伊吹萃香

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伊吹萃香
伊吹萃香.jpg
鬼の力、をも砕く
基本資料
本名 伊吹 萃香 
通り名 小さな百鬼夜行 
身体情報 ねじれ角二本、長髪、つるぺた幼女 
職業 、酒豪 
好物 宴会、勝負事、酒、肴、酒 
嫌物 節分煎り豆の頭、ヒイラギ 
出没場所 博麗神社など
親戚等

伊吹 萃香(いぶき すいか)とは、三度のより宴会好きな、幻想郷に住むである。

テーマ曲は『御伽の国の鬼が島 ~ Missing Power』と『砕月

概要[編集]

東方Project第7.5弾、弾幕格闘ゲーム「東方萃夢想」のラスボスとして初登場。幻想郷の地上に住む唯一の鬼であり、「三日置きの百鬼夜行」の主犯。のちに「鬼と人間との信頼関係を取り戻す」のが目的だったと供述しているが、単にお祭り騒ぎが見たかっただけという説が大勢を占めている。

気負わず泰然自若とし、豪放で率直な物言いをする性格。そして何より常に酔いどれ千鳥足酔拳状態という威厳もへったくれもない戦闘ドット絵により、東方Project界隈にかけられた「ラスボスはカリスマを所持していなければならない」という呪いを見事に打ち破ったことで有名である。

本人は真剣。……多分、きっと。

外見自体は東方Project第5弾「東方紅魔郷」のラスボスレミリア・スカーレットと同じく幼い外見をしているものの長く生きているのだが、そのカリスマの違いは見る者を唖然とさせた。紅魔郷のときはレミリアが頑張ってオーラを出していたからとか、シューティングではなく格闘ゲームなので戦闘ドット絵が細部まで描かれたからとか、意見は様々ある。

ただ、真面目なのかよく分からない緩んだ顔で戦われては、カリスマ云々と論ずるのも虚しく感じられてならない。

本人の談によれば、鬼としてはイレギュラーであるらしい。まず、萃香以外の鬼は旧地獄に潜ってしまっていることからして、地上に鬼がいるのは異例である。また、鬼はが嫌いであるという点は肯定しているが、自らが嘘をつかないかと問われると「いや、ちょっとは嘘つくかも」と述べている。いわば応用版嘘つきのパラドックスなのだが、以上のような言動から察するに、相当な天邪鬼なのかもしれない。

萃夢想以降も、文花帖や緋想天、地霊殿、その他書籍版にちょくちょく顔を出している。

能力[編集]

この節は何らかの能力による干渉を受けています。文章を解読するためには異変の解決が必要です。

「密と疎を操る程度の能力」。分かりやすく言えば、密度を操る程度の能力である。

厳密に言えば力学的エネルギーを無視してあらゆる物を一箇所に萃めたり、簡易ブラックホールを作り出したり、萃めたものを一気に放出したりと、一般人の考える密度とは大分異なるが、気にしてはいけない。それが幻想郷のしきたりである。

密度を操る程度の能力は萃香自身にも適用される。『西遊記』に登場する孫悟空の如く、自らの小型分身を作り出すのは朝飯前。能力をフル活用すれば巨大化も可能である。……なお、スペルカード鬼神「ミッシングパープルパワー」あたりを見ていると「巨大化したときの足音が尋常じゃない。あの質量はどこから来ているんだ?」という疑問が湧かないでもないが、幻想郷では常識に囚われてはいけないのである。

人妖の意識を萃めるというほぼ察知不能のチート能力も備えているが、ほぼ忘れ去られているか、時々同人誌ご都合主義装置として使われている。

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主に宴会を開くために使われる程度の能力。ただし、みんなが宴会でお祭り騒ぎをしているのを遠くから指をくわえて見ていなければならないという致命的な欠陥が存在するため、「三日置きの百鬼夜行」以降は使わなくなった。ついでに、戦闘時は周囲の物を萃めたり、相手を引っ張り込んでホールドするなどの用途にも使用可能である。

