将太の寿司

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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「将太の寿司」の項目を執筆しています。

将太の寿司』(しょうたのすし)、通称ショタ寿司は、寺沢大介によるショタコン漫画作品(料理漫画)、およびそこから派生したドラマ・アニメ・小説作品。

概要[編集]

『将太の寿司』は週刊少年マガジン誌上で連載され、単行本が全27巻(文庫では全14巻)刊行された寿司漫画である。続編『将太の寿司~全国大会編~』も1997年より2000年まで同誌に連載され、こちらは単行本が全17巻(文庫では全8巻)刊行されているが、それ以上にコンビニコミックとして何度も販売されている。

なお、コンビニコミックの発売年によって本の厚さが違っているため、同じシリーズ(370円と400円と500円の3通り)のコンビニコミックを読まないと話が重複してしまうことがある。もともと内容があちこちで重複している作品だけあって、この二重の混乱は読者を大いに混乱させている。この混乱と、内容の不自然さを楽しむことができなければ本作品を愛でる事はできない。


スポイラー
スポイラー

警告:以下の文章にはネタバレ、いわゆるスポイラーが含まれています。これにより記事はより空気力学的に洗練され、その結果としてより高速で疾走できるようになります。

もしあなたが、アルバス・ダンブルドアセブルス・スネイプに殺害されることや、エンタープライズDがクリンゴンの攻撃によって撃ち落とされることや、ソウルジェムが濁ると魔法少女は魔女になることや、黒崎一護の父親はもともと死神で護廷十三隊十一番隊隊長だったことや、とらはかつて人間で獣の槍の使い手だったことや、レザード・ヴァレスがオーディンと融合して神となることや、ウルトラマンネクサス及びザ・ネクストは力を失ったウルトラマンノアの不完全体にすぎないことや、阿Qが処刑されることや、ウィキペディアアンサイクロペディアのパロディであることを知らないのであれば、充分注意して、救急箱を手放さないようにしてください。

あらすじ[編集]

小樽から出てきた関口将太が、新人寿司コンクールで優勝する話である。これ以上知りたければ作品を読むこと。

読み処[編集]

まず、新人寿司コンクールからいつの間にか"新人"の部分が欠落する。もとは寿司料亭の経営者にまで新人としての門戸を広げた寿司コンクールであるが、その内容は過酷で新人には到底無理であったためと思われる。

もちろん突っ込みどころ、もとい、読み処は満載されている。千葉の白浜に行くのにあえて外房線廻りで行くあたりはまだマシであるが、絶対味覚などというわけのわからないものが出てきたり、電車に轢かれても翌日に寿司を握れてしまったり、二重人格者が寿司を握るといった不思議な話が列挙されている。

出場者は基本的に失業寸前の窓際族であることが多い。また、勝負日はお題発表の場でいきなり通告される。個人の都合は全く考慮されない。それが「3時間後」の事もあれば「翌日」の場合もあり、「1ヶ月後」の場合もある。ちょっと呼ばれてそのまま勝負突入という訳のわからない展開もあった。

結論:寿司は人間を狂わす

鳳寿司の設定[編集]

将太の父(3巻)によると鳳征五郎は「創業70年の鳳寿司」の五代目だそうである。また当の鳳征五郎(5巻)によると30年前に「初めて店を開いた」(ときに武生包丁の親方を店に招待した)とあるためこの際に開いた店が鳳寿司とすると上記の証言と矛盾することになる。なお、10巻では鳳征五郎は親方から継を継いだことを明言していることから、30年前に「初めて店を開いた」というのは自分の代になり、開いたことを意味していると思われる。単純計算では征五郎の前は10年に1度代替わりをしていることになるため権力争いか代替わりが多い店であることは伺える。

予選の制度の不可解な点[編集]

東京大会の1回戦・包丁勝負の際の審査委員長の話によると東京予選には152人の参加者がいたそうである。包丁勝負は10人ごとに行われているが、ルール通り各ブロックから原則1名しか勝ち残れないのならば2回戦がベスト16になり、3回戦がベスト8、4回戦が決勝(4人による勝負)になるはずである。ところが実際には4回戦の後に決勝(=ベスト4)が行われている。人数的には将太・奥万倉のいたブロック以外にも「例外」的に2名勝ち残ったとこがあったか敗者復活の制度を行ったと思われるが特にその記載がない。

また東京予選・決勝戦のマグロのヅケ勝負の際には見た目が悪いと評価が落ちることを気にしていた将太が、その後の貝の勝負ではあえて見た目の悪いハマグリの寿司をだし評価を得る場面もある。 (また全国大会では(四包丁の一人との試合で)あえて見た目の悪い寿司を出した佐治が逆に高い評価を得ている。)

