ハクビシン線

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
移動先: 案内検索
出典: 八百科事典アンサイクロペディア(大丈夫、本当の項目名は伯備線だから。君は間違っていないよ。
Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「伯備線」の項目を執筆しています。

ハクビシン線(正式名伯備線 はくびせん)とは、アイルランドからやってきたこの妖怪狸ラフカディー・ハクビーシンが岡山県と鳥取県との間に建てさせた鉄道路線だよ。路線中から発せられる狸的だまし討ちの御蔭で、陰陽連絡線の中で一番恵まれてる存在なんだ。

マスコットのラフカディー

概要[編集]

ハクビシン線とは、岡山県の倉敷と鳥取県米子市伯耆大山を結ぶ138.4kmの路線だよ。鉄道省が僕たちの妖気に負けて大正時代に南北から建設を始め、1928年全線を開通させたんだ。僕はこの少し前に、アイルランドから松江にやってきた妖怪教授さんと一緒にやってきたんだけど、僕が外圧面で一番貢献したという理由から僕の名前が路線名になったんだ。

そして太平洋戦争後、このハクビシン線は山陽山陰を結ぶ路線の中で最も重要と位置付けられ、大量に特急が設定された。1982年にはこの路線だけが真っ先に電化されたんだ。これは福知山線に先立って僕らが東京の財務官僚たちにバラマーキの呪術をかけたからなんだよ。ついでに倉敷から備中高梁ってところまで複線化もしたんだ。そして、2001年には総社というところから井原鉄道という兄弟路線ができて現在に至っているんだ。

運行形態[編集]

ここの列車は、普通列車も特急列車も全部が岡山や米子へ行ってしまうので、伯備線内で完結する列車は1本もないんだ。だから、遠くから来る人の中には「米子は島根県」とかいって鳥取県を通過したことに気付かない者までいる。

しかし、そんな不埒な客にも僕らの路線を無視させないために、呪術がかけられているんだ。特急の名前は僕の飼い主の名前をとって「やくも」って言われてるんだけど、このやくもという列車はペンダラム仕様だからとにかくよく揺れる。その震動力に感謝するために、乗客たちはわざわざ特急に「スーパー」という愛称までつけたんだよ。僕らはもう慣れたからちっとも揺れてるって気がしないんだけど、あの伝説鉄道漫画でもやくも号が揺れてるところが2度ばかり描かれてるから、やくも先生のかけた呪力はかくも偉大なんだねえ。そんなやくも号は1時間に1本も走っているから、揺れが快感な場所を何度でも追体験することができるよ。

やくもの停車駅や普通列車については沿線のところで詳しく解説するよ。

沿線[編集]

倉敷~新見[編集]

倉敷を出たら最初の駅は清音なんだ。ここから井原鉄道という第3セクターの路線が西へ分岐する訳だけど、この路線は倉敷方向ではなく、ハクビシン線の線路と共に北の総社方向へ向かっていくんだ。

倉敷の方が便利なのに何故こうなったのか分かる?それは総社に生まれたポマードお化けが剣をもって大蔵省を脅し、鉄道路線を総社に結び付けたからだよ。だから、総社の街は吉備線の路線と共にとっても大きな駅になったんだ。でも、やくも先生はその正体を見抜いているから、あんまり足を止めてくれない。

で、総社を出て少し北へ行ったら宝福寺という寺院が見える。雪舟っていう墨の妖怪が若かった頃、「ここには宝も福もない~」って泣いて和尚さんに叱られた時に、涙で出現させたネズミのお化けがここには祀られているんだ。僕のとっても大事な友人だけど、雪舟さんは猫のお化けがやってくるって言って駅を作らせなかったんだ。

この辺りから、伯備線は高梁川に沿って走る。で、次は豪渓といういかにも豪壮な駅になる。豪渓の紅葉は900,000cmぐらい北に行ったらみることができるよ。近いでしょう?決して狸のように合計距離を誤魔化してなんかいないんだよ。この後にもミナギという袋のお化けがいるよ。

そして、列車は備中高梁ってところに停まる。ここは「備中の小京都」と呼ばれてるけど、小を「ちび」と呼ぶべきか美しいと呼ぶべきかは近くに来てみたら分かるかもね。でも、とっても上手に宣伝したから、ここまで複線化することができた訳さ。

そして、単線区間に入ると遥か高い山に松山城が見えてくる。これはどこかのお城を遠くから「いよっ!」と持ち運んできて作った城さ。ここに駅をつくる計画だったんだけど、「そうしたら愛媛県の顔が立たなくなる」って声が来て断念したんだ。

