接脳名詞

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接脳名詞(せつのうめいし)とは、一般名詞であるの接頭語、あるいは接尾語であり、これに接続して複合名詞を形成する名詞のこと。

概要[編集]

日本語の変化に伴い、21世紀ごろから名詞の1区分として確立された品詞である。

接頭語・接尾語共に接脳名詞に該当する名詞は古くから存在が確認されていたが、単一の漢字ないし熟語が殆どであった。これら接続する語は脳と接続して完全な名詞を形成ししているものとされ、新語の発生も極めて稀であったために、接続語それぞれについての考察はなされることが無かった。

ところが、21世紀に入ると脳への接続語が急激に増加し始めた。取り分け急増したのが、以前には数えるほどしか存在が確認されなかった接頭語であり、ある一つの語が接頭語として用いられたことがきっかけで次々と用いいられるようになった。日本語の枠すら越えて接頭語が出現したことから独自の品詞としての重要性が言語学会より叫ばれ、2007年に接頭脳名詞(せっとうのうめいし)、接尾脳名詞(せつびのうめいし)に細分化される接脳名詞の区分を提唱する論文が発表されて以来、言語学においては認められつつある品詞となっている。

主な接脳名詞[編集]

接頭脳名詞[編集]

接尾脳名詞[編集]

接脳名詞の共通点・相違点[編集]

接脳名詞は、接頭脳名詞と接尾脳名詞で大きく特徴が異なり、現在言語学ではこれらの比較論が盛んである。

もっともよく指摘されるのが、接頭脳名詞に該当する語の幅の広さに対して、接尾脳名詞となる語彙は比較的限られている点についてである。例えば、接頭脳名詞は英語をはじめとする西洋からの外来語、近年ではハングル由来の語も確認されているのに対して、接尾脳名詞は近代以前に成立した語か漢字による語、擬音語、擬態語に限られることが挙げられる。また、娯楽に関する語が目立つ接頭脳名詞と真面目な語に限られる接尾脳名詞という比較も度々なされるところである。このため、両者を十把一絡げにまとめることは適当でないという指摘も多く出ている。

これに対する反論としては、古来成立した接脳名詞は接頭脳名詞と接尾脳名詞の別に関係なく、多くの初出が江戸期の文学作品である解体新書であり、アカデミックな見地において両者を安易に分けることはできないという見識である。

関連項目[編集]