更に全国大会では、マグロ勝負の際に先のブロックで既出の寿司と似たものを出すと評価が落ちるような話が出たが、それ以前の玉子焼き勝負で高知代表者(先行組)が出したのとほとんど同じ将太(後攻組)の玉子焼きが高く評価されている場面がある。この流れで行くと北海道代表(先行組)同様なまぐろステーキの寿司を出す事自体は決して不利にならないと思われる。AブロックとBブロックでは審査員が違うのだろうか。

量の概念の逸失[編集]

2カンしか作らないはずのコンテストで5人が試食したり……と思ったら審査委員長以外は係が決まっている模様。だが、他の場面では、ほとんど取れない材料で沢山の人が試食するなど、一体どれだけの量を作っているか理解できない場面が多々出てくる。

地区大会の一次予選からして不可思議である。出場者は10人・材料のサヨリは各自1尾、3枚におろしたので2カン分の材料が取れる。そして実際に作成したのは1カン。(評点時の審査員テーブルに注目)、評点が同点となった瞬間に2人の味の勝負に切り替わるが、ここで新たに寿司は握っていない。審査員は7人おり全員が試食をして、更に審査後にも1カン残っている。7カンはどこから出現したのであろう?細工寿司だから切るわけにもいかないはずである。審査員は試食毎に毎回吐き出したのか?


全国大会の一次予選の第2戦も不思議である。調理場には火が無いので、宿舎で作ってきた玉子焼きに点数をつけるのだが、ここで急にお題に「早握り」が追加され、トップの者は300カンを超える玉子にぎりを作る。いきなりである。シャリや酢は主催者が用意したとしても、玉子焼きだけは用意していないはずである。この玉子焼き、どこから出現したのであろう。

そして圧巻は一晩で200人分の弁当を作るくだりである。やってみればわかるが、特に専用設備がある場合を除けば、一人では100人前が限界といえよう。炊飯だけでも複数の大釜が必要である。しかも作ったのは握り寿司ではなく、専門外の弁当である事を忘れてはならない。深夜まで蒲焼の練習をしていたはずなのに、一体いつ弁当を作ったのであろうか? そして将太はそれを一人で列車に運び込んでいる(彼は運転免許を持っていない)。

他にも600人分の弁当を2人で作ったりしている。1人前を1分で済ませたとしても5時間掛かる。もし始めの予定通り1200人分の弁当を作るとしたら、いったいどうしていたのだろう。

全国大会決勝では、山村の小学校で50人前のちらし寿司を作る勝負がある。近くにはよろずやと魚の移動販売が来るだけ。それなのに将太は1人前5個、計250個の大き目のアサリをあっさりと手に入れている。あれはきっと川アサリという新種に違いない。この川アサリは七輪らしきもので4つずつ焼かれる。63回焼いているのである。またクライマックスで漸く登場した「マグロの腰」は一尾のマグロからほんの一切れしか取れない超稀少部位であり、審査員に二カンずつ食べさせようと思ったら最低限でも人数×二尾のマグロを贅沢に使い捨てる必要がある。しかも1ミリずれただけで味が変わってしまうので、万全を期すなら更に大量のマグロが必要になる。日本がマグロの漁獲制限に苦しむ事になった最大の原因は、この使い捨てマグロだろう。

結論:寿司は数字の概念を失わせる。お勘定が高いぐらいで文句を言ってはいけない。

本当に味がわかるのか?[編集]

一人10カンの寿司を作り審査員が食べるくだりが数箇所出ているが、審査員が全員の寿司を食べているのはきわめて不思議である(例外あり)。全員の寿司を順番に食べたら寿司の組み立てが台無しになってしまう。しかも審査員は20~40カンもの寿司を食べているのである。満腹というよりは大食い大会と言ったほうが正確である。

結論:審査員にギャル曽根を加えるべきである。

佐治はいつ修行をした?[編集]

鳳寿司からの東京大会出場権を将太に奪われた佐治は、後に全国大会に現れ将太と闘うというストーリーになっている。日本中で修行をした末に、京都の寿司屋からエントリーしたというのだ。し、しかし、ちょっと考えてほしい。予選~全国大会終了まで2年であり、全国大会中に次の予選が始まっている。予選は毎年あるのだ。

