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(ゆう) とは、「幽霊」という熟語のために不当な差別を受けている漢字である。

概要[編集]

「幽」という漢字の意味は、次のとおりである[1]

1. 暗くて見えない。かすか。
2. 奥深い。
3. 世間から離れてひっそりしている。
4. 人を閉じこめる。
5. 死者の世界。

「幽」の字の主要な意味は、暗く奥深いかすかな様子、世間から離れたひっそりとした場所、というものである。「幽霊」という熟語に使われる場合の「死者の世界」という意味は、5番目に挙げられているにすぎない。このことは、「幽」の字の訓読みが「かす-か」であることにも示されている。

さらに、中国語辞書を見てみると、「幽」の意味は次のように記載されている[2]

1. 奥深い。ほの暗い。
2. 隠れた。内緒の。
3. 静かである。

ここには、「死者の世界」という意味は書かれていない。もっとも、中国語にも「幽霊」という言葉は存在するが、ウィキペディア中国語版では「鬼」という語に転送されており、一般的な用法ではない。漢字が生まれた国である中国では、「幽」の字は死や死者を意味するものではないのである。

つまり、「幽」の字は、もともとは「暗くてかすかな様子」という意味だったが、暗いひっそりとした場所に現れる死者の霊を「幽霊」と呼んだことから、いつの間にか日本では「死者の世界」を意味するものとの誤解が広まり、定着してしまったと考えられる。

不当な差別の例[編集]

このように、「幽」の字は本来「死者の世界」とは関係ないにも関わらず、「幽霊」という言葉の連想から、「幽」の字に誤ったイメージが広まり、不当な差別を生じさせている。

幽門
胃の出口に当たる、十二指腸と繋がる部分。胃の奥の狭まった部分にあることや、胃の内容物を閉じこめる様子などから、そのような名称が付けられたのであろう。しかし、スイーツ (笑)などからは「お化けが出てくる門」だと誤解され、無用に怖がられている。
幽庵焼き
堅田幽庵が考案したことから名付けられた、魚の付け焼き料理である。「幽庵」とは「世間から離れてひっそりした庵」のことである。堅田幽庵は、そのような生活へのあこがれから、「幽庵」を自分の雅号にしたのであろう。ところが、今では「幽庵」が「幽霊屋敷」のように誤解されており、「幽庵焼き」に対しても悪いイメージが広まってしまっている。和食チェーンの大戸屋では、「幽」の字のイメージの悪さから「炭火焼きしまほっけのゆう庵焼き定食」とひらがなで表記している始末である[3]
幽遊白書
「幽遊」を直訳すれば「世間から離れた暗い場所でひっそり遊ぶ」という意味である。しかし実際には、手から弾丸を出したり、何やら光る刀で切り結んだりと、かなり派手に遊んでいた様子がうかがわれる。
幽 (雑誌)
Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「幽 (雑誌)」の項目を執筆しています。
メディアファクトリーから『ダ・ヴィンチ』増刊として発行されている怪談専門誌。もはや「幽」が「怪異」と同義で使われているが、国語辞典にもさすがにそこまでの意味は載っていない。まあ、確かにこんな雑誌を読んでいる人は「暗くて見えない」「世間から離れている」と言われても仕方がない、という気はする。

出典[編集]