睡眠時遊行症
(夢遊病から転送)
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睡眠時遊行症(すいみんじゆうこうしょう)とは、本当ならとっくに睡眠していなければならない時間であるにもかかわらず、遊びに行ってしまうという悪い癖のこと。寝るのも忘れて遊びに夢中になってしまうことから、夢遊病、夢中遊行症とも呼ばれる。
原因[編集]
両親の不仲、離婚などの家族関係の悪化や、学校の授業についていけなくなったといった学習上の悩みなどによって発症することが多い。
生活環境が変わり開放感もある春休みや夏休みなどの長期休暇に発症し、そのまま習慣化してしまうこともある。
睡眠時遊行症が発症すると、朝寝坊して遅刻や欠席を繰り返すようになる → 勉強がわからなくなる → 学校がつまらなくなり、家でも「勉強しなさい」と言われるため、家庭や学校以外の居場所が欲しくなり、夜遊びをする・・・というように悪循環に陥ってしまうため、発症前の対策が重要である。
治療[編集]
睡眠時遊行症に対する有効な治療法は見つかっていないが、ほっといたら治ったという例も散見される。
強制的な治療として、虞犯少年として家庭裁判所に送致し、少年院に収容する、という方法もあるが、少年院を出院後には再び夜遊び生活に逆戻りしてしまうことも多い。
子どもとの会話を増やす、悪いことをしたらきちんと叱る、地域住民が協力して見守るなど、子どもを取り巻く環境を整えることが治療の第一歩である。
子どもたちの健全な成長のために[編集]
子どもの就寝時間が遅いと
集中力や学力の低下、非行化、性の早熟化
キレやすいといった情緒問題など
いろいろな悪影響が心配されます。
子どもたちの健やかな成長を
願わない親はいません。
子どもは9時までに寝かせましょう。
~AC