公共事業

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』

公共事業(こうきょうじぎょう)とは、日本をはじめとする政府機関や自治体の役人、及び政治家が、民草から徴収した税金をいかに無駄に使うかを競うためのエクストリームスポーツである。ゆえに正式名は、エクストリーム・公共事業とされる。 この分野では、国土交通省厚生労働省大阪府東京都が最も有力なプレイヤーとして有名である。また、公然かつ不明朗な資金提供を受けている謎の天下り先団体なども、隠れプレイヤーとして活発に参加しており、日本はさながらエクストリーム・公共事業天国とも言える活況を長年にわたって維持している。

目次

[編集] 概要

  • 基本的には、事業の総費用を1円=1ポイントにて換算する。
  • とにかく膨大な税金を投入するほど良い。当初の予算をオーバーするとボーナスポイントが加算される。この場合超過した金額の2乗がポイントになる。
  • 役に立たなければ立たないほど、得点は高い。運営費での赤字額も加点となる。黒字額はポイントとはならない。
  • マスコミに騒がれると50億点の減点。但し何とかもみ消すことができれば+80億点という高得点が得られる。
  • 土建屋つるんで協力して、いかにプレーヤーが儲けるかも評価対象である。様々な思惑の交錯が本競技の醍醐味である。
  • 道路特定財源の箱モノへの転用など、特定財源を別用途に転用すれば1割増しでの加点となる。
  • 本スポーツはチームプレイであるため、談合作戦会議は必須とされる。

[編集] 公共事業の例

[編集] 箱モノ

不必要に立派な市民ホールや体育館、役所、駅舎などをおっ建てる。実際にどの程度の需要があるかという事は考えずとりあえずどこでもいいから豪勢に建てる。もちろん本体だけではどうしようもないので、周囲の駐車場や道路整備なども同時に行う。

公営の保養所や地元と関係が希薄な博物館は 完成後もバンバン赤字を垂れ流して予算を消費するため、高ポイント。それら文化施設の施設長は当然、天下りである。鍵開け等の激務に従事していることが大阪府の調査により判明したのは記憶に新しい。

[編集] 水モノ

河川工事やダム、干拓・開発事業を行う。治水の名目目的であるため、工事が大規模になりやすく、箱モノより効率的に得点を稼げる。日本においては、利水、治水、工業・商業振興などの名目で実施される。日本の各河川の上流では人造石の塊の設置個数が競われており、これを砂防ダムと呼ぶ。特に大規模施設の建設においてはしばしば地元住民との間でトラブルが発生するが、工事を強行すれば更に1%の得点ボーナスが付く。

  • 諫早湾・・・40年前の計画を「いかに状況が変わろうとも、初志貫徹で成し遂げる」と遂行。誰のために?
  • 苫小牧・・・6500億円余りを投資し、わざわざ釣り場をつくった時点で挫折
  • 木曾岬・・・三重県領か愛知県領かもめてる内に計画失敗。野鳥のためのグラウンドが完成。
  • 八郎潟・・・日本で二番目に大きい湖を埋め立てて水田を作るも10年たたずに減反開始という計画性のなさ万歳。
  • 中海・・・マスゴミに騒がれて失敗
  • 八ッ場ダム・・・国土交通省が60カ年計画で遂行中の一大事業。住民を移転させたが、工事が頓挫。この分野では最高の約9000億、いや、大台の一兆点を叩き出す予定。がんばれ国交省
  • 大蘇ダム・・・完成したは良いが、ダム湖の土壌検査をしなかったためダム湖から漏水。事業は大規模砂遊びとなってしまった。600億点に更に追加ボーナスを予定。

[編集] 乗モノ

高速道路国道の建設や新幹線空港の誘致・建設。金銭的だけでなく土建屋以外の住民の支持票にも直結するため、特に力が入れられる。もちろん需要計算などを真面目に行う必要はまったく無い。プレイヤーはプレイ開始前に建設用地として買収されそうな土地をペーパーカンパニー等の名義であらかじめ安く買っておくと高ポイント。

[編集] デジモノ

いわゆるITシステム関係。箱モノや乗りモノでのゼネコンの代わりに、N××ほにゃらら、なんたら総研といった企業が利益を中抜きし、下請けに丸投げする構造は変わらない。その後、孫受けに投げられた時点で、場合によっては当初から2桁金額が減っていたりする。

  • インパク・・・時の総理が開催したインターネット上での博覧会。終了したとたん仕事が無くなったシステム会社が渋谷あたりに続出。
  • e-tax・・・他に使い道の無いICカードリーダーを用意する必要があったり、電子証明が必要だったりで、金がかかる割に面倒。
  • パスポート電子申請システム・・・導入後の3年で利用が133件、1通あたり約1500万円かけて発行したのち、運用終了

[編集] 祭モノ

観光客誘致の名の下に各種イベントを開催する。しかし、得てして観光客が求めるモノと若干感覚がズレていることが多い。また、初回は物珍しさに人がある程度集まるが、2回目以降はいまいちなケースも多いようである。収支計算が非常に面倒なので、適当に行う。地元学生ボランティアを利用して安くあげた分を懐に放り込むのは高等テクニックとされる。

近年ではイベント際に、宣伝活動のためのマスコットキャラクターを公募や特定の人物への委託等によって制作する。かかった費用に対して、キャラクターの完成度が低ければ低いほど高ポイント。昨今では奈良県が制作した平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターが、久々の高ポイントを叩き出し注目を集めている。

最近ではあろうことか日本の首都の東京でかなり大きな祭りをやろうと企画しているらしい、誰が金を出すんだ??

  • 財政破綻した市が行っていた映画祭・・・破綻後中止。収支が黒字であれば続けたはずである
  • 平城京遷都1300年祭・・・キャラクターにデザイン料500万円、キャラクターは登場当初、「キモい」と酷評されまくっていたが今ではなかったことになっている。
  • 第2回東京オリンピック・・・開催は難しそうだが、誘致活動の時点で税金が投入されている

[編集] 紙モノ

いわゆる印刷物である。各種通知物の他、公共施設特殊法人等に関するパンフレットやしおり、手引書を大量に印刷する。抱える在庫の量がポイントに直結するため、国民が関心を持たないような内容を心がけている。他の種目に比べて規模が小さいため、基本的には2項目のルール、超過点数が二乗されることを利用して得点を稼ぐ。フルカラーで高級紙に印刷する等、費用面、環境面での配慮が低いほどさらにポイントは高くなる。最近では、「ねんきんとくべつ便」なる通知を、不備という口実により2回も送りなおすという高等テクニックが厚生労働省によって編み出された。

[編集] 得点

得点はいかに無駄であるかによって決定され、優勝者(チーム)には多額の 賄賂・キックバック 賞金がプレゼントされる。税金から。

賞金授与は非公開で行われるが、発覚してしまうと別競技エクストリーム・謝罪が開催されたりもする。

[編集] 関連項目