東京大会と京都大会の間に極端な時間差があるはずが無い。千葉で開かれた全国大会では47都道府県からの代表が集まっており、しかも東京代表の将太は後半組だったのだから、予選は同時に行われたか、京都のほうが早かったと考えるのが妥当であろう。これが島根や鳥取代表だとしたら、予選の参加者が少ないということでなんとか誤魔化せても、京都では無理だ。

結論:佐治はさして修行などしていない。出場権を失い鳳寿司を去った後、再就職先の京都からのうのうとエントリーしただけなのだ。

費用はどこから?[編集]

現地への旅費も、材料費も自分もちという、恐ろしいルールで、この寿司コンテストは実施されている。

費用が青天井となることは目に見えている。しかも、一部の参加者は材料の買占めまで行っている。莫大な費用を掛けた素晴らしい戦いが展開されたわけである。こうしたコンテストへの参加費用が上乗せされている分だけ、寿司は高いのかもしれない。

結論:寿司の代金は、目の前の寿司だけではない。

世界一ヒマな観客たち[編集]

どこに行っても沢山の観客が居る。寿司人気、ここにきわまれりという処であるが、お題の発表だけの会場にまで満場の観客が居るのは理解しがたい光景である。しかも現地では、他人が寿司を食べるのを見ているだけ。きっと彼らはエキストラなのであろう。

結論:寿司は食べるものではなく眺めるものである。

衛生面での問題[編集]

勝負場所には上水道が無い場合がある。参加者は水を持ち込んでいるのである。衛生面で問題は無いのであろうか? 米が取れた現地の水で炊けという話も、衛生面からは大いに問題がある。

将太は多くの場合、すし職人の服を着たまま野外に出かけ、材料の採取を行っている。皆がコートを着ていても職人服なのである。洗濯していたとしても、野良仕事をした同じ服で寿司を握るのは職人として問題があるのではないか。

結論:何も気にするな。


本当は将太の楽勝!?[編集]

紺屋碧悟は光り物の買占めを行った。コンテストの価値自体を破壊する行為にお咎め無しとは考えにくい。最終的に別件で寿司協会を追放されはしたが、その後笹寿司もアサクサノリや伊勢海老の買い占めを行っているので、やはり買い占めに関してはなんらお咎めは無いようである。

牛肉のなれ寿司を作った大年寺三郎太は、現場に材料を持ち込み調理するというルールを無視した。本来はここで失格、もしくはペナルティが発生すべきである。

清水哲也は途中で寿司店を解雇されており、出場資格を失っている可能性がある。切島由太は兄の名、切島傀を名乗っている。偽名での参加者は当然失格であろう。

料理人殺しを自称する武藤鶴栄は、全国大会編第4話によると新人コンクール全国大会の特別審査委員長である。ところがその159話では「何だ…あの新人コンクールというものは 茶番もいいかげんにしてほしいものだな」と、自己否定してしまう。その武藤鶴栄がつれてきた紺屋碧吾に勝ったのだから、将太は審査員以上の技量を持つ、審査仕切れない存在なのだ。

コンクールの特別審査員、武藤
コンクールを否定する武藤

それ以前に、とにかく数日あればなんでも習得してしまう将太は間違いなく天才である。また、全国大会は野次、暴言自由という点で非常に珍しい大会でもある。出場者だけでなく審査員まで暴言を吐いている。断言しよう。この本に出てくる寿司職人、寿司協会関係者にまともな人格者は居ない。

結論:やはり、寿司は人を狂わせる。

巴寿司の運命[編集]

巴寿司は将太の実家であり、笹寿司によって材料を絶たれていることで経営が行えずマミる倒産寸前である。

ところで、全国大会では、材料が手に入らなくなると将太は自分で材料を探しに出かけ、確実にそれを手に入れてくる。 とすると、素直に実家でも自分で船を出せば良いのではないだろうか? え? 漁業権? それは最初から将太は無視しているから問題は無い。JASRACと同様、自家消費でも問題となる筈なのに.....(JASRAC登録曲は、たとえ作曲者といえども自由に演奏することはできない)

小樽には意外と寿司屋が少ない。なぜなら観光客が少ないから。笹寿司は17号店まで持っているようだが、OFFシーズンはどうしているのであろうか。巴寿司と共倒れしそうである。その後韓国にも支店を出すが、そっちも経営難に陥り「全国大会優勝職人を使って何とか立て直そう」と将太に泣きつく始末である。と言うか小樽ローカルだった寿司チェーン店舗がバリバリ反日国でやっていける訳がない。すしざんまいクラスの大御所ならまだしも。

