旋風の橘

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『旋風の橘』(かぜのたちばな)は、週刊少年サンデーで連載されていた新本格剣道漫画。作者は猪熊しのぶ

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概要[編集]

恋愛漫画SALAD DAYSで成功をおさめた猪熊しのぶが次に送り出したのがこの旋風の橘である。この作品の特徴的な点として剣道の試合で命を懸ける描写があげられる。これは現在の競技化した剣道界に警鐘を鳴らし、その本質が死合であることを知らしめてことが目的であった。さらに作中で描かれたバブルデスマッチなどの斬新な試合内容は剣道界に衝撃を与えるものであった。

あらすじ[編集]

オレンジを父親に持つ立花橘は剣道で天下を目指すことを決意する。そのために橘は剣道の名門校椿ヶ丘高校に転入するが…

天下事始編
プロローグ。名門高校を舞台に剣に生きる者たちの覚悟を描いている。
天下取り編
陰謀により定時制に追放された橘が仲間を集め天下を目指す姿を描く。
熱闘!玉竜旗編
高校剣道界最大のタイトル玉竜旗でライバルたちを打ち破り優勝するまでを描く。
黒田流修行編
玉竜旗を制覇した橘が神の天下を目指すため剣道家黒田運州のもと、ライバルの本質を悟る。
旋風の橘編
最終章。ライバルの本質を悟った橘と道場破りを重ねついに賢木を打ち破った柳田の死闘が描かれる。

この漫画における剣道のルール[編集]

われわれが想像する一般的な剣道と違い、相手を戦闘不能に至らしめれば勝利となる。これは本来の剣術が己の誇りを懸けた死合であるという信念に基づくものである。それゆえに作中では対戦相手が血を吐いて倒れるということも珍しくはない。また、それを実現するためにスパイラルのような破壊力に特化した技が編み出されている。

登場人物[編集]

