地溝油

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地溝油(ちこうゆ)は、中華人民共和国のおもてなし精神、エコロジー精神の結晶とも言える食用油の一種である。

誕生までの経緯[編集]

中国では、客に対し「もてなし」の心を第一としている。「もてなす側」と「もてなされる側」では一種の心理戦のようなものまで存在し、もてなす側は何があっても客を満足させなければならないという使命感を持っており、来客時の食事は椅子以外のものを全て中華鍋に投入し、オイスターソースでからめた豪奢なものとなる。そして客が寸時でも皿を空けようものならすかさず隣から中華鍋の中身が皿へと投じられる、わんこ酢豚、わんこエビチリ、わんこ青椒肉絲、わんこ麻婆豆腐……いくらもてなしの洗礼に慣れた客とはいえ、胃には限界がある。「もう、飽きました、飽くほど馳走になりました」と客が懇願しようと、皿が空いていれば「おや、随分な少食と見える、遠慮は無用ですぞ。」ともてなしは続く。

これに対応するため、客が考案したのが「少しだけ残す」という方法である。もてなし側に向けて料理を残すことにより、もう食べられない、押したらメン出る。という意思表示をすることができ、客は愛の軟禁から解放されることに成功したのである。このお互いを思いやる気持ちから始まった習慣はたちまち全土に広がり、現在も客側の満足を示す中国の良き習慣として、客ははおもてなし側から料理を残すことを望まれるほどになった。

そして、少数人数が料理を残したとしても、次はプラスチックの箱とビニール袋に食させることができるため料理は無駄にならない。しかし、結婚式の披露宴、飲食店などで毎日出る客の満足の量などは一般家庭のおもてなしの比ではなく、当然ビニール袋の食欲にも限界がある。そこで彼らが思いついたのが、母なる大地へのおもてなし」(フホートーキであった。とりあえず配管さん下水道さん召し上がって下さいとばかりに油濃いものをドボドボ垂れ流し、料理が大地へと運ばれる頃には十分に攪拌され、トロリととろけ、えもいわれぬ芳香を放つようになる。そして母なる大地はそれをたらふく食べ、満腹すると、美しき七色の川や、ねるねるねるねのごとく泡立った色鮮やかな川などの美しき景色を国民に見せてくれるのだ。

精製[編集]

リサイクルはエコロジー

しかし、おもてなしはここでは終わらない。その恩恵にあずかろうと、ひしゃくを持ってその川、マンホールの下に赴き、その褐色がかった薄桃色のプルンとしたペーストを盥にすくっては入れ、掬っては入れて持ち帰る者が見受けられ始めたのである。マンホールの下の溝では脂分と油分は沈殿し、どんどん溜まってゆくため、栄養価豊富なペーストを国民は無償で手に入れることができるのだ。そして、稀にそのペーストをそのまま温かいご飯にかけて食す者もいるが、多くの者たちはその半固体の恩恵を木綿で濾し、茶色を呈する成分すなわち下水の主役を濾過。鍋に空けると、スパイシーな香りのする黄色の液体を投じ、一昼夜それをフツフツと煮込む。そして翌日に表面に浮かびあがってきた脂こと、「おもてなし精神の賜物」をすくいとり、今度は青い液を投じ、専用の鍋でひと煮立ちさせ精製すればきれいな油に大変身。最後に一斗缶に詰めて全国へ配送される。

ここまでくれば普通のサラダ油と比べ何ら遜色なく、精製前の個性的な香りも弱まっている。こうして精製された油は安価なうえに、天然由来成分によってからだの一部を成長させる働きがあり、砒素の100倍の栄養価が含まれているアフラトキシンが通常の食用油の50倍含まれており、コレステロールも豊富、揚げ物を揚げればカラッとした仕上がりが長続きする。このように非常に長所の多いこの油は、「再生油」として中国全土の料理店で使用されており、このことはまさに中国のエコロジー精神の高まりを示している。隣国の素晴らしい発明に、日本も近いうちに摸倣に走ることは想像に難くない。

関連項目[編集]

Wikipedia
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