利用者:Phoque/読みやすい日本語
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
このページでは、「感覚的」だったり「センス」だったりにされてしまっていることの多い、日本語における
- 読点の使い方
- 主語につく助詞「は」と「が」の使い分け
- (以下随時加筆)
について、大野晋の「日本語練習帳」と本多勝一の「日本語の作文技術」からの超おおざっぱなウケウリを書く。
[編集] 読点の使い方
あるひとつの被修飾語があり、複数の修飾語や修飾節がそれを修飾している場合に、まず大原則は
- 長い修飾語(節)を先に、短い修飾語(節)を後に
というのがある。それを逆順にする場合、つまり短い修飾語(節)を先にする場合に、
- 短い修飾語(節)と長い修飾語(節)の間に読点を打つ
これが基本。この基本だけ抑えておけばほとんど十分だったりする。
個人的には、基本的に読点は打ちすぎるよりは打ちすぎないほうがよいと思うが、上記の基本に従って打つべき場所に打たれていないと、誤読を招きやすい。一般的に「読点の有無でぜんぜん違う意味になる」といわれる文は、この基本に従わず、打つべき読点が打たれていない(+打たなくてもいいところに点を打っている)場合がほとんどである。
なお、この修飾語と被修飾語についてのルールは、読点と同時に語順についてのルールでもある。自分の書いた文章がどうも回りくどいと思った場合には、とりあえず同じ被修飾語にかかる複数の修飾語があったら語順をあれこれ入れ替えてみたらどうだろうか。カット&ペーストで簡単にできるんだし。
[編集] 主語につく助詞「は」と「が」の使い分け
「私が食べました」「私は食べました」この二つの文の違いを考えてみよう。
前者は、「誰が食べましたか?」に対する答えであると考えられる。一方後者は「あなたは食べましたか?」に対する答えであると考えられる。
つまり、
- 文の主題が主語(というか行為の主体が何であるか)にある場合は「が」
- 文の主題が主語がした行為(というか述語によって示されているもの)にある場合は「は」
である。
たとえば後者の場合、「私は食べました」という答えがある質問としては、「あなたはなにをしましたか」でもいい。これだとより明確に「述語によって示されるものが文の主題である」ことがわかると思う。