立花橘(たちばな たちばな)
主人公。尊敬する父親のような立派な男なるため剣道で天下を目指す高校生。自由奔放な性格だが天下をバカにされると怒り狂う。また勝負のためなら負傷した味方すら気に掛けない非情な一面を持つ。
すべての修行を終え挑んだ柳田との戦いの最中、剣道を楽しむ心から天衣無縫の極みに到達し、柳田との死闘に決着をつける。
柳田邦彦(やなぎだ くにひこ)
主人公のチームメイトにして最大のライバル。中学時代関東ベスト8という実績を持つ。時の「伸びる竹刀」により、首から落下し死亡したと思われたが、のちに復活した不死身の男。
橘が失踪した後、賢木への復讐を遂げ、また狂ってしまった恩師滝田をも討つ。この物語の裏の主人公である。
最終章では宿命のライバル橘と最後の死闘を繰り広げる。
大西洋平太(おおにし ようへいた)
橘の親友。帰化黒人であり、名前が海から取られているのはその名残である。その長い手足を利用して素手剣道などの斬新な概念を打ち出した。
時の後輩の卑劣な策略により、命を落とす。
守山薫(もりやま かおる)
柳田の中学時代の先輩で、剣道は柳田と互角という実力者。先輩と後輩の関係に当たる千場とのエピソードは涙なしには見られない名エピソードである。
千場との死闘で重傷を負い戦線を離脱する。
ネギ・スプリングフィールド
10歳で教師となった魔法先生。高校に姿を変えて潜入し橘のチームメイトとしてともに戦う。多くのライバルたちと魔法を利用した戦闘を繰り広げた。
山口歳三(やまぐち としぞう)
通称レゲエ。ヒップホップ好き。レゲエを剣道に生かした戦闘スタイルを得意とする。初心者だったが、玉竜旗で試合を重ねるうちにいつしか定時制になくてはならない存在にまで成長していた。
千場のスパイラルの前に太刀打ちできず、命を落とす。しかし結果的に彼の犠牲により、スパイラル攻略のヒントを得る事ができた。
時善次郎(とき ぜんじろう)
本来は妹思いのやさしい男だが、病気の妹のために冷酷な殺人マシーンと化す。練習試合で橘に敗れたのち修行を続けたが、再戦を誓った玉竜旗において千場のスパイラルの前に命を落とす。口癖は「殺しちゃったらゴメンな」。
賢木(さかき)
「消える竹刀」を武器とする中学最強の男。玉竜旗でも橘と激しい試合を繰り広げた。
かつて試合において柳田の彼女を殺害し、柳田に怨まれている。
橘失踪後、復讐に燃える柳田の手にかかり死亡。
千場(せんば)
竹刀を回転させることで破壊力を増した突き「スパイラル」を武器とする男。昔は守山にあこがれていたが、裏切られたと思い憎んでいる。そのためか馴れ合いを嫌っている。
守山に重傷を負わせるも、橘に敗北。守山と高校の先輩たちのおかげで命は取り留め、守山と和解した。
月島(つきしま)
剣道の指導者。新しい時代の剣道に対応するため、数々の斬新なトレーニングを生み出す。しかしその姿勢が滝田の反感を買い、椿ヶ丘高校を追放される。玉竜旗における彼の転任先の高校との数々の試合はこの作品屈指の名勝負である。口癖は「フフフ……小躍りしたい気分だよ」
玉竜旗後、丸腰のところを精神的に狂った滝田に銃で撃たれ、命を落とす。
滝田(たきた)
全日制の顧問。剣道の名指導者。しかし、新しい時代の剣道を理解できず、そのため橘と月島を目の敵にしており、彼らを罠にかけて追放してしまった。
自分の育てた柳田までもが去り、新生剣道部を率いるも月島の高校との試合に惨敗、そのせいでヤク中になってしまった。
玉竜旗後、月島を射殺。刀を手に「平成の宮本武蔵」を名乗り、惨殺魔と成り果てる。
最期は柳田の手によって引導が下される。最後の最後、正気に戻り、柳田の成長を喜びながら逝く。
黒田運州(くろだ うんしゅう)
日本を代表する凄腕の剣道家。初めて会った橘にあんまんの代金として1万円を要求したが、それは天下の本質を橘に理解させるためだった。
黒田家一子相伝の掟により、天州によって斃される。
黒田天州
運州の息子。運州からの評価は低い。

名言集[編集]

「まさかちゃんとした道場でなきゃ練習できません、なんて言わねぇよなぁ?」
バブルデスマッチ時のセリフ。武術家はいかなる時いかなる条件でも、戦わなければならないという本質を表現している。
「天下を目指す男はいつでも命がけじゃ。敗者にかける言葉はないんじゃ」
柳田が時の伸びる竹刀の前に無残にも破れ去った時の橘の台詞。戦いの非情さを表現した名言として名高い。
「殺しちゃったらゴメンな」
時が橘との試合前に言ったセリフ。武の探究のためなら殺人すらいとわないという"覚悟"を表現している。また、対戦相手の橘に対してもその覚悟があるのかという覚悟を問う屈指の名言である。
「天下とは"ミカン"のようなモノだと思っとる」
天下の本質を一言で表現している。ちなみにここで言うミカンとはオレンジことジェレミア卿を指す。

評価[編集]

あまりの斬新な剣道の描写に時代がついていけなかったのか、連載時の評価は芳しいものではなかった。しかし、バンブーブレードの成功もあり剣道が注目される中、新しい時代の剣道を生み出した旋風の橘を再評価するべきだという声が大きくなっている。

関連項目[編集]


金剛番長.jpg この『旋風の橘』は、漫画に関する項目にしちゃまだ情報が全然足りねぇ
これじゃスジが通らねぇな。
てめぇらの力と根性で、もっと充実した記事に仕上げるんだ。
何!?そこまでの文才が足りねぇだと!!?そんなこと
知ったことかーーー!!! (Portal:スタブ)