じこしゃ)とは、交通事故を通じて生まれる芸術作品のことである。

概要[編集]

交通事故はドライバーの財産や身体に大きな悪影響を与えるものであるが、その中に芸術的価値を見出すものも存在した。ある者は交通事故の事故車に注目した。事故車を生み出すには大きな犠牲をが必要であり、そのために大きなエネルギーが動き、さらには二度と同じものは見られない。これを芸術と呼ばずして何と呼べばよいのか。いや、芸術には他ならないのである。

技法[編集]

ここでは美しい事故車を作る様々な技法を紹介する。作品の美しさは衝撃の大きさによって決まると言っても過言ではなく、衝撃の大きさはすなわち中の人の命の危険度も表す。よりよい作品を作るためには、より大きなリスクを犯さなければならないのである。

1台によるもの[編集]

道路構造物への衝突
擁壁、標識、信号、民家その他に車を突撃させる。衝突による破壊は自動車だけでなく、衝突された道路構造物へも及ぶことがある。
高所からの落下
港湾、崖、橋など高所から低い場所に重力加速度で一気に落下する。十分に高いところから落下すれば衝撃度は非常に大きなものとなり、美しい作品が期待できる。
横転・転覆
車をあるべき状態から90度、180度、270度ずらした状態に持ち込む。車自体の損傷は小さくても横転・転覆させることは可能であるため、狙って行うエクストリームスポーツプレイヤーも存在する。
スリップ・横風
スリップや横風はそのもの単独では事故車を作ることは少ないが、ほかの技法を使った作品の制作をアシストする。横転や落下、各種衝突などを引き起こしやすく、多重事故への引き金にもなりやすい万能ツールである。
炎上
様々な要因で自動車に火の手が上がることがある。自動車には通常何らかの燃料が積まれており、燃料が燃焼するそのエネルギーこそが新たな芸術を生み出す。タンクローリーなど大量に燃料が積まれている車ならなおさら芸術的価値は高い。

2台によるもの[編集]

正面衝突
車同士を真正面からぶつけあう。2台の車が衝突する際に発生する運動エネルギーは正面衝突が最大となるため、破損度は非常に高くなる。同じくらいの大きさの車なら、前面を大破させる効果がある。両者の速度や車の重量によっては、原型を留めないほどに破壊されることもあり、事故車の花形とも呼ばれている。
追突
速い車を遅い車の後ろにぶつける。2台の車は同じ方向に走っているので正面衝突より衝撃はかなり小さくなるが、比較的低リスクで手軽な手法で初心者やヤの付く自由業の人には人気がある。ただし、相対速度が小さくても、質量の大きいトラックなどの車両相手なら大きなエネルギーとなり、芸術性の高い作品を作ることも可能になる。この方法を使うと一台は後部を、もう一台は前面を大破させる効果がある。
側面衝突
車の横っ腹に別の車を直撃させる。衝撃度はまずまずだが、自動車は通常側面への防備が手薄になっているため、破損度は高くなりやすい。また、側面衝突の場合は当てられた車は比較的横転しやすいのも特徴である。

3台以上によるもの[編集]

3台以上による作品は、2台による作品の連鎖で表現することができる。この連鎖のエネルギーは巻き込まれた使われた車が多ければ多いほど蓄積していき、最終的には大きな芸術的価値を生み出すこととなる。高速道路上ではひとたび作品が出来上がると、追突の技法によって衝突の連鎖がつながっていき、最終的には数十台が参加する大作になることも珍しくない。一般道路でも、渋滞時や路面凍結時を狙えば連鎖を引き起こすことは不可能ではないが、衝撃の大きさなどを考慮すれば、やはり高速道路で作られた作品が優位であろう。

シミュレーター[編集]

事故車の制作には多大な出費と生命への危険を伴うので、事故車制作シミュレーターが各所で作られている。シミュレーターは自動車メーカーが研究開発用に持っているものもあるが、中には家庭用ゲーム機で起動可能なものも存在する。大半の人はそれで満足し、実際に事故車を制作しようとはしない。しかし、シュミレーションだけでは飽きたらないと言う人もまた、間違いなく存在する。彼らは現実世界で美しい事故車を制作することを目指し、日々シミュレーションを続けているのである。

関連項目[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「事故車」の項目を執筆しています。