人形町

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人形町(にんぎょうちょう)は、東京中央区の地名で、東京地下鉄日比谷線都営地下鉄浅草線人形町駅と、東京地下鉄半蔵門線水天宮前駅付近一帯をいう。正式には日本橋人形町である。

地名の由来[編集]

江戸時代、この地には歌舞伎小屋があり、人形芝居を24時間365日行われていたことが地名の由来である。(のちに、人形を操っていたのも人形であったことが判明した)

特徴[編集]

関東大震災テポドンといった困難を乗り越えながらも、現在でも江戸の情緒を味わえる粋な町である。酔っ払いが連なる甘酒横丁という通りを筆頭に、すき焼きの「人形町いまいち」、発酵して腐った京粕漬けの「魚久」、残酷な親子丼で有名な「玉ひで」などしつこく生き延びる店舗が多いが、それ以上に重要なのがやはり人形である。この地域を歩いている人も、高度に進化した人形である。人間とのコミュニケーションは完璧であるが、人形同士は電波で会話をしている。

人形に出会う街角[編集]

この町を歩くとやたら目につくのが人形である。昔懐かしい洋品店のショーウィンドウには、色々な姿態のマネキン人形が並び、伝統を誇る人形芝居専門のお店には古式ゆかしい日本人形がある。そうかと思えばおもちゃ屋にはロココ調のドレスをあしらったフランス人形がお座りしてこちらを眺め、ひな人形を扱う人形問屋では「人形は顔が命です」とばかりに八段十八人飾りのひな壇がみられる、と言った具合にとにもかくにも人形ばかりなのである。さらにマニアックなところでは四谷シモンの関節人形が街角に置いてあったり、ベルメールシュールな人形が町内会の事務所に放置してあったり、髪の伸びるお菊ちゃん人形がお寺に奉られたり、神社のご神木に藁人形が打ち付けてあったり、デーモン小暮閣下が出店として「蝋人形の館」を開設したりと、人形の種類もさまざまである。

こうした人形は人々の目を楽しませるだけではなく、街行く人々もごく自然に人形を持ち歩いていることに、この街の興味深いところがある。路地に入ったところでは、腹話術の人形に併せて口をパクパクするいっこく堂パペット・マペットがいることは当たり前だし、巨大な赤ん坊人形にご飯をあげている老婦人や、屋外で人形を楽しそうに分解しているおじさんにも出会うことが出来るだろう。それよりも街を行き交う幾人ものビジネスマンが携帯電話片手に、お気に入りの人形をなでましている光景は他所ではまず見られないだろう。

アキバ系のお人形[編集]

しかし近年目立って来たのが、美少女フィギュア人形である。オタク本場の秋葉原と人形町は、日比谷線で指呼の間にあり、その気になれば、アキバ系のオタクが群れを成してやって来ることも不可能ではない。しかし人形町はそこまで懐(ふところ)が広い街である訳ではない。ここで長年制作にいそしんできた人形師・辻村ジュサブロー氏は、このように苦言を呈している。

人形って言ったって、萌えるばかりの人形なんか、イヤらしいでしょ、あのオタクとかなんとか言う人たちって、人形を侮辱しているとしか思えない訳ね、ハァ、ハァ…しちゃって気持ち悪いったらありゃしない。人形には魂があるんですから、なぐさみもんにしちゃいけませんよ」。

まあ、これが人形町を代表する声になるであろうか。それでも時勢の推移なのか、アキバ系のフィギュアは人形町に来るたびに、増えているようである。一説には伝統的な日本人形での上がりが少ない人形師たちが、節を屈してフィギュア製作に手を染めているとも聞く。人形町を取り巻く情勢は必ずしも明るいものだとは言えない様だ。

安産の神様・水天宮[編集]

この街を見守るように「安産祈願」で有名な水天宮がある。祭神は「天之御中主大神」と「安徳天皇」、それと安徳天皇ゆかりの平家一門の女性の方々である。若いカップルや新婚さんが訪れることでよく知られているが、最近のアキバ系オタクの中には「縁結び」の神様と誤解しているものがいると言う。彼らは、人形町という土地柄とからめ、今まで自分がお世話になってきた人形「空気嫁(ダッチワイフ)」をお納めすれば、生身の女性が手に入り、子供が授かると、勘違いしているという。そんな「空気嫁」が今までに郵送で百体近く届けられてきたと、水天宮の宮司さんは困惑した顔で語る。

それでも郵送してくるのはまだいいんですよ、こないだなんか、空気が入ったままの姿の「空気嫁」を自転車で、えっちらおっちら運んできた奴がいたんですよ。すごいリアルな奴で、初めは死体を運んできたのかと思いましたよ。それで「そういうのは困ります」と言ったんですが、またその次の週も来たんですよ。さすがにお巡りさんを呼びましたがね」。

もっとすごいのは、「空気嫁」をお姫様抱っこしながらやって来て、「こ、これ、ボクの○○ちゃんです、可愛いでしょ?あ、あのぅ、ボ、ボクと○○ちゃんの間に生まれる子供の安産祈願して、く、くれませんかね」とか言ってましたね。塩撒いて追い返しましたよ、毎日毎日がこれじゃたまらないですね

そう、この項目を読んだ君は、間違っても「空気嫁」を水天宮に送り付けたりしないように。

関連項目[編集]