この次の木野山という山にはが一杯いて「キー!我らにもお化けの果実を寄越せ」と叫んでいる。そして、方谷って駅に入る。この駅は大佐という北の町で生まれた山田方谷という幕末の経済学者の名前に因んでいるのさ。この御方は特に戦いをした訳じゃないけど、矢吹邦彦という幕末マニアが「ケインズに70年先駆けた自作自演の革命家たる偉大なる炎の陽明学者山田方谷同志」というスローガンを掲げて積極的に宣伝したから、経済学者にとっては最も有名な幕末の人物ということになっているんだ。

で、この次は井倉だ。この井倉というのは石灰石と鍾乳洞の村なんだ。ここの井倉洞というのも立派なイクラの妖怪なんだよ。外から想像するよりずっと深いんだ。真面目に内部に入ったら1時間半は歩くことができる。だから、鉄道以外には何の関心も向けない鉄道党員のネ申女の子を二人ぐらい連れてやってきた時、鍾乳洞をデートコース化してカッコつけようとしたら、見事に妖怪の仕掛けた罠に嵌まって時間不足になり、二人を昼食抜きに追い込んだんだ。もちろん、「鉄道党員ってやっぱり鉄道以外のことには興味無いのね」と悟った二人の女の子の気分は台無しさ。僕らは鉄道党員をも易々と煙にまくことができる優れた妖怪集団なんだ。

とかなんとか言っている内に蟹お化けのを過ぎて新見駅に到着した。分岐する姫新線共々新しい駅かって?それは地方の街という背景を考えればすぐ分かるよ。

新見~伯耆大山[編集]

新見から先は2両編成のワンマンカーが米子まで結んでいるよ(キハ120系単行もある。18切符シーズンは検閲により削除。)。そして、最初の駅の布原を通過する。この布原駅は一反木綿の妖怪で、一反程度の長さしかしかない芸備線の列車しか停まれない。布の原っぱというのは決して嘘のネーミングではないんだよ。芸備線は次の備中神代で分れていく。だから、新見と備中神代の間は少しだけ本数が多いんだ、確か5本ぐらい。

そして、岡山県最後の駅は新郷という駅だ。何もない秘境駅なんだけど、この駅を始発にする列車があることから、大きな駅だと勘違いする鉄道党員がたまにいるんだ。あ、違った、なでしこベルがこの辺で鳴ってるんだなってミャンマー人みたいな口調で言ってたからサッカーファンだったか。

で、次の上石見から鳥取県に入る訳だけど、石見っていう駅名が島根県の旧国名な訳だから、もう島根県に入ったと思う乗客が続出するんだ。そこで、この辺にいるネウーという雪の妖怪が鳥取県の存在力を示すために、秘策を打ち出したんだ。

雪の神ネウー

まず、生山という山の神様を動かして2000年に大地震を起こし、線路を寸断して鳥取県西部地震という名前を付けさせたんだ。この時の知事さんは片山善博といってそれなりに有名だったから、あ、生山駅の辺りってまだ鳥取県の中だったんだと強く認識させたんだ。

しかし、生山は慈悲深い妖怪だったため、死者は出さなかった。だから、震災の記憶は風化していった。そこで次にネウーはやくも号に対して生山とネウーの駅に交互に立ち止まるよう命令し、鳥取県の立場を明確化しようとしたけど、それでは県のことを認識させられなかったんだ。

なので、2010年の大晦日と2011年の元日、ネウーさんは究極の賭けに出た。この日に合わせてエビとその周りに大雪を降らせてやくも号を足止めさせた。そして、大量の海老を正月料理として振る舞い、東京の報道機関も呼んで大宴会を開こうと計画したんだ。

でも、丁度良いところで、ミゾグチって言う名前の若い女の子が出てきてウーさんやめてと嘆願した。だから、東京のウルトラ報道機関がやって来る前にネウーは攻撃の手を止めて、近くの白ウサギだけ残して退散し、報道機関の分も食べてよいと言って、どこかへ消えたんだ。でも、そのシーンは地方の報道機関によって「現代に顕れた奇蹟の白ウサギ」として広く報道されたから、みんな知ってると思う。ミゾグチの女の子は実のところ昔からいる鬼神だったんだ。

そして、伯備線の終点伯耆大山に入る。やくも君も最近停まるようになった駅だけど、この駅の正体は蜃気楼のお化けだから、大山への登山口は遥か先だよ。

どう、これだけ聞けば僕らのハクビシン線が米子からの境線の妖怪以上に親しめる存在ということが分かったでしょ?

関連項目[編集]