大乃国康
大乃国 康(おおのくに やすし、1962年10月9日 - )は、(多分)日本で一番体重の重いケーキ職人&スイーツ評論家。大相撲の元横綱でもある。芝田山親方の名でタレントとしても活動中。
来歴[編集]
189cm211kg(現役最高時)という巨体を生かした雄大な相撲(「にくのおおいおおのくに」という回文にもなった)、というと聞こえがいいが、実際にはそれほど強い横綱ではなかった。幕内最高優勝の回数は千代大海や魁皇より少ない。横綱になった位だから決して弱くはなかった筈なのだが、千代の富士の連勝を止めたことよりも、「皆勤して負け越し」という年6場所制度になってから初の不名誉の方で有名になってしまっている。
当時は九重部屋勢が強くて、というか千代の富士や北勝海らの検閲により削除が圧倒的だった時代で、生真面目でガチンコな大乃国にとっては不運ではあった(ちなみに若い頃は彼自身も検閲により削除をしており、その後ガチンコに転向した)。さらに、小錦に対抗できる体を作るために甘い物を食べようと日々ケーキ作りにせいを出したはいいが、失敗作も残らず自ら平らげていたせいで体重が増え過ぎ、脚の故障や睡眠時無呼吸症候群に悩まされることになる。そこで今度は減量をこころみたが、ケーキを我慢することで体重を減らしたら、筋力まで落ちてしまい、その結果として「弱い横綱」という不名誉な呼び名が定着してしまった。
番付が上がるたびにどんどん太っていったため、小錦と巨漢最重量力士の座を争おうとしたが、なかなか勝てずにいた。 公式では最高体重211kgとなっているが、非公式には最大251kgまで太っていたらしい。 しかしそのころ、腹の大きさでは小錦に負けるどころか自分のほうが大きいことに気づき、巨腹化に専念した。 その後角界最巨腹力士の座をほしいままにしたが、あまりにも大きな腹にこだわりすぎたため、 仰向けに寝ると腹の重さで呼吸困難になるほどになってしまい、睡眠時無呼吸症候群まで患ってしまった。
あまりに大きな腹ゆえに、立ち合いと同時に腹が土俵をつき舜殺で自滅した経験を持つ。
睡眠時無呼吸症候群を患った原因は諸説あるが、最大の原因は巨大化しすぎた自らの腹であるといわれている。
28歳9ヶ月という、廃業や死亡を除くと史上2番目の若さで現役引退。年齢的にはまだまだやれる年だったのに、あまり惜しまれずに角界を去った。一説には、八百長だらけの角界に嫌気がさし、早く好きなスイーツの世界で第二の人生を送りたかったのだとも言われている。他には、「横綱になって一生遊べる金を儲けた」と思ったので辞めたとか。
大乃国は、相撲に支障が出るという本末転倒なほど巨大化した自らの腹にむしろ満足しており、腹の大きさではだれにも負けたくないと語っていたほどである。 スイーツの世界に転身したのは、趣味であると同時に、スイーツを大量摂取することによって、その腹の大きさをキープし続けられると踏んだからでもあると言われる。
引退の真相は本人が明言を避けるために諸説あるが、最大の原因は腹があまりにも巨大化しすぎたことである。 立ち合いと同時に腹が土俵をついてしまって自滅する取組が増えたどころか、しまいには 仕切り時に両手を土俵に着こうとする際に腹が先に土俵についてしまい、まともに仕切りすらできなくなってしまったのである。
それだけでなく、ここまで腹が大きくなりすぎたため、実際の相撲でも、自らの腹が邪魔で相手の廻しを取りに行くことも不可能であった。 これではさすがに相撲にならないと思い、しかしせっかくここまで大きくなった腹を減量で小さくすることは 大乃国のプライドが許さなかったため、最終的に引退を選んだ。
引退後は、念願のケーキ職人としてパティスリー芝田山を開業、またスイーツ評論家として、著書『第62代横綱大乃国の全国スイーツ巡業』(日本経済新聞社 ISBN 4532165687)も出している。虎ノ門(テレビ朝日)や元祖!でぶや(テレビ東京)などでのタレント活動も行っている。
今や、なんの肩書にも『世界一腹の大きな』がつく。
師匠の魁傑にスカウトされ花籠部屋に入門、その後魁傑の独立に伴い放駒部屋に移籍した。その頃、放駒部屋にはまだ大乃国の稽古相手になるような力士がいなかったため、同じく花籠部屋の分家である二子山部屋に出稽古に行き、二代目若乃花、隆の里、若嶋津といった強豪力士の胸を借り成長していった。二子山親方(初代若乃花)は「大乃国はうちで育てたようなもの」と言っている。だが、大乃国が二子山部屋に行っていたのは「強くなれば隆の里が糖尿病になるくらい、山盛りのスイーツがもらえるに違いない!」という間違った動機によるものだった。しかし、隆の里のインスリン注射が実は検閲により削除だと気づいたので、大乃国は自分の部屋で稽古するようになった。もし大乃国も二子山部屋での稽古を続け糖尿病になってインスリン注射をしていたら、検閲により削除に加え検閲により削除漬けだった千代の富士に後れを取ることなど無かった筈である。
エピソード[編集]
ベルナール・ビュフェ(1928-1999)という画家の1987年の作品、『睨み合い』のモデルと言われている。
とにもかくにも、あの大きな大きなお腹にまつわるエピソードには事欠かない。 ・あまりにもお腹が大きいため、「大人を妊娠してる」などといわれたことがある。
外部リンク[編集]
関連項目[編集]
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