偽通

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』

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ウィキペディアの専門家気取りたちも「偽通」については執筆を躊躇しています。そのような快挙を手際よくやりおおせたことは、我らの誇りです。

偽通(にせつう)とは、通ぶっている人々である。

目次

[編集] 概要

日本では、古来から「通」という言葉が用いられてきた。特定の分野に関する優れた知識や能力を持つ人々を指す言葉である。例えば、「寿司通」なら寿司の業界用語やマナーをよく知っていたて新鮮なネタを食べ分けることができるような人々であったり、「温泉通」なら有効成分から牛乳の品ぞろえまで世界各地の温泉の情報を知っているような人々であったり、という具合である。そんな彼らは、カッコイイ物好きな日本人の心を刺激し、同時に憧れの対象にもなった。

そこで生まれたのが偽通である。偽通は、通ぶってわざわざ言わなくていい知識を口に出したり、知ったかぶりをしたり、自分の能力を周囲にひけらかしたりする。しかし、それを見ている人々からは最終的に通ぶっていることを見破られ、煙たがられたり、避けられたりするだけで逆効果に終わってしまう。また、実際に本物の通並みの知識や能力を有する者でも、必要以上に周囲に自分をアピールする者は偽通に分類される。

[編集] 特徴

偽通の殆どは、自分は「通」であり専門的な知識を持っていると勘違いしている。そのせいか、基本的に上から目線で、周囲の人々を「素人」と馬鹿にして見下したり、自分の知識の自慢をべらべらと語り続けたりする者が多い。

また、いきなり株式市場の裏テクニックを紹介し始めたりギターについて熱く語り出したりするが、実は株式市場は昨日始めたばかりで、ギターに至っては段ボールと輪ゴムで作ったおもちゃギターを部屋に飾っているだけということもある。

[編集] 流派

偽通にはさまざまな流派が存在し、それぞれの流派によってその性格や口癖が異なる。

[編集] 偽グルメ通

自分が「グルメ」だと勘違いしており、デートの際に高級レストランを紹介するのはいいが、初めて行った店なのでフランス語の料理名を言い間違えるなどのハプニングが相次ぐ。メニューが外国語で書かれてあって読めない場合はあえて「一番高いのを下さい」と言うが、料金が足りなくて割り勘にしてしまい、フラれる。

また、グルメレポーターぶって以下のような発言をすることも知られている。

「お口の中でジュワーッと広がりますね。外はサクサクで中はフワフワです。幸せですこの美味しさを世界中の子供達に分けてあげたいですね。」
グルメレポーターの真似をして昨日テレビで見た表現を使ってみるが、食べ物と感想がかみ合わないことが多く、最終的には抽象的な感想になってしまい何を伝えたいのかよく分からない。
「鮮やかなワインレッドに映る星の光が輝き、瑞々しい甘みと仄かな苦みとともに華やかな香りが広がり、懐かしくどこか切ない哀愁が漂う。」
わざわざ飲んだワインの感想を詩のように伝える。わざわざ日常会話で用いられない表現を使い、長々としたポエムを披露する。
「この店なかなかいい店なんだよ。知る人ぞ知る名店ってやつ」
自分の発見を人に自慢したくて仕方ないタイプの偽グルメ通。他の人が知らない名店を知っているということに訳の分からない優越感を抱いている。

[編集] 偽芸能通

芸能界に関する知識や能力をアピールしたり、何でもかんでもお笑いにつなげてボケとツッコミを強要させたりするタイプ。自分は明石家さんまの生まれ変わりではないかと信じている者もいる。偽芸能通の口癖には、以下のようなものがある。

