君の縄
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
君の縄(きみのなわ)は、SM官能小説。作者は菊禁則事項です。幾度となく映像化されている。松竹で映画化された際は、主人公の縄の巻き方が「真知子巻き」と呼ばれ、女性の間で流行した。
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[編集] あらすじ
第二次大戦、東京大空襲の夜。焼夷弾が降り注ぐ中、たまたま一緒になった見知らぬ男女、春樹と真知子は助け合って逃げ回るうちに、銀座・数寄屋橋までたどり着く。二人はここでようやく互いの無事を確認する。名を名乗らないまま、互いに生きていたら半年後、それがだめならまた半年後にこの橋で会おうと約束し、そのまま別れる(合い言葉は「あらしのよるに」)。
やがて、2人は運命の渦に巻き込まれ、互いに数寄屋橋で相手を待つも再会がかなわず、やっと会えた頃には真知子はすでに人の妻となっていた。しかし、夫との生活に悩む真知子、そんな彼女を気にかける春樹、2人をめぐる人々の間で、運命はさらなる展開を迎えていく。
道ならぬ恋の関係を超えて、2人は「ひみつのともだち」となる(「真知子巻き」によるところが大きい)。しかしそれは、互いの配偶者にとって、決して許すことのできない禁断の愛であった。
やがて、2人の関係は、お互いの家庭にバレてしまう。2人は、それぞれの家庭内での立場よりも、お互いの愛情を大切にして2人で逃げることを決意し、一緒に暮らすことができる「地上の楽園」を探すため、海外へ旅立つ。その頃、春樹の家族は、自分たちを裏切った春樹を追いかけていた。
雪山を駆けていく2人。春樹が若い女性に目を遣ったことで、1度険悪になった2人だったが、和解してさらに強い絆で結ばれる。だが、春樹の家族は、少しずつ、確実に2人を追い詰めていた。焦りと寒さに体力を削られ、もう歩けないと感じた真知子は「自分を食べろ」と春樹に頼む。泣く泣くその頼みを聞こうとした春樹だったが、そのとき既に彼の家族は間近に迫っていた。春樹は自らを囮にし真知子を助けようとしたが、雪崩が起きて追跡者もろとも巻き込まれてしまった。
春。真知子は山を無事に越え、収容施設で暮らしていたが、居なくなった春樹を思うと寂しくてたまらない。そんなある日、春樹が真知子の前に現れる。彼女は喜んで近づいていくが、春樹は雪崩のショックで記憶を失い、今や真知子もただの肉ぴーに過ぎなかった(ここの描写は、何週間にも渡って延々と続く)。春樹の豹変ぶりを嘆き悲しんだ真知子は、「いっそあのあらしのよるに出会わなければ」と叫ぶ。その言葉がきっかけで春樹の記憶は戻り、2人は再び愛情で結ばれたのであった。
[編集] 「すれ違いドラマ」の古典
真知子と春樹が再会しそうになる(半年ごとの数寄屋橋での待ち合わせなど)と、何か不都合が起きて会えない。何度もこんなことが繰り返された。後のドラマにも引き継がれたパターンである。『君の名は』は、この「すれ違いドラマ」の古典であり、典型でもある。
[編集] SM作品の古典
団鬼六は、本作に感動して『花と蛇』を書いたという[要出典]。
[編集] 主なメディア
本作はラジオで人気を集め、その後、映画、舞台、テレビ化された。
- NHKラジオ連続放送劇
- 1952年。
- 映画
- 1953年~1954年。3部作と総集編がある。
- 舞台
- 1954年11月に宝塚歌劇団花組、12月に星組によって上演された。
- 宝塚版は設定をポーランドに移し『ワルシャワの恋の物語』というサブタイトルをつけて上演。ラジオ、映画版とは違う工夫がなされた。
- テレビ
- テレビでは4度ドラマ化されている。1962年、1966年、1976年、1991年版(NHK朝の連続テレビ小説)。
- ラジオ復刻版
- 2005年3月19から21日。NHKのライブラリーに保管されている音源や台本を参考に復刻ラジオドラマとして放送された。ナレーションは映画版で主人公の氏家真知子役を演じた岸惠子が担当した。
[編集] 君の縄誘拐事件
1952年~1954年にかけて発生した、連続女性誘拐事件。本作に便乗して行われたため、「君の縄誘拐事件」と呼ばれる。名乗り出ていない被害者も多い、といわれている(理由はお察し下さい)。ドラマと同じく「真知子巻き」が行われていた模様である。
特に、1952年はラジオドラマの放送時間に合わせて犯行が行われ、「番組が始まる時間になると、(銭湯の)女湯から人が消える」と言われた。大規模な犯罪であり、複数犯であることは間違いないとされる[要出典]。
あまりに規模が大きいこと、そして迷宮入りになっているところからGH検閲により削除の関与が疑われている。その他、被害者が積極的に被害届を出していないところから、「NHK(と松竹)の宣伝(ヤラセ)だったのではないか?」という声も少なくない。
[編集] 関連項目
- 月光仮面-「銭湯から子供を消した」誘拐犯。手口が「君の縄誘拐事件」と似ている。
| ……この記事「 君の縄 」は書きかけだけど、でも勘違いしないでよねっ! べっ、別に、アナタに加筆して欲しいわけじゃ無いんだからねっ!まっ、まあ、アナタがどうしてもって言うのなら、ちょっとだけ書かせてあげてもいいけど…… (Portal:スタブ) |