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主に他者のプライバシー権を侵害するために使われる程度の能力。自らを霧状にまで散らすことにより、幻想郷全土を見渡すことが可能となる。そのため、覗きに限定すればかの八雲紫のスキマにも比肩する。ついでに、戦闘時は萃めたものを放出するなどの用途にも使用可能である。

交友関係[編集]

萃夢想の自らのストーリーモードにおいては、相手の性格上の欠点を散々あげつらい、辛辣な意見を述べるという行動に出た。鬼特有の率直さである。ただ、まどろっこしい遠回りな言い回しを好む幻想郷の面子には不評だったらしく、以後は持ち前の気さくさを発揮してそこそこ輪の中に溶け込めている模様である。

八雲紫とは異変以前から面識があり、博麗大結界で隔離される前からの友人のようである。また、白玉楼の主西行寺幽々子も幻想郷にはまだ鬼が存在することを知っていた節があり、妖怪の山に住む秘密主義者連中は未だに元上司の鬼には頭が上がらない。以上から、年増――もとい、幻想郷の古株の間ではそこそこ名が通っており、なおかつ萃香自身も幻想郷の古株である可能性が高いものと推測される。

一時期は妖怪の山元四天王星熊勇儀をはじめとした他の鬼と共に地底に潜っていたため、地霊殿などの地底に詳しい。ひょっこり地上へ戻ってきたのがいつごろなのかは不明だが、鬼の存在が長らく幻想郷で忘れられていたことと、「東方地霊殿」での星熊勇儀との会話から察するに軽く数百数十年単位で計算できそうである。

あるブン屋によると、現在は主に博麗神社に出没し、博麗霊夢にちょっかいをかけたり宴会の催促をしたりしているとのことである。また、比那名居天子から天界の一部を無理矢理租借したり、地底に遊びに行ったりと勝手気ままに暮らしている。

元ネタ[編集]

頭部に二本のねじれた角があることから、中国における鬼(死霊)や仏教系の鬼(餓鬼など)ではなく、日本に根付いた鬼の伝承から派生しているものと考えられる。

そのため、元ネタとなった説話は『御伽草子』の酒呑童子ではないかと考えられている。酒呑童子が根城としていた山は京都府に位置する大江山であるが、酒呑童子の出生地には諸説ある。このうち、萃香と関連深いのは苗字の名を冠した伊吹山に残る伊吹童子伝説が元ネタの大本命である。まさしく日本の鬼の人攫い伝承。交友関係でも触れたとおり、星熊勇儀との関連性も考慮すればこの説はかなり濃厚である。

ただ、一見筋の通っている上記の考察に対して、強烈な異論を唱える一派も存在する。彼らは、本来の元ネタはであれば海と直結した杯でさえ飲み干せると伝えられる大妖怪ZUNであり、伊吹萃香はその化身であると強硬に主張している。

実際、幻想郷の連中は神主補正のおかげでただでさえアルコールに免疫がある。更に鬼に至っては常に酩酊状態な上、「酒は呑んでも呑まれるな」という人間常識が当てはまらないほどザルである。冷静になって考えてみると、酔いつぶれることのない萃香がちょと妙な呪術のかかった酒ごときでぶっ倒れるなどという珍事は考えにくい。

そのため、『御伽草子』の記述には何らかのやごまかしが混入されており、ヤマタノオロチ退治伝説を焼き直した劣化二番煎じであるとも考えられる。もしくは土蜘蛛蝦夷隼人荒覇吐などの権力に楯突く不逞勢力を駆逐したという俺TUEEEEE物語であり、桃太郎伝説などにもこの伝統は受け継がれている。

鬼も地底に潜ったのも、人間がこれだけ好き勝手に妄想を撒き散らして狼藉をは働いたせいだと考えれば納得がいく。

結局のところ元ネタの真相は藪の中であり、全ては大妖怪ZUNの胃の中にのみ答えが存在する。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]