「このCM面白いね。大流行の予感がするよ。」
CMを見るとき、一般人ならCMで宣伝されている商品の内容しか気にしないが、偽芸能通の場合はあくまでCMを「お笑いネタやアルバムのような作品の一種」と捉えているため、このような発言をする。いきなり「ここはもう少しコストを抑えられるのではないか」などと言い出す者もいる。
「そこはツッコメよ。」
この発言者は日常会話をフリートーク番組のリハーサルと勘違いしており、またあたかも自分がその司会者であるかのような気分に陥っている。「フリートークがうまい自分」をアピールするためにボケとツッコミを織り交ぜたトークを披露するが、誰にも振り向いてもらえない。この場合、「お前らはお笑いを知らないんだな」と言うのがオチである。
「ほら離婚するって言ったでしょ。」
芸能人の結婚会見を見ては「このカップル絶対うまく行かないよ」などと不吉なことを言い、偶然予想が当たった時は周囲の人々に自慢しまくる。偉そうなことを言っているが、単に「出来ちゃった婚」「年の差カップル」「芸人と女優の結婚」はうまくいかないという偏見を持っているだけである。

[編集] 偽人材通

人材発掘タイプ。言うならば偽スカウトである。スポーツに関心を持つものが多く、自分は晩年補欠だったくせに「こいつは大選手になるぞ」などと言って見せる。口癖の例としては、次のようなものが挙げられる。

「俺がスカウトだったらこの金の卵を見逃さないのになあ。」
プロ野球のドラフト会議で、どの球団も指名しなかった選手を評価する。その選手がプロになれないことが決まった途端、自分の予想が外れる可能性も外れるため口が軽くなるようである。
「俺、この歌手がブレイクする前から好きだったんだよ。処女作の Hoge - Hoge って歌いいよね。」
売れっ子歌手が売れる前から目を付けていた自分の目利きをアピールするために自慢するが、これは前日にウィキペディアで調べて知識を蓄えた上での発言である。
「ほらこの芸人ブレイクするって言ったでしょ」
実際には爆笑オンエアバトルなどで数回見ただけなのに、さもお笑い界を知り尽くしてるかのように豪語する。「エンタ芸人なんかよりはるかに面白いのに」などと言って、すでに売れている芸人を馬鹿にする傾向も強い。

[編集] 偽日本通

寿司や日本酒、華道に茶道、その他日本に関する薀蓄を語り尽くすタイプ。洋食を食べることを極端に嫌ったり、好んで和式便所を使用したりする。以下のような口癖を持つ。

「俺、布団じゃないと寝られないんだよね。」
これは、ホテルに泊まったとき、部屋にベッドしかなかったときの発言である。せめて気分だけでも和の心を味わうため持参した浴衣を着て寝るが、ベッドの上ではだけて全裸になる。そして次の日の朝、ベッドのせいにする。
「やっぱり日本の伝統食は良いね。栄養価も高くてヘルシーだし」
実際には、健康的な食生活が広く普及したのは戦後の事であるのに、ことさらに昔の日本を美化するタイプ。「スローフード」「田舎の味」などと言って、昔の日本の食生活への回帰を目指す。
「“わさび”って“わび・さび”が語源なんだよ。そう言えば日本の心ともいえる畳や抹茶もわさび色だね。」
間違った薀蓄を自慢げに語るタイプ。おそらくその場で思いついたものと思われる。周囲の「へぇー」「そうなんだぁ」という声を求めるが、その程度の知識ではトリビアの泉に投稿しても20へぇ程度しか得られない。

[編集] 事例

これは、偽芸能通が書いた文章である。

俺、結構テレビ番組に厳しいから、あんまり好きな番組ってないんだよね。
でもさ、それでもやっぱ毎週見てる番組があるんだよ。
俺が言うんだから絶対面白いよ。君も見てみなよ。

「1分間で人生が買える深イイ話」って番組なんだけどね。
この番組今ではゴールデンだけど俺は深夜時代から見てるから。
この番組は絶対流行ると思ったね。

この前全員一致で「う〜ん」だった深イイ話あったけど、俺はあえてあの話を好評価するよ。
あの話、無限の可能性を秘めていると思う。あのストーリーで映画作ったらオスカー賞だと思う。
なんなら、俺が映画監督やってもいいんだよ。紳助と二人ならやっていける気がする。

この話マスコミに話したら俺明日からsungrassなしで外出できなくなるから絶対言うなよ。
ごめん。先週ハリウッド言ってたから発音がネイティブになっちゃったね。rは巻き舌がポイントだぞ。
あ、すまん。ブラピから電話かかってきたから詳しいことはまた後で。

[編集] 関連項目