北杜夫先生や西原理恵子の著書によると、小樽ではボッタクリが流行っているらしいが、本書によれば実情はもっとひどく、巴寿司は地区大会から全国大会へ掛けての短い期間の間に、「安くてまずい店」と「うまい店」の間を何度も行き来している。また、笹寿司はランチタイムにサービスのイセエビでお客を釣るぐらい安い店に徹することもあれば、うまいものを食べたければ笹寿司に行け、ただし高いから覚悟しろ。と、言われる場合もある。つまり商品が安定していないのであり、これでは観光ガイドの訂正も間に合わず、客の予算とのつりあいなど取れるわけが無い。

結論:回転寿司に行こう。

登場人物[編集]

作者はこのマンガにはDQNしか出していないが、意外と知られていない。どのマンガでも一回は出てくるであろう「○○大学」など大学の存在を思わせる内容がなく主人公の周りはほとんど中卒、冷ややかな目で送り出した同級生も高卒多しと、このマンガには陰気くさい努力と寿司という文字しかない。

関口将太(せきぐち しょうた)
声 - 竹内順子 / 演 - 柏原崇
在日実業家の笹木の御曹司の非常識な言動に周りがみなスルーしているなか、唯一彼だけが体を張って高校に往かずDQNになってまで抗議し続けた。
努力だけで何でも可能にしてしまう規格外の才能を持ち、他の職人が長年かけて身につけた技術をあっという間に踏みにじる外道。極度の厨二病であり、高学歴の作者・寺沢があざ笑う典型的人種である。「男は寿司、女はピアノ」をモットーに臭い台詞で読者を毎度白けさせる。
シンコ(しんこ)
新人寿司職人コンクールの略。将太の足手まといとなると同時に、将太の越えるべき壁として立ち塞がる。トビオという親戚みたいなものもいる。
佐治安人(さーじぇんと)
将太の先輩。コードネームは「さじ・あんと」。5年かけて積み重ねた技術と知識を7日で将太に追い越され、深い恨みを抱く。モットーは「現代は情報の時代」。深いコンピューティングテクニックを駆使し、電話盗聴、私書の開封などを行い将太を追い詰めていく。
渡辺久美子(わたなべ くみこ)
将太のクラスメイトだった女性。将太との会話で気に入らない事があると急に黙り込んだり、突然泣き出す、帰る、家出する等といった行動を起こすメンヘラ。
かなりのストーカー気質の持ち主。
将太が東京へ修行に向かう際、新幹線の時間や座席位置を事前に把握していないと不可能なメッセージボードでの応援から始まり、
下記の様なストーカー行為を繰り返していく。
・佐治に妨害され手紙が届かない事に業を煮やし、ラジオでメッセージを伝えようとする。
・その際に「夢をあきらめないで」を曲としてリクエストするが、「心配なんてずっとしないで 似てる誰かを愛せるから」という歌詞がある事に気付いていない。
・海岸で貝殻を拾い、それに念を込めたものをプレゼントと称して将太に送る。
・すずらん祭りでのちらし寿司勝負の際、呼ばれてもいないのに突然押しかけ手伝い始めた挙句、
放課後に毎日巴寿司の手伝いをする事を申し出る。(巴寿司の経営状況から恐らく無給)
・将太が小樽へ帰郷した際、ウィーンの音楽学校へ留学するかしないかで大騒ぎをする。
・ウィーンの音楽学校ではピアノが下手な事を同級生に馬鹿にされ、手をカッターで切ろうとするメンヘラな一面を覗かせる。
・新人寿司コンクールの関東大会決勝前に突然東京に現れ、将太を無理やりクラシックのコンサートに連れて行く。
その後、鳳寿司で深夜に将太と共に大トロステーキの研究を行うが、まだ中学生であるにも関わらず自分に手を出して来ない将太に対して内心不満を持っていた。
・全国大会決勝前にはウィーンの音楽学校を飛び級の様な形で卒業したとして帰国。鳳寿司に突然現れる。将太の不在を聞くと決勝戦の会場まで追い掛けた。
その直後に将太の父、源治が倒れてしまい将太は小樽へ帰郷するが、後を追う様に源治が入院している病院へ現れる。(その際将太も驚いている)
・全国大会後、笹木の依頼で韓国へ向かう将太に同行。将太は両親の許可が取れた事に驚いていたが、何を今更である。
・将太の寿司2では、念願叶い将太と結婚した姿が描かれているが、ピアニストをあっさり諦め寿司屋の女将に収まっている辺り、
目的は最初から将太だけだったのではないかと推察される。ウィーンの音楽学校にまで留学させたのに、ピアニストであった母親もさぞがっかりしたに違いない。


関連項目[編集]